東京で停電があった。
国会内で打ち合わせ中に突然だ。
586000戸が停電。地下に敷設している27万5000ボルトの電力ケーブルが燃えたとのこと。
敷設してから相当の年月を経ているみたい。
東電に限らず今やこの国のインフラは高度成長期に完成したものが多く保守に気が回っていない。
災害に備えた点検作業でも、そのノウハウが継承されていないことに大きな原因があると専門家は指摘する。
当地のJRにおいても、旧国鉄時代の車両を使用しているがその整備マニュアルが継承されていない。
そのため、エンジン故障や通常の点検整備にも支障をきたしているとか。
いくら民営化されたといえども、技術はしっかりと継承しなければ。
設備を構築した後の保守点検をキッチリと頭に入っていない。
毎日、何となく動かして何もなかったからそれでいいか。では、済まされない。
まったく修理の仕方もなくなって廃止するまでは保守に必要な金は掛けねば。