現行、小選挙区比例代表並立制が施行されて20年になると民法が伝えていた。
4割の得票で8割の議席。
導入が図られたころ共産党だけが批判していた。
著しく民意を欠くと。
それが現実となって各局が取り上げた。
本日のある番組でも。
完全な選挙制度はないかもしれないが、と前置きしながらも小選挙区における死に票の多さを
取り上げていた。
有権者の投じた一票が正しく反映されるのは比例選挙だ。
得票数に応じて議席を当てていく。
選挙区割りをどうするかは当事者間で議論するのがベスト。
この制度によって人口の増減にほとんど影響されることなく一票の格差も限りなく一倍とちょっとだ。
今次総選挙の結果、一票の格差が拡がった。
全国各地で裁判が戦われることになる。
裁判所も「違憲状態」などと生ぬるいことでなく、「選挙結果無効」ぐらいの判断を示さなければ
国会は格差是正に動かない。