夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

気恥ずかし天国…☆

2013年10月26日 | 旅行
勉強に集中したい時は、ご飯を食べに行くのもおっくうになる。寒いし。
最近「ニャヤヨが食堂に行ったついでに買ってきてもらう」というワザを覚えた。
西安名物「肉挟」と「菜挟」。学食の中ではイケる方。
もしこれらも飽きてしまったらいよいよやばい。

「肉挟、売り切れてた。」12時半にニャヤヨが帰ってきてそう言った。
「早く行かないからだ」
「人に買いに行かせておいてその言い草…」

昼寝をしていたら、ドアをノックする音。
王ちゃんがやってきた。やばい、寝すぎた。「どうぞ~」
部屋まで来てもらっておいて、ベッドの上から出迎え。

王ちゃんはあたしが今回持ってきたニンテンドーDSがお気に入りのよう。
貸してあげると夢中で遊んでいる。かわいい。
インスタントの味噌汁をいれてあげたら、「お湯を入れただけでワカメがちゃんと戻るのはすごい」と言っていた。日本の技術力!

夕方スタジオへ。
今日のヒップホップは来たのがあたしだけで、1対1のレッスンだった。贅沢。
いつもより難しいことをやってくれて、ついていくのがやっと。
先生が給料日だからと言ってスプライトを奢ってくれた。

メールをくれた例の男の子、あたしのレッスン中他の部屋にいた気がしたけど、レッスン後には姿が見えなかった。
今会ってもまだちゃんと話す準備もできてないし…と思ってそそくさと帰ってきた。

帰り際、学校の外の外資系スーパー「バンガード」の3階フードコートに行った。
一人で食べる時にちょうどいい。
何を食べようか選んで歩いていると、なんだか視線を感じる。
ニャヤヨとハルちゃんがご飯を食べていた。買い物帰りだったらしい。
そこに混ぜてもらって一緒に食べた。この2人は決してそういう関係ではないけれど、お邪魔だったかしら。

騒音戦士地獄…★

2013年10月26日 | 旅行
"学級委員"が紹介してくれた相互学習のパートナーの男の子、なかなかかわいい。
教え方も上手。ホントにありがとう、"学級委員"。
彼の名前は日本読みするとリンシゲン。でも訓読みで「はやしたまひこ」と読めなくない。
たまひこもなかなか鋭い質問をしてくる。
「私の友達の王さんです。…2番目の"の"はどういう意味?」
平仮名もままならない子が使うような参考書の、初めの方のページでこの例文はないんじゃないの?
「友達の王さん」は「王さんは友達のもの」という意味ではなく、「友達である王さん」という意味だから…。うまく説明できない。
たまひこを手放したくない。ちゃんと教えて嫌われないようにしないと。

火曜日、東京から送った荷物が部屋の前に置いてあった。
なぜか宿舎から歩いて5分の外文楼に届いていたのを、たまたまそこにいたニャヤヨが部屋まで届けてくれたのだ。
船便で1ヶ月ちょっとかかった。あれ、でも、6箱送ったのに、あとの5箱は?

水曜日、電話があって、南門まで荷物を取りに行けとのこと。
南門まで10分……こんな時に限ってニャヤヨもイシダも居ない。
自転車で取りに行ったら2箱あった。
うち1箱は側面がひどく破れていて、今にも中のものが飛び出しそう。もしかしたらすでに何か零れ落ちたかもしれない。
あと3箱。

木曜日、残りの荷物が今度はちゃんと宿舎に届いた。
3箱とも無事だった。1階からニャヤヨが2箱、あたしが1箱運んで一安心。
これで生活が少し豊かになる。

あとは1階に引っ越せればいい。
「アーイー、1階のあっち側、まだ改装終わらないの?」
「まだよ。あなた1人部屋だからいいじゃない。」
「こっち側うるさいんだもん」
あたしの苦悩が先生たちにちゃんと伝わっていたようで、アーイーは彼らの間にお触れが回っていると説明してくれた。
「韓国人の会議を開くから、だんだん静かになるわよ。」
その時横にいたのは最近顔見知りになった韓国人。
「4階も韓国人がうるさいんだよね。」とその男の子。
「あなた、友達じゃないの?」「そうよ、あなたの同胞でしょ。」
その子は顔を手で隠しながら言った。
「ホント、恥ずかしいよ~。」
そういう考え方を持つ韓国人もちゃんといてくれて良かった。

と思えば、下の階の黒人がうるさい。
夕方になると大音量で音楽をかける。
1度注意しても大して音量を下げない。
2度目には「すでに下げただろう?」と言われた。腹が立つ。「ここはスタジオじゃねえ、勉強する場所だ!」
その後アーイーにも注意してもらった。聞きやしねえ。
リンチーさんに相談したら、一緒に注意しに来てくれた。この人はやはり頼りになる。
その時他にもすでにイライラをつのらせた女の子たちが5人そこに集まってきて、リンチーさんが注意する様子を陰で見守っていた。
リンチーさんが強い口調で攻めると、ヤツはしぶしぶと音楽を止めて、中にいた仲間が帰っていった。
リンチーさんは女の子たちに「よくやった」と親指を立てられ、ヒーローだった。

でも戦いはまだ続きそうだなあ。

もうひとつの睡眠不足天国…☆

2013年10月25日 | 旅行
ゆっちゃんが宿舎共同の洗濯機で洗濯をし、終わる頃に洗濯物を取りに行くと、その洗濯機は濃くて凛々しい顔をしたマレーシア人の男の子がすでに使っていて、彼が「そこにあるよ」と指差したバケツの中にはゆっちゃんの洗濯物が積まれていたそうな。
「恥ずかしくて顔から火が出た!廊下をあ~って言いながら走ったんだよ!」
かわいそうに。洗濯さえ油断できない。

