夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

寮費と騒音問題地獄…★

2013年10月19日 | 旅行
1月から寮費が上がるから、今のうちにごまかして1年分払ってしまおうか。
駄目だった。そういうところばかり管理がしっかりしている。
1月からは、日ごとの値段で払うとえらく高い。でも1年分まとめて払うと半額になる。
日ごとの料金なら1月まで以前の料金で済むけど、今1年分払おうとすると改定後の高いほうの料金になる。
つまり、長い目で見ると、改定後の料金で1年分払ってしまった方が安くなるのだ。

ここで暮らしていると「聞いてないよ~」がところどころにある。まさに寝耳に水の国。
今回もたまたまそれを耳にした日本人がいたから伝わってきたのであって、まだ料金の値上がりを知らない留学生はたくさんいるはず。

この改装工事で何を直したんだ?
工事後頻繁に起こった漏水問題は落ち着いたようだけど、水については大きなな問題がある。
水道水が臭い。
歯磨きで水を口に含むと、へんな甘みがある。
ちょっと前までこの水をブリタで濾過して、電気ポットで沸かして飲んでいた。
このごろはシャワー室に入るだけで水の臭さが気になる。濾過した水が安全かと聞かれると何も答えたくなくなる。急に自分の体がかわいくなった。
給湯室で汲んだお湯を冷ましてブリタにかけ、更にそれを沸かして飲むようにしている。

テレビが撤去された。
言葉を学ぶこの空間では重要なツールなのに、改装に伴ってテレビがなくなるとはおかしな話だ。
条件が悪くなって値上がり。得をするのは誰?

学校の外に住む留学生も多い。この宿舎より安く住める。
あたしも外に行こうかと本気で悩んだ。
韓国人がうるさくて睡眠障害を起こしそうなこの場所に、このまま住み続ける価値があるのか。
でもやっぱり教室が宿舎内にあるのは大きい。ここの中国人学生とも付き合いやすい。
あれこれ問い合わせたり悩んだり、宿泊費問題で貴重な午後がつぶれてしまった。

夜中の騒音問題について、各クラスで先生が注意してくれた様子。
ありがたい話だけど、ちょっと言ったくらいで聞くようなやつらではない。

夜、日本人留学生が集まって食事をする「日本人会」を終え、その後のカラオケでイシダの潜在能力に驚かされ、帰宅。
気持ち2階が静かになったかなと思えば、相変わらず奇声をあげるヤツもいるし、ドアはみんな当たり前のように激しく閉める。
耳栓をして寝ていたけれど、朝6時半くらいに隣の部屋のガタガタ言う物音で起こされた。
目が半開きのまま文句を言いに行った。
「毎晩うるさいんだけど、12時過ぎたら静かにしてくれるかな」「…ごめんなさい」
2人部屋に住む韓国人の女の子は、何がいけないのかいまいちわかっていない感じ。

今日の朝ずっと考えた。
今ほとんどの日本人が住んでいるバスタブ付きのエリアの部屋なら静かなのは間違いない。
でも年間で10万高くなる。やかましい韓国人に10万払うようなもの。
今の部屋にエアコンはないし、10万で安眠を買うと思えば?
何とかあらゆる手を尽くしてうるさい子たちを静かにさせることはできないか?
できたとしても、半年後の新学期にまた同じことが起こる…。
話によればこの近郊にサムスンのなにかでかい施設ができる関係で、韓国人が増えるだろうとのこと。

眠りの浅い人間の苦悩は、人になかなかわかってもらえない。
それどころか、神経質扱いされるから頭にくる。
あたしは闘うぞ。

悩み悩んで、ひとつ活路が開けた。
イシダが最近移った部屋は1階。前はバスタブ付きの高い部屋だったのが、バスタブが撤去されて安くなった。
1階は人の出入りがあってうるさいという先入観があったけれど、そのエリアは人通りが少ないかも。

お値段据え置きでエアコン付き。
早速聞き込みを開始。前にそのエリアに済んでいた女の子ハルちゃんも、今住んでいるイシダも、「夜はめっちゃ静かですよ」と言った。
居ても立ってもいられなくなり、アーイーに頼み込んだ。
「こっち側の部屋の改装が終わったら、あたしを入れて!」
念を押さないとなあなあになってしまいそう。
寮管理の先生にも月曜日言ってみなきゃ。

