切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

バンコック・デンジャラス

2009年05月23日 | 映画

この前、飲みに行く前に観に行ってたのは、バンコック・デンジャラスです


          
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暗殺成功率99%の殺し屋が、たったひとつのミスから運命を狂わされる

そんな歌い文句が付いていたこの映画。
ニコラス・ケイジが主演だったのは、ちょっとアレだったけど
予告編から面白そうだったので観に行くことにしてました
なんでニコラス・ケイジ、アクションスターの位置づけにいるんだろ・・・

完璧な計画を立てること、全ての痕跡を消すこと、契約を守ること、
一般人と関わらなこと、そして引き際を誤らないこと。
自らに科した厳格なルールの元、完璧な暗殺を行ってきた殺し屋ジョー。
そんなジョーは、バンコクでの4つの殺しを最後に、引退を考えてて
いつもは関わったアシスタントまでも足がつかない様、殺すんだけど
今回、現地で雇った通訳兼アシスタントを、ひょんなことから弟子にして
彼に暗殺の技術を教え込むことに。
そして、やはり現地の一般人である聾唖の薬剤師に恋をしてしまい

ルールを破り、一般人と関わりを持ちすぎてしまったジョーは、
アシスタントから最後の仕事のターゲットが良き政治家であることを聞かされ
「契約を守る」という掟も破ってしまう。
ターゲットを殺せなかった殺し屋は、追う立場から一転、追われる立場に変わる。
警察のサイレンに包囲された中、
自分を狙った雇い主を追い詰めたジョーのとった行動とは・・・

お話は、こんな感じ

この映画、同じ監督によるセルフ・リメイクなんだそうです。
6年前に、「レイン」(ジョーが恋した薬剤師の名前。でも原題は今回と同じ)
という映画を作ったんだけど、今度は英語版で作り直したんだそうで。
「喋りすぎる殺し屋が多いから、寡黙なヤツを作りたい」という
コンセプトは同じで、アクションや登場人物像にアレンジを加えたそうです。
だから、「寡黙な殺し屋」も前回は唖、今回は言葉がわからない外国人、
にすることで実現させたんだそうな。

ふ~ん、なるほど~・・・・って思ったけど・・・

いかんせん、暗い

ニコラス・ケイジ、全然、笑わないし、弟子とのふれあい?も暗いし
ラストなんて、もう真っ暗
や、確かに意外だったけど
でも、ニコラス・ケイジなんだから、も少し明るくてもって思いました

一緒に観に行った人とも映画の話では盛り上がらなかった
悪い映画じゃないけど、見てたこっちまで「寡黙」になっちゃう映画です