閲読の成績はひどいけど、精読の単元テストはクラスで1番、97点だった。
少しだけ汚名返上。

昨日の夜は日本語学科の子たちとの交流会「日本語コーナー」。
一人の子が半沢の話をしだすと、すぐさま盛り上がった。
「境雅人大好き!」
「倍返しだ!いや、100倍返しだ!」
大人気。
「境雅人はこの大学に来たことがあります。」
へえ~。

アニメの話をしていた時の、ある女の子が覚えていたセリフが笑えた。
「ちびまる子ちゃん、始まるよ!」

日本語コーナーを終えて帰ってきた後、あたしに告白してきた男の子の部屋に行って、話し合った。
相当あたしのことを好きみたいで、情熱的な言葉1つ1つに揺らいだし、純粋な気持ちはすごくうれしかったけれど、「ごめん」と断った。
落ち込む彼を見て、自分が今までどれだけ軽率な行為をしてきたか反省。
「くよくよすんなよ~。若くてかわいい子見つけりゃいいじゃん。ほら、こういう経験を重ねて男は強くなるんだよ。経験経験!」
「……なんだこの状態」
夜中3時まであたしは彼を慰めていた。

不眠倍返し天国…☆

2013年10月22日 | 旅行
昨日は一睡もできなかった。
寝付けないのに加え、夜中にまたうるさくしているのが2部屋あったので、注意しに行ったら両方とも日本人の部屋だった。情けない。

なぜ眠れなかったか。
昨晩、スタジオの男の子からメールが届いた。
例の、あたしに青春を思い出させてくれた、21歳の男の子。
「ニーハオ。」
「ニーハオ。元気?」
簡単に近況報告して、やり取りを繰り返した。
「今度遊びに行こうよ。どう?」
「うん。楽しみにしてる。」
その後ちょっと時間を置いてから届いたメールが、問題だった。
「有没有想念我?」
どういう意味だろう?なんとなくはわかるけど、一応辞書で調べてみる。
想念の意味は…懐かむ、懐かしがる、……恋しがる。
つまり、「僕のことが恋しい?」ってこと?
これはそういう意味なのか、軽い冗談なのか。

返信に困って、仲良しの男の子に相談した。
「アホじゃないの?方々でいい顔するから…」
違う。この子は特別だったんだもん。
しばらく悩んだ後、返信した。
「あたしはなんて答えればいいの?」
すぐに返事が来た。
「心で思うままに言えばいいんだよ。」
じぇじぇじぇ…。
「あたしは、あなたがあたしを恋しがっているかどうか知りたい。」
「恋しいよ。君が恋しいよ。」
中国語のニュアンスがこの訳で合っているのかもわからない。程度が計れないから困惑する。
「あたしも。だけど…」
「どうしたの?」
どうすりゃいいの…。1つ1つの返信に15分以上かかった。
「今度、ゆっくり話そうよ。」
「わかった。話そう。」

ちょっとした社交辞令的な冗談なのか、それとも…。
「これ、あたしのこと好きだって言ってるのかな?どう思う?はっきり好きとか言ってくれたら、あたしもちゃんと返せるんだけどさ。」
相談した男の子に漏らした。
「今日また眠れないかも。」

夜ブログを書いている時、相談したその男の子からメール。
「眠れなくなったらごめん。もう、その相談には乗れない。君が好きだから。」
じぇっ……!

悩み多き年頃地獄…★

2013年10月22日 | 旅行
手前味噌ながら、あたしの書く中国語の文章はいつも高評価だ。
授業であたしの作文が先生によく読みあげられる。
前学期は作文がよく書けているからと、留学生作文集に載せられた。
この間提出した作文の宿題が返ってくると、下に「あなたの宿題見るのホントに楽しいわ」と書かれていた。

日曜、机に噛り付いて宿題の作文を書く。
テーマは「私の中国物語」。
優秀な作文として選ばれると、今度行われる演説大会で読まなければならない。
なまじ文才があるばかりに、冷や冷やさせられる。
ほら、面白い内容が浮かんで仕方ない。これ出したら、絶対選ばれちゃうよ…半笑いで書き続ける。

月曜の今日。閲読の授業。
文章を書くのは得意なのに、読むほうは苦手なようだ。毎回小テストがあるけれど、いい点が取れない。
でもあたしはヒアリングとべしゃりを強化して実践に対応したいのであって、文章を目で追って読む、テストのためにあるような科目に今は力を入れたくない。
そう思っていたけれど、今日配られたプリントを見てぎょっとした。
今までの小テストの結果が、全員分載せられている。
愕然…閲読のできの悪さがクラス中にバレた。
日本人は優秀だなあ、そういうイメージで通したかったのに、日本人として恥ずかしい。
ちなみにゆっちゃんは1番だった。

成句の先生が休み時間、興奮気味に「半沢直樹」の話をした。
「あのドラマはすばらしいわ。3日で全話見たの。ヤオ先生もあのドラマ好きよ。視聴率が42%でしょ?半沢が飛ばされたから、きっと続編があるわね。」
あたしはまだ半沢直樹を見てないのに、最後に飛ばされることを聞かされた。

ついさっき、事件勃発。
ある男の子から告白されてしまった。
まだ動揺しているので、詳しいことは書けません。