輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

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JASON MRAZ / KNOW.

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/8/10予定

<JAN(規格番号)> 0075678656545

<内 容>
「すべてがきみのものになりますように――!」 ポジティヴなメッセージとソウルフルなフォーク・ポップ・サウンドで世界中のオーディエンスを魅了する、カリフォルニアの海と太陽が育んだ天才シンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズが約4年ぶりとなる待望の新作アルバムをリリース!

■ ポジティヴなメッセージとソウルフルなフォーク・ポップ・サウンドで世界中のオーディエンスを魅了する、グラミー賞を複数受賞してきたシンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズが4年振りとなる待望のニュー・アルバム「ノウ。」をリリース。「Know( = 知るということ)」と題されたアルバムには、自分の心の声を聞いて、自分が知っていることに従い、人として成長し続けていくことの大切さを知ってほしいという想いが込められた、カラフルで陽気でハッピーなグルーヴに満ちた夏を感じさせる曲が詰まっている。

■  複数のグラミー賞受賞経験を持つシンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズが待望の新作アルバム『ノウ。』を8月リリースする。またジェイソンは『ノウ。』のリリースをひっさげ、待望のノースアメリカ・ツアー『グッド・バイブス』を7月25日から、9月上旬までアメリカ各地を回ることを発表した。
アルバムに先駆けてリリースされたファースト・シングル「ハヴ・イット・オール」はアメリカだけで450万回ストリーミング数を突破し、世界的にもヒット中である。
「ハヴ・イット・オール」は、ジェイソンとDavid Hodges(クリスティーナ・ペリー、ケリー・クラークソン)とJKash(マルーン5、チャーリー・プース、メーガン・トレイナー)が、ジェイソンの友人のミュージシャンであるRaining Jane(モナ・タヴァコリ、チャスカ・ポッター、マイ・ブルームフィールド、ベッキー・ゲブハート)とコラボレーションして書き上げた曲。歌詞は2012年にジェイソンがミャンマーへ行った時、現地の僧侶に与えられたご加護の言葉を自身の中で消化し、訳したもの。

■ 「2012年以来、世界は大きく変わった。前より多くの人達が、自由と平等のために、その姿を見てもらおう、声を聞いてもらおうとマーチをしてる。アクティヴィズムが、再び盛り上がっているんだ。僕はあの時から今までに、不満を募らせた曲、怒っている曲、それに悲しい曲も沢山作った。でも、どれも発表したい曲ではなかった。どれも歌いたい曲ではなかったんだ。「ハヴ・イット・オール」は、僕が癒され、前に進むのを助けてくれる希望に満ちたメッセージの曲として、突出していた。落胆とは正反対の寛容についてのメッセージの曲で、僧侶のメッセージを訳したことで、僕に授けられた曲。これはラップソングに変装した祈りの言葉で、人々に与えられて、共有されるために作られた曲だよ」(ジェイソン・ムラーズ)

■ 先月彼のYouTubeチャンネルで公表された「ハヴ・イット・オール」のオフィシャル・ミュージック・ビデオは既に500万再生回数を突破、制作を手掛けたのは「アイム・ユアーズ」時代からの長年のコラボレーター、ダレン・ドォエン。ジェイソンの故郷であるバージニア州のリッチモンドで撮影されており、School of the Performing Arts in the Richmond Community(SPARC)の生徒や子役のケイティ・グローバー、そしてアメリカのテレビドラマ「ヒーローズ」に出演していたグレッグ・グルンバーグなどが出ている。

■ また続けて公開された、軽快な「Unlonely」も、”君を独りぼっちにしない”と語りかける、思わず一緒に口ずさみたくなるような、愛が溢れるハートウォーミングなナンバーである。(https://youtu.be/t1XFRh9B2WE)

■ アルバムの発売に先駆け、アメリカでは『ノウ。』にまつわるドキュメンタリー、『JASON MRAZ - HAVE IT ALL THE MOIVE』の一夜限りの特別上映が行われる。また7月末からは全米ツアーも予定されているジェイソン。『ノウ。』に込められたポジティヴなメッセージをファンに届ける準備は万端!この夏、世界が優しくハッピーな歌で包まれる!


https://www.youtube.com/user/OfficialJasonMraz

LED ZEPPELIN / THE SONG REMAINS THE SAME [SUPER DELUXE BOXED SET]

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/9/7予定

<JAN(規格番号)> 0603497859405

<内 容>
ロック史の中で最も影響力があり革新的で、成功を収めるグループ、レッド・ツェッペリン。 彼らの人気・実力の絶頂期とも言える1973年のライヴの模様を収録した伝説的ライヴ作品『永遠の詩(狂熱のライヴ)』の、ジミー・ペイジによる最新リマスタリング盤が遂に登場! こちらは2CD+4LP+3DVD+DL Cardを豪華ボックスに収納したスーパー・デラックス・ボックス・セット!