気が急く中、お昼はジルのお誘いで火鍋。
この間の日本食のお礼にと、ジルがおごってくれた。
日本食の時ジルの分はニャヤヨが奢ったのに、しかも5人分を払ったら奢ってあげた分より高くなるんじゃないの?
今度ジルには何か作ってあげよう。

ドレミファ天国…☆

2013年10月18日 | 旅行
一応担任の先生に、韓国人のやかましさを訴えてみた。
各クラスで呼びかけてくれそうだ。
廊下から韓国語が響いてくるたびイライラする。
浩一を呼び出して文句を言ってやりたい。

選択科目の声楽の授業を受けに行ってみた。
中国人学生20~30人に混ざって受講。ドキドキ。
先生の言葉は聞き取りやすくて、言っている内容は大体わかった。
このまましれ~っと中国人のフリをしていよう。そう思っていたのに、一人一人の自己紹介が始まった。

呼吸の練習の後、簡単な発声練習。
ドレミファソラシド、発音は日本と一緒だな……いや、違う。「レ」が思いっきりRがかった「RE」だった。
4時間の授業、長い。休み時間なしでぶっ通し3時間半だった。集中力も切れてくる。
後半、学生のカラオケが始まった。1人が自主的に歌い、その後みんなで品評する。
「じゃあ私が歌います」と手を上げる女の子。すごいなあ。

えらいところに来たのかも。
あたしはまず中国語の歌を覚えることから始めなければならない。
この授業も単位がかかっているから続けたいけど、果たして…?

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2013年10月16日 | 旅行
部屋によってスイッチの位置が違う。
というのは、たとえばある部屋では2つ並んだスイッチの窓側の方が天井の灯りだけど、ある部屋では廊下側の方だったりする。
前のあたしの部屋のシャワーは左に捻るとお湯が出たけど、今の部屋では右。
ある人の話では、青い印の方に捻るとお湯が出て、赤い印を捻ると常温の水道を体験したとのこと。「赤=お湯」の概念がないらしい。
今のところ宿舎で統一されていそうなのは、スイッチの印のついた方がОFFだということ。

2階に移る韓国人が増えてきた。
やつらは声がデカい。人数が多いから1日中どこかでやかましい。
個人単位で言えばもちろん韓国人は好きな方なんだけど、彼らは集団行動が大好き。
ある中国人学生も、こんなことを言っていたと聞いた。
「韓国人はいつも何人かで行動する。声がうるさい。寒くてもミニを履いて脚を露出する。」
その通り…。
決してすべての韓国人がうるさいわけではない。ただ、廊下でうるさく聞こえてくるのは決まって韓国語なのだ。

たまらなくなってアーイーに相談してみた。
「うるさくて我慢できない。韓国人は部屋をなるべく同じ場所にまとめてほしい。」
無駄だった。先生に言えと言われた。明日言いに行ってみよう。

ビミョー奇天烈天国…☆

2013年10月16日 | 旅行
来学期から宿舎の料金が上がるらしい。
漏水だらけで何を直したかわからない改装工事を理由に値上げ?
中国人学生に言わせると、ここの寮費はバカ高い。
4人部屋と1人部屋を比べるのはおかしいけれど、4人部屋1人料金の1年分がここの1ヶ月の料金。

聞けば、値上げ幅が半端なかった。
「バスタブ付きで月7万ですよ!」はあっ?
中国の第二線都市のこの部屋でそれはないだろ。東京都内でももっといい部屋借りられる。
また日本人会議が開催されそうな予感。

片付けもままならない部屋に王ちゃんを呼んだ。
机の上にあったコロ助のキーホルダーを見てかわいいと言うので王ちゃんにあげた。
ちょんまげが気に入ったらしい。
でも、なんのキャラクターかは知らなかった。ドラえもんは中国で誰でも知っているのに、キテレツ大百科は知らないんだ…。
ネットでキテレツの画像を出して彼女に見せてあげた。
「ジャイアンとスネ夫もいますよ。」
笑える。藤子不二夫Fの描くキャラはどの漫画もだいたい構成が同じ。
ビミョーに違うけど、それはジャイアンじゃなくてブタゴリラ。
このパターン化こそ「ザ・藤子不二夫F」なんだと思うけど、客観的に見ると「同じ」なのね。説明するのも難しいわ。

