人生エクソダス

なんてことのない日々のこもごもをつらつらと書き連ねたり連ねなかったりする。

2021 02 28

2021-02-28 02:12:00 | 日記

 ブログを移転してきて500日、まめに書いたり思いっきりさぼったりした結果、記事100本に到達した。

 一年半前の自分といえば、コロナ前の環境で細々働きながら不労所得ないものか、テレワークないものか、としながら深海魚のように日の目を見ない暮らしをしていたが、現在に至ってもそれは変わっていない。

 実際新型コロナウイルスの影響でその職を離れることになっているわけだが、その一方で緊急事態宣言が解ければ新社会人との生存競争をせねばならんので、どうしてもっと枝葉を広げて置かなかったのかという思いもある。が自分は想像以上に怠惰な人間だったらしく、事ここに至ってもなお必死さを振り絞ることができない。金も権力もない、しかし漫然としたフラストレーションだけが折り重なった中年男性として発酵を続ける始末である。

 楽しいことだけを数珠のように繋いで生きていくことができたならよかったが、しかし自分自身その”楽しいこと”に疑問を持ってしまった以上自己催眠をかけることもできない。

 せめて楽しかった思い出だけを抽出し、まったく無味乾燥だった人生ではなかったことを記録しておこうと思う次第である。


楽しかったやる夫スレを思い出す 24 やる夫のワイルドアームズ2ndイグニッション

2021-02-28 01:41:46 | やる夫スレ

 タイトルにもあるとおり、やる夫がPSゲーム「ワイルドアームズ 2ndイグニッション」の主人公、アシュレー役をやっているやる夫スレである。
 スレ主の独自のこだわりとして、やる夫の一人称が慣例的な”やる夫”でなく”オイラ”になっている。なおアシュレーの一人称は”僕”。

 2009年当初は一般的なやる夫スレ同様の紙芝居だった。つまり動的なキャラの動きというより、武器+キャラ あるいは キャラ+エフェクト での表現だった。しかしスレ主が矩形処理によるAAエディタを使った独自のAAを多数作成するようになり、一気に漫画のようなダイナミックな構図を自在に操れるようになり見た目の派手さが抜群に上がった。
 やる夫がサンライズパースで地面に剣を突き立てているAAや、やる夫が巨大な剣で敵?を一刀両断しているAAはこのスレ主が作ったものである。

 ARMS創始者であるアーヴィング・フォルド・ヴァレリアを阿部高和なところはまだしも、妹のルクレツィアを道下にするという狂った配役を除けば「ローゼンメイデン」や「らき☆すた」から登用される当時のスタンダードな配役であり、例外的にリルカを「みなみけ」の夏菜にしたことを除けば手堅い登用である。

 割とオリジナル展開もあるが、本筋から逸れないような場面での挿入なのでメイン進行に障ることにはなっておらず、却って”この場面の時、別の場所ではこうだった”というシナリオの奥行きを加える結果になっていて、58話というボリュームも食べきれる程度の大盛りのような感触なので、懐かしさをモチベーションにして読めば休日はあっという間になくなるだろう。