◆人気、実力共に絶頂期を迎えていた1973年7月27日~29日、最も影響力を持ち、最も革新的なロックを鳴らし、そして最も大きな成功を収めるロック・グループ、レッド・ツェッペリンは、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行ったライヴの模様をコンサート・フィルムとして収録していた。その伝説的なライヴ映像が、1976年に公開された『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』であり、そのサウンドトラックとしてリリースされた伝説的ライヴ・アルバムが、この『永遠の詩(狂熱のライヴ)(原題: The Song Remains The Same)』だ。

◆今回、この伝説的ライヴ・サウンドトラックが、ニュー・エディションとなって再び生まれる事が決定した。2018年3月に同じくニュー・エディションとなって生まれ変わった『伝説のライヴ ─HOW THE WEST WAS WON─』に続くこの『永遠の詩(狂熱のライヴ)』ニュー・エディション盤は、今までのカタログ作品のリイシュー同様、ジミー・ペイジによる最新リマスタリング音源を使用したものとなっており、2014年より続いてきたレッド・ツェッペリンのカタログ作品の壮大なデラックス・リイシュー・シリーズの締めくくりとなる作品だ。今年後半にはバンド結成50周年という記念すべきタイミングを迎える直前に、全ての作品がデラックス・リイシュー盤として出そろう形となる。

◆また、特筆すべきはこのニュー・エディション盤のリリース日だ。実は、今から50年前となる1968年の9月7日は、ジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジ、そしてロバート・プラントの4人が初めてそろってステージに立ち、当時はニュー・ヤードバーズ(The New Yardbirds)という名義で初めてコンサートを行なった、レッド・ツェッペリンという伝説的ロック・バンドにとって非常に重要な日なのだ。

◆1976年に公開された伝説的ライヴ映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』のサウンドトラックとして同年にリリースされた『永遠の詩(狂熱のライヴ)』は、1973年7月27日から29日に渡って行われた、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの熱狂のパフォーマンスを収録した作品だ。1976年にオリジナル盤としてリリースされた今作品は、2007年に当時未発表となっていた楽曲を追加収録してリイシューされている(今回のニュー・エディションは、この2007年リイシュー盤を元にリマスターされた作品だ)。

◆スーパー・デラックス・ボックス・セットは、1976年に発表されたオリジナル盤のパッケージにもあった細かいエンボス加工を忠実に再現した、デラックス・リイシュー・シリーズの中でも非常に美しく、非常に精巧なパッケージとなっており、また、今回初めて、映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』とそのサウンドトラックが同じパッケージの中に封入されることとなる、特別なボックス・セットとなっている。

◆当時最新アルバムとなっていた『聖なる館(原題: HOUSES OF THE HOLY)』に伴うツアーの模様を収録したこのライヴ・アルバム/サウンドトラックには、「ロックン・ロール」や「天国への階段」、「ノー・クォーター」や「モビー・ディック」、「幻惑されて」や「祭典の日」といったツェッペリンのクラシック曲ばかりがたっぷり収録されている。

<<ボックス・セット詳細>>
○最新リマスター音源を収録した2枚組CDと4枚組重量盤180グラム・アナログ
○映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』本編や、映画では使われなかった「祭典の日」「丘のむこうに」「ミスティ・マウンテン・ホップ」「オーシャン」の4曲のアウトテイク・パフォーマンスをボーナス映像として収録した2枚組DVD
○アルバム収録曲のDolby Digital 5.1サラウンドとPCMステレオ音源に加え、フォト・ギャラリーを収録したDVD
○アルバム収録曲の96kHz/24ビット ハイレゾ音源のダウンロード・カード
○28ページにも及ぶ、バンド・フォトや映画からのライヴ写真、キャメロン・クロウによるエッセイなどを掲載したブックレット
○現在入手困難となっている、1977年に日本で映画が公開された時に販売されていた、日本版映画パンフレットの復刻レプリカ・パンフレット
○オリジナル・アルバム・ジャケットのハイ・クオリティ・プリント 
(初回30,000セットにはナンバリング付)

http://www.youtube.com/ledzeppelin

同時発売情報
●上記アルバムのリマスター2CD盤も同時発売(0603497862757)
こちらは全15曲を収録したリマスター盤2CD!


●上記アルバムのブルーレウ・オーディオ盤も同時発売。(0603497858927)

GRATEFUL DEAD / ANTHEM OF THE SUN (50TH ANNIVERSARY DELUXE EDITION)

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/7/13予定

<JAN(規格番号)> 0603497864898

<内 容>
グレイトフル・デッドのアニヴァーサリーはまだまだ終わらない! オリジナル・アルバムの発売50周年企画の第2弾が登場!グレイトフル・デッド史上、最も実験的なアルバムの一つと呼ばれる2nd『ANTHEM OF THE SUN(太陽の賛歌)』が、最新リマスターのオリジナル・アルバムと未発表ライヴ音源を収録した2枚組デラックス・エディションとして登場!!!

■ アメリカの音楽とカルチャーに大きな影響を与え続けてきた、自由と愛と平和に溢れたメッセージを送り続けたバンド、グレイトフル・デッド。2015年にグループ結成50周年を祝った彼らだが、50周年アニヴァーサリーはまだまだ終わらない!昨年2017年に自身のファースト・アルバムの50周年を祝して『THE GRATEFUL DEAD ( グレイトフル・デッド・ファースト)』を最新リマスターのアニヴァーサリー・エディションと限定盤ピクチャー・ディスクでリリースした彼らだが、それに続くセカンド・アルバム『ANTHEM OF THE SUN』が今年発売50周年を迎える。