またまた引越し天国…☆

2013年10月13日 | 旅行
ネットが度々繋がらなくなって困る。
一応インターネットセンターに言いに行ってみた。期待はできないけど。

国慶節の連休の関係で、おとといの土曜は授業があった。
別の休日を削って代わりに連休を増やすやり方、中国でも賛否両論らしい。
連休中観光地に客がどっと押し寄せ、砂漠のらくだが過労死した話はもう有名。

1日だけの休み、昨日はセバスチャンの誕生日。
あたしはファンシーショップで見つけたドラえもんのスプーンと箸のセットをあげた。
200円もしないものだけど、セバスチャンは大喜びしてくれた。もっといいのあげればよかった。

今日は西安に戻ってきてから初めての雨。
寒い。
これからぐぐんと一気に冷え込むらしい。

タカという男の子から、管理学園で客員教授をしている日本人の方ご飯を食べに行くから一緒にどうですかと誘われた。
「12時なんですけど、時間に厳しい方なので、できたら早めに来てください。」
は? 12時に授業が終わるのに、早く切り上げてまでして来いと?
そういうことを本人が強要しているとしたら、それは教職に就く人間としておかしい!
どんなおエライ先生がいらっしゃるのかしら。

実際会ってみたら見た目はいかにも教授、だけど気さくな普通のおっちゃんだった。
タカのクラスメイトのボリビア人が仲介して今日のお昼の席を設けたとのこと。タカも会うのは初めてだった。
ほとんど白髪の頭と豊富に蓄えたおひげ。
「宮崎駿っぽいよね。」「うん、思った思った!」
もう会うことはないかもしれないけど、あたしたちはその先生を「巨匠」と呼ぶことにした。
奥さんが上品ながらサバサバしていて、いい人。ああいう人好き。

ニャヤヨのヤツが一人部屋に引越しやがった。ニャヤヨのくせに。
元々の部屋の漏水がひどいから、早めに一人部屋を与えられたらしい。
「あたしも早く1人になりたい~」
今のあたしにできるのは、ニャヤヨの部屋に押しかけて文句を言って、1人の空間を邪魔すること。

ご飯のついでにアーイーに相談してみよう。
「4階の韓国人たちが夜中うるさくてたまんないよ~。」
「それは先生に言いなさい。」
「4階は今後も韓国人多いの?」
「多いわね。」
アーイーはあたしを少しは不憫に思ってくれたようで、やっと、やっと、その重い腰を上げてくれた。
「2階に改装終わった部屋があるわね」
やった! 一人部屋がもらえる!
2階はエアコンがないけれど管の暖房設備があって、冬は凌げるし、学期の節目の留学生が減ったところで部屋を移ろうと思えば移れるだろうし。
2階は外に出るのが楽。いいじゃない。

月1ペースで引越しをする人間はそうそういないと思う。
7月初め、西8寮へ。
9月初め、帰国して日本の一人暮らしの部屋を引き払う。
9月終わり、西安に戻り西8に置いてあった荷物を元の宿舎へ。
今日、4階から2階へ。
この4ヶ月で4回の引越し。昼間自分の引越しを終えたばかりのニャヤヨに手伝わせ、スムーズに進んだ。
周りの部屋はまだ全然入っていない様子。しばらくは静かに眠れそう。
と思ったら、なんか気になる集団があたしの隣とそのまた隣の部屋を覗いている。

いやな予感。早速アーイーに聞いてみた。
「あたしの隣の部屋、韓国人が住むの?」
「たぶんね。」
アーイー……あたしの話を聞いてくれていたの?しかも2人部屋に韓国人…。
「あの子たちは大丈夫よ。勉強のよくできる子だから。」
勉強しない子がうるさくするという理論はあながち間違いではないかもしれないが、彼女たちはずいぶん賑やかに、隣とそのまた隣の部屋で引越しの作業を始めた。