井口資仁が監督を引き受ける際「どうしても欲しい」と直訴した人物 【BEST TIMES】
「BEST T! MES」連載30問30答、2018年最初に登場するのは2017年の雪辱を期す千葉ロッテマリーンズの新監督・井口資仁氏。「Q12.新生ロッテのためにまず着手したことは何ですか?」。
二軍監督としてぜったいに来て欲しかった同級生
監督就任のオファーを受けた際、球団からチームつくりに関して「自分色に染めていい」という言葉をもらっていたので、チーム首脳陣の人選は、かなり僕の希望が反映されています。何年か前から「もし自分が監督をやるんだったら、こういう人とやりたいな」と思っていた人に声を掛けました。
球団との話し合いの中では、チームとしての今後のビジョンについて、球団から「選手の育成ももっとしっかりやっていきたい」という意見ももらいました。僕自身もその必要性を痛感していたので、「ぜひ、取り組ませてください」と応じたわけですが、そこで僕の出した第一の条件というか希望が、今季から二軍監督を務めてもらう今岡真訪(いまおか・まこと)の招聘です。
同い年であり、ともに大学生としてアトランタ五輪に出場した仲でもある彼は、僕が野球界で最も信頼を置く人物。自分が監督になるのだったら、絶対に欲しい人材なのだと、球団に伝えました。
現在のマリーンズにレギュラーを約束された選手はほとんどいません。現時点で僕が、「アクシデントさえなければポジションを任せよう」と想定しているのは、内野手では鈴木大地くらい。どの選手にもレギュラーを狙うチャンスがある状況です。
そういうチーム事情に、一軍と二軍の指導法を一貫するという目的も重なり、昨年の秋季キャンプは、一軍と二軍の枠を撤廃して行いました。そして、2月1日からの春季キャンプも、同様のスタイルでスタートする予定です。
ただ、キャンプの日程が進み、オープン戦が始まり開幕が近づけば当然、一軍と二軍の振り分けが進むことになります。そして、一軍と二軍の枠が完成した段階……それはおそらくファームの開幕の時期になると思いますけど、その時に両者には明確な差をつけるつもりです。
一言でまとめると、二軍を、選手たちが「ここにはいたくない」と心から思う場所にします。
僕は昨年8月、福岡でのホークス戦に出場した後、9月の引退試合まで一軍登録選手から外れ、1か月ほど二軍で調整を続けました。実は僕は、その時まで浦和球場に足を運んだことがなかったんですけど、初めての二軍経験は少しショックでしたね。
練習施設、練習内容、選手のモチベーションの低さ……厳しい言い方をすれば、「これじゃあ上手くならないだろうな」というのが正直な感想です。
一軍と二軍の環境や待遇に大差がないから、選手たちはどうしてものんびりとしてしまう。閉塞感がありながら、緊張感はなく、ある意味で居心地が良くなってしまっているんです。
今岡二軍監督は、性格にしっかりとした芯の通ったタイプで、自分の信念を絶対に曲げません。そういう環境の二軍の改革にはうってつけのタイプです。
一軍から落ちてきた選手が、「また上から声がかかるまで待つか」ではなく「ファームで結果を残さなきゃ」と思う環境。ケガのリハビリをする選手が、「ゆっくり治そう」ではなく「一刻も早く、出場するレベルまで回復しなきゃ」と思わざるを得ない雰囲気。今岡二軍監督は、僕のこの考えを理解してくれていて、そういう環境を作ると言ってくれているので、ものすごく頼りにしています。
そして、この二軍改革は、単純にファームの選手のレベルを上げることだけが目的ではありません。「二軍には絶対に落ちたくない」と思う選手たちが、一軍でレベルの高い生存競争を行うことも期待しています。
〈明日の質問は…「Q13 独自色のある井口ロッテ体制の組閣、どういう経緯があったのでしょうか?」です〉[了]
Q.レギュラーを約束された選手がいない…とは??