■ 今回発売となる『ANTHEM OF THE SUN (50TH ANNIVERSARY DELUXE EDITION)』も、前作同様、最新リマスターされたオリジナル・アルバムと、未発表ライヴ音源を収録したCD2枚組!CD1には、オリジナル・アルバムの音源が二つの異なるミックスで収録されている。一つは、1968年のオリジナル・ミックスをリマスターしたもの。そしてもう一つは、広く知られている1971年ミックスをリマスターしたもの。いずれのミックスも、これまでの作品同様、David Glasserがオリジナルのアナログ・マスター・テープから新たにリマスターしたものである。

■ そしてボーナス・ディスクにあたるCD2には、1967年10月22日にカリフォルニア州サンフランシスコにあるウィンターランドで行われたライヴを収録。フル・ライヴの形で発売となるのは、今回が初めてとなるこの音源は、Jeffery Normanによってリマスターされている。また、このショウの音源は、1967年9月にデッドのメンバーとなったミッキー・ハートにとって、知られている限り加入後初のライヴ音源とされている。

■ デッドにとって最も実験的だと言われている本セカンド・アルバム『ANTHEM OF THE SUN』。ライヴ録音した音源にスタジオ録音を重ねることにより、本作はセカンド・アルバムながら彼らの“真の姿”に近いものを捉えた作品となり、サイケデリック・ミュージックの金字塔とも言われている。またこの作品から彼らは、「Alligator」や「Caution (Don't Stop On The Tracks)」といった長いジャム・ナンバーに、そのクリエイティヴィティを注ぐようになっていく。

■ グレイトフル・デッドのアーカイヴィストでもある、プロデューサーのDave Lemieuxは、本作についてこう解説する:「これは、グレイトフル・デッドが作ってきた作品の中で最もスリリングな作品の一つだろう、ミッキー(ハート)が加入して半年ぐらいまでのライヴ・レコーディングと、翌年16トラック・テープを使ってレコーディングを始めることになるグレイトフル・デッドの進むべき方向を示唆するような実験的録音を融合させた作品だ」さらに、彼はこう続ける:「”Workingman's Dead""や”American Beauty""から新たにデッドのファンになった人たちに向けて、アルバムをより分かりやすいものにするために作られた1971年リミックスは、この45年間一般的によく聴かれていたヴァージョンだった。しかし、こうして並べてみると、オリジナルの1968年ミックスと数えきれない違いがあるのが分かる。オリジナル・ミックスは、より初期的でサイケデリック、そして実験的なんだ。さらに言えば、本作には、ミッキーがグレイトフル・デッドのメンバーになってから最初の現存するライヴ・レコーディングが収録されている。これはありとあらゆる意味において特別なリリースだ」 半世紀以上に亘るグレイトフル・デッドの歴史の一頁を知る貴重な作品がまた登場した。

https://www.youtube.com/user/gratefuldead

CHELSEA GRIN / ETERNAL NIGHTMARE

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/7/13予定

<JAN(規格番号)> 4050538399967

<内 容>
更なるブルータリティが、今シーンに襲いかかる…! 重量級のヘヴィ・グルーヴと鋭利なアグレッシヴ・サウンドが切りこんでくる、ユタ州が生んだ正統派デスコア・アクト、チェルシー・グリン。新ヴォーカリストが加入し、よりダークに、よりアグレッシヴに、そしてより獰猛に進化したデスコアの最新形態が、今世に放たれる!

◆2007年にユタ州ソルトレイクシティで産声を上げた正統派デスコア・アクト、チェルシー・グリン。トリプル・ギター編成から繰り出される重量級のユニゾン・リフやそれぞれ自由に展開しながら折り重なっていくヘヴィ・サウンド、重量級のグルーヴで突進しながら、時にブルータル・ブラスト・ビートやハードコア然とした疾走感溢れるパートを炸裂させるリズム・パート、そして高音シャウト~低音グロウルを行き来しながら断末魔の叫びを聴かせるヴォーカル・ワーク…、その総てが「正統派」の名にふさわしいアクトだ。

◆数多くのメンバー・チェンジを繰り返しながら、その獰猛さをより突き詰めたサウンドを轟かせ、現在までに2枚のEPと4枚のフル・アルバムを発表、フロリダ産デス・メタル~ポスト・ハードコア~メタルコアといったエクストリーム・メタルを貪欲に取り入れてきた彼らが、前作『SELF INFLICTED』より約2年振りとなる最新作『ETERNAL NIGHTMARE』を完成させた!

◆バンド結成当初から活動していたオリジナル・メンバーの一人でもあるフロントマン、アレックス・コラーが脱退、新たに元LORNA SHOREのトム・バーバーを迎え入れた他、バンドのトレードマークともなっていたトリプル・ギター編成からシングル・ギター編成へと変わり、4人編成の新布陣と生まれ変わった彼らが発表するこの最新作は、バンドにとって新たな一歩を踏み出す作品となっている。バンドの顔が変わる、というのはバンドにとって非常に大きな試練となるのだが、この新体制のお披露目ともなった最新楽曲「Dead Rose」のビデオ・クリップは、公開2週間で100万回を超える再生数を記録、トムの存在感/力量にファンも興奮を隠しきれず、非常に好意的なレビューが多く残されている。

◆テクニカル・デスにも通じるリズム&リフ展開、シングル・ギターでありながら圧巻の存在感を見せるギター・ワーク、そして新ヴォーカリスト、トム・バーバーによるハードコア・メタル直系のヴォーカル・スタイル…、新編成となったチェルシー・グリンは、バンドの核となる部分をより研ぎ澄まし、生々しさと激しさをより際立たせたサウンドを、今シーンに提示している。混乱を極めた状態から力強い復活を果たすこのチェルシー・グリン。デスコア/エクストリーム・ヘヴィネスの新たな名盤が今登場することとなる…!

http://www.facebook.com/chelseagrinmetal

SAVE FACE / MERCI

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/7/13予定

<JAN(規格番号)> 8714092760828

<内 容>
キャッチーなメロディーに、メロウなコーラス、時折入るスクリーモに、湧き上がる感情をそのまま叩き付けたようなサウンド。揺れ動くエモーショナルなジェネレーションのサウンドトラック、SAVE FACEのセカンド・アルバム『MERCI』完成!

