衆議院東京10区および福岡6区の補選が今日投票日。即日開票される。
先週は新潟県知事選が投開票された。
NHKの出口調査で米山氏優勢が打たれた。
大差を付けて自公推薦候補を破り当選。
告示六日前の立候補、誰も当選予想はしていなかった。
それどころが票差がどのくらいかに関心があった。
選挙戦が始まるとともに急速に追い上げ終盤には横一線まで行った。
民進党は連合に気を使い自主投票。
終盤追い上げが激しくなり当選もあり得る情勢になるとバスに乗り遅れるなとばかりに
幹部が新潟入り。最後は蓮舫代表までが登場。
その効果があったかどうか”?”だが。ともかく当選を果たした。
政権に与えた衝撃は計り知れない。
かつて田中角栄の「領地」であった。
田中角栄を支持しないものは人にあらず。平家にあらずば人にあらずの現代版であった。
新潟といえば越後。越後と言えば上杉謙信。「義」のために戦うことを家訓としてきた。
私利私欲では動かない。
が、田中角栄は謙信公と真逆の私利私欲に走り晩年を汚したまま旅立った。
娘も娘婿もかつての勢いは衰え、娘婿に至っては司直の手を煩わせる仕儀となった。
盛者必衰の理か。
これで、沖縄・鹿児島に続き野党共闘プラス市民の力が次第にその成果を上げつつある。
民進党にとってまさに腹を据える正念場に来た。
単独で政権など復帰できるわけがない。
民主党時代の総括も満足にできないまま政党を変えた。
歴史的に見てこういう政党の結末は見えてくる。
本気で自公と対峙し政権につこうとするなら野党共闘に踏み出すしかない。腹を据えて。
補選の結果や如何に。