ガンで余命三カ月と言われたときどう対応するだろう。
死にたくないと叫ぶだろうか?
粛々と受け入れるだろうか?
70年生きてきてこれといって何かを成したわけでもない。
平凡ていえばそうだが。
しかし、自分が気づかないだけで周りでは「自分勝手なやつだ」ぐらいの見方はされているのだろうな。
何となくそんな空気を感じてこれまで生きてきた。
これからもそうだと思う。
迷惑を掛けた、と思ってはいないが自分の価値判断だ。
世間の常識で測れば多分違っているか、な。
日本人男子の寿命が80を少し超えたという。
とするとあと10年弱か?
何だかもうどうでもいいというか、いつ死んでもいいや。
って、いうが、風邪ひいて熱でもあれば急ぎ病院へとんでいく。
ユーチューブから取り込んだ歌謡曲で春日八郎のが10数曲ある。
PCゲームの時はそれを聞きながらだ。
何故か、若い頃のことをあれこれ思い出す。
歌の文句じゃないが、何も言わずに別れた女。
NHKの朝ドラのヒロインが自分の青春と重なる。
あんな時代だっかなー、と。
よく聞くとバックに流れているメロディーもあのころはやったものみたいに聞こえる。
余命三カ月と言われて二年間生きて最近亡くなった。
そこまで生きながらえる力があったということか。