■ ニュージャージーを拠点に活動するインディー・ロック・バンド、SAVE FACE(セイヴ・フェイス)。彼らのデビュー・フル・アルバムであり、エピタフ・レーベル移籍第一弾でもある『MERCI』が、完成した!

■ キャッチーなメロディーに、メロウなコーラス、時折入るスクリーモに、湧き上がる感情をそのまま叩き付けたようなサウンド。2016年6月から2018年2月に掛けてレコーディングされた本作『MERCI』は、メンバー曰く、コンセプト・アルバムだという。描かれているのは、リハビリ後の人間関係に苦しみながら、やがて訪れるパラノイア的崩壊を迎える一人の依存症患者。クイーンなどのアーティストが持つシアトリカルな面にも一部影響を受けたという『MERCI』には、SAVE FACEが持つ、多面的で複雑な音世界を反映した、ドラマチックなテンションが作品全体を貫いている。またBandcampに掲載されているアルバム・ページに記載されている以下の文章もきっと聴くひとたちの心を打つだろう:“この作品をKalebとBlakeに捧げる。この作品が君たちの悲劇の音的回想となりますように。君たちのノイローゼの音的化身となりますように。君たちの愛のサウンドトラックとなりますように。君たちにこれを聴かせることができればよかった――そうすれば、少しは違っていたかも知れないのに。ありがとう”

■ 「ソングライティングにおける最大の挑戦は、芸術的にも価値があり、且つ一般的なリスナーにも受け入れられ、消化できるようなものを作ることだ」そう語るのは、バンドのヴォーカリスト/ギタリスト、Tyler Povanda。「最高の時でも、危機的な状況でも、そのどちらでも同じように俺たちの音楽を聴いてもらえることができればと思っている」

■ アルバムの発売に先行して、彼らはエピタフ第1弾となるビデオ、「Bad」を公開。ヘヴィなギター・リフと叫ぶようなヴォーカルが印象的なこの曲は、バンドが持つ生々しいエネルギーと、メロディアスな面が表れた1曲である。またミュージック・ビデオには、多くのファンを惹きつけてやまない彼らのアツいライヴ・パフォーマンスを垣間見ることが出来る。

■ 2016年に6曲入りEP『FOLLY』をリリースし、そのキャッチーで感情を叩き付けるようなサウンドをシーンに炸裂させたSAVE FACE。昨年11月には、そのデビューEPの楽曲をアコースティックを交えたシンプルなセッティングで演奏した『FOLLY: ON THE ROCKS』もリリースしている。またデビューEPをリリースして以来、バンドは絶え間なくライヴを行っており、昨年はTHE MENZINGERSとのツアーを含めて12か月のうち8か月はツアーに出ていたという。また今年のアルバムの発売に先駆けて、BOSTON MANORのツアーにオープニング・アクトとして参加したばかりである。

■ リアルな感情がヒリヒリと伝わってくる、メロディアスなインディー・ロック・バンド、SAVE FACE。エピタフを新たな住まいとした彼らが、聴くものの心を揺さぶりに来る!

https://www.youtube.com/user/SaveFaceNJ

DEAFHEAVEN / ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/7/13予定

<JAN(規格番号)> 8714092758221

<内 容>
轟音ギターで増幅された浪漫と感情を一気に昇華する圧倒的カタルシス――。 サイケデリックなヴォーカルに轟音ギター、メタルとシューゲイザーが絡みあうサウンドスケープ…独創的かつ先鋭的なサウンドで唯一無比の存在感を放っているDEAFHEAVEN。約3年振りとなる待望の新作『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』で聴くものを再び自身の音宇宙へと誘う。

■ サンフランシスコ出身のポスト・メタル・バンド、DEAFHEAVEN(デフヘヴン)。2011年にデビュー・アルバム『ROADS TO JUDAH』をリリースした彼らは、2013年の『SUNBATHER』でピッチフォークをはじめとする、各音楽メディアから大絶賛を獲得し、シーンに一大旋風を巻き起こした。2015年にリリースされた3rdアルバム『NEW BERMUDA』でも、その独創的かつ先鋭的なロック・サウンドは高い評価を集め、ここ日本でもFUJI ROCK FESTIVAL '16に初出演を果たした。

■ その彼らの、約3年振りとなるスタジオ・アルバムがリリースされる。これまでの作品同様、プロデュースを手掛けるのはJack Shirley。アルバムのタイトル『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』は、イギリスの小説家、Graham Greenの「The End Of The Affair (情事の終わり)」から取られているという。そのタイトル通り、アルバム全体を通して流れているのは、漠然としながらも、焦がれるようなロマンティシズムである。収録されているのは7曲だが、その半数近くが10分超えの大作という、聴きごたえたっぷりのアルバムだ。

