ブログを移転してきて500日、まめに書いたり思いっきりさぼったりした結果、記事100本に到達した。
一年半前の自分といえば、コロナ前の環境で細々働きながら不労所得ないものか、テレワークないものか、としながら深海魚のように日の目を見ない暮らしをしていたが、現在に至ってもそれは変わっていない。
実際新型コロナウイルスの影響でその職を離れることになっているわけだが、その一方で緊急事態宣言が解ければ新社会人との生存競争をせねばならんので、どうしてもっと枝葉を広げて置かなかったのかという思いもある。が自分は想像以上に怠惰な人間だったらしく、事ここに至ってもなお必死さを振り絞ることができない。金も権力もない、しかし漫然としたフラストレーションだけが折り重なった中年男性として発酵を続ける始末である。
楽しいことだけを数珠のように繋いで生きていくことができたならよかったが、しかし自分自身その”楽しいこと”に疑問を持ってしまった以上自己催眠をかけることもできない。
せめて楽しかった思い出だけを抽出し、まったく無味乾燥だった人生ではなかったことを記録しておこうと思う次第である。