A.みんな1.5軍レベル。
決して、選手層が厚くて、誰が出ても活躍するっていう意味ではない。
2軍の居心地を悪くするのはいいですね(≧▽≦)ノ
どんどんやりましょう(^_^)
何が何でも這い上がるんだという闘争心は大事です。
ぬるま湯では、強い選手は育たないのですよ。
浦和へ応援に行く皆さんも、いぐっさんの意図をちゃんと理解して選手に声かけましょうね(^_^)
温かい言葉をかけて、居心地よくしてはいかんというコトです(≧▽≦)ノ
みんなで、心を鬼にして、罵声を浴びせ続けるのですよ?(^_^)
ソレが、選手のため、ひいては強いロッテを生むためなのですから☆≡(>ω<゛)≡
さぁ…
みんなで、ギスギスした浦和球場を作ろう(≧▽≦)ノ
「BEST T! MES」連載30問30答、2018年最初に登場するのは2017年の雪辱を期す千葉ロッテマリーンズの新監督・井口資仁氏。「Q12.新生ロッテのためにまず着手したことは何ですか?」。
二軍監督としてぜったいに来て欲しかった同級生
監督就任のオファーを受けた際、球団からチームつくりに関して「自分色に染めていい」という言葉をもらっていたので、チーム首脳陣の人選は、かなり僕の希望が反映されています。何年か前から「もし自分が監督をやるんだったら、こういう人とやりたいな」と思っていた人に声を掛けました。
球団との話し合いの中では、チームとしての今後のビジョンについて、球団から「選手の育成ももっとしっかりやっていきたい」という意見ももらいました。僕自身もその必要性を痛感していたので、「ぜひ、取り組ませてください」と応じたわけですが、そこで僕の出した第一の条件というか希望が、今季から二軍監督を務めてもらう今岡真訪(いまおか・まこと)の招聘です。
同い年であり、ともに大学生としてアトランタ五輪に出場した仲でもある彼は、僕が野球界で最も信頼を置く人物。自分が監督になるのだったら、絶対に欲しい人材なのだと、球団に伝えました。
現在のマリーンズにレギュラーを約束された選手はほとんどいません。現時点で僕が、「アクシデントさえなければポジションを任せよう」と想定しているのは、内野手では鈴木大地くらい。どの選手にもレギュラーを狙うチャンスがある状況です。
そういうチーム事情に、一軍と二軍の指導法を一貫するという目的も重なり、昨年の秋季キャンプは、一軍と二軍の枠を撤廃して行いました。そして、2月1日からの春季キャンプも、同様のスタイルでスタートする予定です。
ただ、キャンプの日程が進み、オープン戦が始まり開幕が近づけば当然、一軍と二軍の振り分けが進むことになります。そして、一軍と二軍の枠が完成した段階……それはおそらくファームの開幕の時期になると思いますけど、その時に両者には明確な差をつけるつもりです。
一言でまとめると、二軍を、選手たちが「ここにはいたくない」と心から思う場所にします。
僕は昨年8月、福岡でのホークス戦に出場した後、9月の引退試合まで一軍登録選手から外れ、1か月ほど二軍で調整を続けました。実は僕は、その時まで浦和球場に足を運んだことがなかったんですけど、初めての二軍経験は少しショックでしたね。
練習施設、練習内容、選手のモチベーションの低さ……厳しい言い方をすれば、「これじゃあ上手くならないだろうな」というのが正直な感想です。
一軍と二軍の環境や待遇に大差がないから、選手たちはどうしてものんびりとしてしまう。閉塞感がありながら、緊張感はなく、ある意味で居心地が良くなってしまっているんです。
今岡二軍監督は、性格にしっかりとした芯の通ったタイプで、自分の信念を絶対に曲げません。そういう環境の二軍の改革にはうってつけのタイプです。
一軍から落ちてきた選手が、「また上から声がかかるまで待つか」ではなく「ファームで結果を残さなきゃ」と思う環境。ケガのリハビリをする選手が、「ゆっくり治そう」ではなく「一刻も早く、出場するレベルまで回復しなきゃ」と思わざるを得ない雰囲気。今岡二軍監督は、僕のこの考えを理解してくれていて、そういう環境を作ると言ってくれているので、ものすごく頼りにしています。
そして、この二軍改革は、単純にファームの選手のレベルを上げることだけが目的ではありません。「二軍には絶対に落ちたくない」と思う選手たちが、一軍でレベルの高い生存競争を行うことも期待しています。
〈明日の質問は…「Q13 独自色のある井口ロッテ体制の組閣、どういう経緯があったのでしょうか?」です〉[了]
Q.レギュラーを約束された選手がいない…とは??
A.みんな1.5軍レベル。
決して、選手層が厚くて、誰が出ても活躍するっていう意味ではない。
2軍の居心地を悪くするのはいいですね(≧▽≦)ノ
どんどんやりましょう(^_^)
何が何でも這い上がるんだという闘争心は大事です。
ぬるま湯では、強い選手は育たないのですよ。
浦和へ応援に行く皆さんも、いぐっさんの意図をちゃんと理解して選手に声かけましょうね(^_^)
温かい言葉をかけて、居心地よくしてはいかんというコトです(≧▽≦)ノ
みんなで、心を鬼にして、罵声を浴びせ続けるのですよ?(^_^)
ソレが、選手のため、ひいては強いロッテを生むためなのですから☆≡(>ω<゛)≡
さぁ…
みんなで、ギスギスした浦和球場を作ろう(≧▽≦)ノ