■ 先行シングルとしてリリースされた「Honeycomb」も、10分を超える作品。アルゼンチン作家、Julio Cortazar(「石蹴り遊び(Hopscotch)で知られる)~インスパイアされている歌詞が、洪水のように押し寄せる轟音ギターに絡み合っているこの曲のミュージック・ビデオでは、メンバーのスタジオでのレコーディング風景や、地元サンフランシスコをたむろしている様子が捉えられている。

■ 「Honeycomb」以外にも、このニュー・アルバム『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』に収録されている楽曲には、幾重にも重なったサイケデリックなヴォーカル、轟音ギターリフ、ジャジーなパーカッション、そしてSlowdive等のシューゲーザーバンドを思い起こさせるサウンドスケープなど、DEAFHEAVENの宇宙を構成する全ての要素が含まれている。ピアノもまた、彼らのサウンドで特徴的な役割を担っているが、特に今作ではその傾向が顕著だと言えるだろう。アルバムの幕開けを飾る「You Without End」は、ピアノのイントロからオークランドの作家、Tom McElraveyの詩を朗読するNadia Kuryのスポークン・ワードへと続く曲である。またもう1曲、ほの暗いピアノが印象的な「Night People」では、ゴシック・ロックとフォークを巧みに融合させたシンガーソングライター、Chelsea Wolfeと彼女のコラボレーターであるBen Chisolmの二人がヴォーカルとして参加している。

■ “挫折や敗北”は、時として最高の芸術を生み出すきっかけとなる。日々誰しもが痛みと向き合い、自分の中で何かを爆発させているが、その一方で、それらを乗り越え、再び愛せるようになる力をもっている。Deafheavenは、こうした内なる心の動きを外面化する方法を見つけだし、聴くものが、その内に抱える抑圧された感情やしこりを一気に浄化してしまえるような、圧倒的カタルシスを齎す轟音サウンドを作り出したのだ。『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』――DEAFHEAVENキャリア史上最高のアルバムがここに完成した。

https://www.facebook.com/deafheaven/

BETWEEN THE BURIED AND ME / AUTOMATA II

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/7/13予定

<JAN(規格番号)> 0817424018593

<内 容>
もし君の夢が娯楽のために放映されるとしたら、君は果たして夢想家になるだろうか…? テクニカルかつカオティックなヘヴィネスに満ちた強靱な音像を吐き出すプログレッシヴ・デス・アクト、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー。常に進化し続ける彼らが新たな領域へと再び足を踏み入れる、戦慄の最新作にして、全二部からなる「AUTOMATA(機械人形)」作品の完結編となる第二弾作品が遂に完成!

「正直このパートIIについて口を閉ざしておくって事はとても挑戦しがいのある事だったね。心血を注いで作り上げた作品だし、話をしたくてうずうずしてたくらいさ。ようやく世界に発表できることができる。今まで俺達が発表してきた作品の中でも、間違いなくベストの1枚に入る作品だね。今までやってきたことの総てを吐き出したんだ。いろんな展開や異様な瞬間が出てくるけど、同時に美しさも表現されている。これで、『AUTOMATA』の物語が完結するわけだ」 ─ トミー・ロジャース(vo)

「かなり長い時間をかけてこの作品を手掛けてきたから、ようやくこうして世に羽ばたかせることが出来て最高の気分だよ。ここには13分にも及ぶ曲が入ってて…、リフやコーラス、ブレイクダウン、ブラスト、ホーン、ドラム・ソロ…、とにかく俺達の総てを注ぎ込んでるんだけど、マジで凄い事になってるぜ」 ─ ブレイク・リチャードソン(dr)

◆2000年に活動をスタートさせ、2002年にセルフ・タイトルとなるアルバムでデビューして以降、現在までに8枚のスタジオ・アルバムをシーンに送り込み、その濃密なサウンドと、テクニカルでありながらカオティックに展開していくブルータルなヘヴィ・プログレッシヴ・サウンドでにシーンに君臨する、ノース・キャロライナ出身の5人組、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミー。メタルコア・シーンから出てきた彼らは、その後プログレッシヴの要素を徐々に取り入れ、独自の世界観を持つテクニカル・カオティック・プログレッシヴ・デスとでもいうべきサウンドへと進化し、確固たる存在感と絶大なるシーン/ファンからの信頼を勝ち得てきたバンドだ。

◆2015年に発表した『COMA ECLIPTIC』は、そのブルータルな音像にプログレッシヴ・ロックの叙情性を持ち込んだ素晴らしい作品であり、各メディアからの賞賛を受け、全米チャートでも自身の最高位となる12位を記録するのだが、その後バンドは新たにSumerian Recordsとの契約を獲得、2018年3月には、彼らの持つサウンド・スタイルの総てを研ぎ澄ませ、より強靭なサウンドに封じ込めた移籍第一弾作品『AUTOMATA I』を発表した。しかし、この移籍第一弾作品は、彼らの恐るべき進化への序章にしか過ぎなかった…。

