中東の騒ぎはいつだって宗教がらみだ。
イスラム教どうし、シーア派・スンニ派が争っている。
後継者ムハンマドは直系でなければならんとか、イヤ、教えに忠実なものがなるべきだとか。
それで鉄砲をぶっ放して血を流す。
それが、アメリカにもあった。
トランプが突然エルサレムをイスラエルの首都だと言い放った。
これにパレスチナだけでなくイスラム教徒が怒りをぶつける。
国連でもこういう問題は微妙なことだとしてアメリカに対し非難決議を。
トランプにはトランプの事情がある。
娘婿がユダヤ教信者だ。
そして共和党にはキリスト教福音派と呼ばれるのが大多数。
彼らの支持なしにはトランプは政策を前に進められない。
経済的にはユダヤ系アメリカ人が重要な産業・金融機関を握っている。
つまり宗教的には「福音派」経済的には「ユダヤ人」だ。
彼らの支持なしに政権の維持はあり得ないと言うわけだ。
やはり宗教がらみがアメリカにも根深くある、ということか。