今や、働く人にとって人と会話によって仕事を進めることはほとんどない。
社内においても、出先からでもPCや携帯端末でメールや画像を送って担当者が処理する。
こういった環境の中で互いに言葉を交わすことがなくなり業務に支障が出るようになった。
そこでAI(人工知能)が開発された。
これにより端末から発信された情報を解析し誰が何を求めているか判断し必要としている人に情報の発信を促す。
こうすることで会話が成立し業務の改善に役立っていると。
このような業務を専門に行う企業も現れている。
無駄な会議と揶揄された時代もあった。
しかし、人と人が顔を合わせて議論することにより相手の表情や声の調子で雰囲気を窺うことができる。
今は、言葉を発信するだけ。微妙な意味合いをつかみ取ることは難しい。
近い将来、AIに振り回される危惧を感じた。