◆もし夢が娯楽のために放映されるとしたらどうなるだろうか、スクリーンに映し出される他人の内側にある考えを消費することができるのだろうか、もしできるとするならば、関心度の低い観客に対しどのようなメッセージを送れるのだろうか…、そして最も重要なことは、そんな状態の中で夢想家になどなれるのだろうか…? この非常に興味深いアイデアをサウンドへと発展させ、独自の手法で音像化させていったのが、この「機械人形」と題されたこのコンセプト作品『AUTOMATA』だ。2018年3月にはその第一章となる『AUTOMATA I』を発表、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミーというバンドの音楽的高みの頂点とも称されたサウンドで大きな話題となったのだが、その第二章にして完結編とも言える作品が、今回の『AUTOMATA II』だ。

◆『AUTOMATA I』と『AUTOMATA II』…、この2枚にわたる作品で、ビトウィーン・ザ・ベリード・アンド・ミーは数々の地平線を僕達に提示してくれている。彼らが持つ潜在能力を引きだし、さらにその先へと足を踏み込んだこの驚愕の作品は、じっくりと彼らのサウンドに向き合う事が出来る贅沢な時間を与えてくれる、全メタル・ファン必聴のアルバムとなるのだ…!

◆7月からは「2018年もっともエクストリームなツアー」として話題のTHE SUMMER SLAUGHTER TOURにヘッドライナーとして出演することが決定。

http://www.youtube.com/btbamofficial

RICK ASTLEY / BEAUTIFUL LIFE [STANDARD]

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/7/20予定

<JAN(規格番号)> 4050538395501

<内 容>
リックのビューティフル・ライフは今花開く――。 80年代後半に全世界を制覇し、2016年の前作『50』で約30年振りとなる全英NO.1を獲得したリック・アストリー。キャリアの第2期黄金時代を謳歌する彼の待望のニュー・アルバム『BEAUTIFUL LIFE』完成!

■ 1987年に「ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ」が全英・全米No.1、「トゥゲザー・フォーエヴァー」が全米No.1を記録するなど、80年代後半に全世界を制覇し、2016年には久々のアルバム『50』が、デビュー・アルバム以来の全英No.1を記録し、2017年にはサマーソニックで来日公演も行った、イギリスのヴォーカリスト、リック・アストリー。

■ 50歳という節目の年にリリースした約10年振りのスタジオ・アルバム『50』。約30年振りとなる全英No.1アルバムを獲得し、UKツアーでは10万枚以上のチケット売上を記録するなど、見事な復活を遂げたリック。今回リリースされるニュー・アルバム『BEAUTIFUL LIFE』に収録されている珠玉の12曲は、前作の発売にともなうプロモーションやツアーの合間に自宅のホーム・スタジオで作ったという。「気がおかしくなりそうな慌ただしさのなか、自分の小さなホーム・スタジオに戻り、時間を過ごしていた。それが自分の好きなことだからね。そこで、あれこれいじっていたら、いつの間にかニュー・アルバムを作り始めていたんだ」 

■ 前作同様、本アルバムでも収録されている全12曲のソングライティングを自ら手掛け、また楽器も全て担当。彼のトレードマークでもあるソウルフルな声も健在だ。アルバムの発売に先行してリリースされたのは、シングルとなるタイトル・トラック。シック風な要素も感じさせる、ダンサブルでキャッチーな、これぞリック・アストリーという1曲になっている。また心を揺さぶる切々としたソウル・バラード「Try」や、子供時代の想い出を綴ったハートウォーミングな「The Good Old Days」、ドゥーワップ調の「Chance To Dance」まで、『BEAUTIFUL LIFE』には、アップテンポなナンバーからバラードまで、タイムレスな魅力をもったポップ・ナンバーが揃っている。

■ 2017年にサマーソニックで来日した時、あのフー・ファイターズと奇跡のコラボを行い、観客を大いに沸かせたことも記憶に新しいリック・アストリー。ライヴ・アーティストとしても精力的に活躍している彼は、新作に発売に合わせ、Gabrielleをスペシャル・ゲストに迎えたUKツアーを発表!

■ 50を過ぎ、そのソウルフルな声にますます艶と円熟味が増したリック・アストリー。キャリアの第2期黄金時代を迎えたと言える彼のビューティフル・ライフは、これから大きく花開くのだ。


同時発売情報
●上記アルバムのデラックス盤も同時発売(4050538395600)
*ハードカバー・ブック型パッケージ
*Rankinによる写真をフィーチャーしたブックレット付き

BRUNO MARS / 24K MAGIC [CD+BD DELUXE]

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/6/29予定

<JAN(規格番号)> 0075678657566

<内 容>
"本物の輝き(24K)が音楽の奇跡(MAGIC)を起こす夜―。 遂に頂点を極めた“音楽界の至宝”ブルーノ・マーズ。グラミー賞7冠に輝く歴史的傑作に超豪華版が輸入盤でも登場! "

"★★★第60回グラミー賞7部門受賞の圧巻!★★★

■ デビュー以来、3年間で5曲の全米1位という大記録を樹立、2014年に出演したスーパーボウル・ハーフタイムショウでは歴代最高視聴率を記録、2015年にゲスト参加したマーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク」で第58回グラミー賞「最優秀レコード賞」を受賞するなど、数々の記録を塗り替えポピュラー音楽界No.1男性アーティストとなった“音楽界の至宝”、ブルーノ・マーズ。

■ 2016年11月には4年ぶりとなる待望の3rdアルバム『24K・マジック』をリリース。前2作よりさらに、ブルーノの音楽の原点とも言えるR&B/SOUL/ファンク等のエッセンス濃度が高まり、極上のメロディで彩られたこのアルバムからは、1stシングル「24Kマジック」(全米シングルチャート最高4位)、2ndシングル「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」(同1位)、3rdシングル「ヴェルサーチ・オン・ザ・フロア」(同33位)、4thシングル「フィネス」(同3位)とメガヒットを連発し、アルバムは3作連続でプラチナム・セールスを記録。

■ 2018年1月29日に行われた第60回グラミー賞では、カーディー・Bと共に最新シングル「フィネス(リミックス)」をパフォーマンスし、最終的に「最優秀楽曲賞(Song Of The Year)」「最優秀レコード賞(Record Of The Year)」「最優秀アルバム賞(Best Album Of The Year)」の主要3部門を含む全6部門で受賞という偉業を成し遂げた。頂点を極めたブルーノは2017年3月からワールド・ツアー、“24K MAGIC WORLD TOUR”をスタート。足かけ1年半に渡り150公演以上を行うこのツアーの一環で2018年4月、ファン待望の再来日を果たした。その来日公演に合わせ、世界に先駆けて『24K・マジック(デラックス・エディション)』が日本独占先行リリースされたが、遂に!その待望のCD+ブルーレイが、全世界発売となる!

■ 今回リリースされる(デラックス・エディション)は、昨年10月に「ボーダック・イエロー」が全米No.1ヒットとなった人気爆発中の女性ラッパー=カーディー・Bをフィーチャーした新バージョンで最新シングルとしてカットされ、現在全米大ヒット中の最新シングル「フィネス(リミックス feat.カーディー・B)」が追加収録された他、昨年9月にニューヨークの音楽の殿堂=アポロシアターにてブルーノが特別に行ったスペシャル・ライヴを収録したBlu-Rayディスクが付くという超豪華な内容。この、アポロ・シアターでのライヴは、約1時間の番組として米TV局CBSで昨年11月に放送され、日本でも音楽チャンネル=スペース・シャワーTVでも放送された。ブルーノが愛してやまないジェームズ・ブラウンやマイケル・ジャクソン等、偉大な先人達が名演を残した伝説的なステージで披露した圧巻のライヴ・パフォーマンスは必見だ。

PRINCE / PIANO & A MICROPHONE 1983

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/9/21予定

<JAN(規格番号)> 0603497861293

<内 容>
そこにあるのは、ピアノとマイクロフォン、そしてプリンスだけ…。 彼のクリエイティヴィティを間近に感じさせてくれる贅沢な空間、素顔のプリンスのプライベート・セッションへようこそ。 1983年、ミネソタにある彼のホーム・スタジオで行われたピアノ弾き語りセッションを収録した貴重な未発表音源がここに!

◆プリンスの60回目の誕生日となる2018年6月7日、音楽史の至宝が遺した秘宝の一つが世界に解放される事が明らかとなった。世界的にその名を轟かせる事となった前夜とも言える1983年に、ミネソタにある彼の自宅スタジオで収録されていた、ピアノ弾き語りの未発表トラックを収録した作品、それがこの『ピアノ&ア・マイクフォロン 1983』だ。

◆78年に『FOR YOU』でデビュー、その後4枚のアルバムを発表してきた天才:プリンスは、1982年に発表した5枚目となる作品『1999』で世界的なブレイクを果たした。その後の栄光は知っての通りだが、ブレイクを果たし、プリンスがいよいよ世界を手中に収める直前となる1983年に自宅スタジオで行われたプライベートなセッションを収録したのが、この作品だ。彼の息づかいやビートを刻む足跡までをも含めた非常に生々しいこの音源は、プリンスという才能溢れるアーティストのクリエイティヴィティを間近に感じさせてくれる、とてつもなく貴重な音源なのだ。

◆約35分収録の本作には、1983年、自宅スタジオでカセットにレコーディングされた未発表のプリンスによるピアノ弾き語り音源を収録している。数々の楽曲のアイデアを綴ったメドレーを含むこのアルバムは、CDとアナログ盤、そしてCDとアナログ盤をバンドルしたデラックス・エディションの3形態でのリリースとなる。

◆このプライベートなリハーサル音源は、生々しく、身近なプリンスの創造的なプロセスを垣間見させてくれる非常に贅沢な空間をリスナーに提供してくれる作品だ。1984年に正式音源として発表されることとなった「17 Days」や「Purple Rain」、ジョニ・ミッチェルのカヴァー「A Case Of You」、高い評価を受けた1987年のアルバム『SIGN O' THE TIMES』に収録されることとなった「Strange Relationship」や「International Lover」といった楽曲の原型とも言える貴重なテイクが、実際にプリンスが弾いていた自然なライヴ・メドレーの形で収録されている。他にも、珍しい19世紀の霊歌「Mary Don't You Weep」も収録されているのだが、この曲は今年8月に公開になるスパイク・リー監督の映画『BLACKKKLANSMAN』のエンド・クレジットにも使われる予定となっている。

◆プリンス財団のアドバイザー、トロイ・カーター氏はこの作品に関してこうコメントしている。
「この生々しく、身近に感じられるレコーディングは、プリンスが世界的なスターになる直前の、キャリア初期に行われたものです。形態としては、彼がキャリアを終えた2016年に行っていた、ピアノ&ア・マイクロフォン・ツアーと似たものと言えるでしょう。ファンにプリンスの進化を感じてもらい、彼のキャリアが最終的にピアノ弾き語りに戻っていったということを提示できることを非常に嬉しく思っています」

◆アルバム・ジャケットには、『1999』ツアー時に撮影されたプリンスのバックステージの瞬間をとらえた貴重な写真が使われている。この写真を撮影したのは、プリンスが大きな信頼を寄せ、1979年から1984年まで、クリエイティブ・コラボレイターとして密接に仕事をしていたAllen Beaulieu。彼の写真は他にも、『DIRTY MIND』や『CONTROVERSY』のジャケットや、『1999』期のあの印象的なプロモーション用写真としても使われている。

https://www.youtube.com/user/prince

同時発売情報
●上記アルバムのCD+LPデラックス盤も同時発売。(0603497858828)
こちらはCDとLPをバンドルし、豪華ブックレットを同梱したデラックス・エディション!

TOM WAITS / BRAWLERS [REMASTERED]

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/6/22予定

<JAN(規格番号)> 8714092755022

<内 容>
孤高の酔いどれ詩人、トム・ウェイツ。現代の音楽シーンにおける最重要人物の一人とも称される彼が2006年に発表した、新曲と既発曲(アルバム未収録曲)からなる3枚組アルバム『ORPHANS』。独自の視点から3枚のディスクにコンパイルされたこのアルバムが、本人監修による最新リマスター音源を収録した1枚づつの作品となって登場! こちらは「喧噪編」という日本語タイトルが付けられたディスク1となる「BRAWLERS」。

「このレコードの中心は私の声だ。酒をガブ飲みし、足を踏み鳴らし、さめざめと泣き、囁き、嘆き、喘ぎ、スキャットし、思わず口走り、激怒し、泣き言をいい、女を口説く…、そのどれも上出来だ。私の声は何にでもなれる ─ 少女、人さらい、電子楽器テルミン、爆竹、道化、医者、人殺し、なんでもござれ。粗野にもなれるし、皮肉っぽくも、錯乱状態にもなれる。声自体が楽器なのだ」 ─ トム・ウェイツ

◆そのしわがれた声と独特の視線で語られる歌詞世界、そして極上のメロディ・ラインを持った甘く美しい楽曲からエキセントリックで実験性に満ちた楽曲でカルト的な人気を誇る「酔いどれ詩人」、トム・ウェイツ。1973年のデビュー以降、Elektra/Asylum、Island、Ephitaph/Anti-とレーベルを渡り歩きながら時代時代を代表する圧巻の存在感を持つ作品を発表し続けてきた彼は、2011年にロックの殿堂入りを果たし、グラミー賞や他数々の音楽賞を受賞、ROLLING STONE誌やQ誌が選出する「歴史上最も偉大なシンガー」にもランクインする、カルト的な人気を誇る奇才だ。

◆俳優としての顔も持つトム・ウェイツは、コッポラやジム・ジャームッシュといった監督からも評価が高く、彼が生み出すサウンド同様、強烈な個性を放つ役柄を演じ、確固たる存在感を映画にも刻み込んでいる。1992年の『Bram Stoker'S Dracula(邦題: ドラキュラ)』での怪演は「圧倒的」であり「メインキャストを食ってしまうほどの名演」だと絶賛されたほか、『The Cotton Club(邦題: コットン・クラブ)』『Ramble Fish(邦題: ランブル・フィッシュ)』『The Outsiders(アウトサイダー)』、最近では『The Imaginarium of Doctor Parnassus(邦題: Dr.パルナサスの鏡)』などにも出演、その強烈な個性をスクリーンでも表現している。

◆現在、この素晴らしき酔いどれ詩人、トム・ウェイツの作品が最新リマスター盤となってリイシューされているのだが、そのシリーズに、当時の新曲とスタジオ・アルバムには収録されていなかった既発曲を計56曲、計3枚のディスクにコンパイルした、彼にとって3枚組アルバム『ORPHANS』が加わる事となった。もともと独自の視点で楽曲をふりわけ、それぞれのテーマに沿った楽曲をディスクに収録していた作品だったのだが、今回の最新リマスター盤では、それぞれのディスクを単体作品としてリリースされることに。『ORPHANS』という壮大な企画盤の凄味は、ディスク毎に一つの作品としてまとめられたことで、更なる凄味と説得力を持って、聴く者に迫ってくるのだ…!

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【BRAWLERS from ORPHANS(邦題: 喧噪編、アルバム『オーファンズ』より)】 (2006年作品)
ボブ・ディランから「密かに憧れるヒーロー」と称され、過去グラミー受賞アルバムを2枚持ち、映画のサウンドトラック・クリエイターとして、また俳優としてジム・ジャームッシュ監督やフランシス・コッポラ監督らと深い交友関係を持つ孤高の天才音楽詩人、トム・ウェイツが初めてとり組んだ全56曲からなる3枚組アルバム。30曲の新曲と映画のサウンドトラックやトリビュート・アルバム、オムニバス・アルバム等に提供していたアルバム未収録曲26曲をコンパイルし、独特の視点から楽曲を振り分け、3枚のディスクに収録されている。この『BRAWLERS(邦題: 喧噪編)』は、騒がしいブルースやジュークジョイントの喧噪を表現するかのようなディスクとなっている。ラモーンズやリードベリーのカヴァーを始め、映画『デッドマン・ウォーキング』に提供した「Walk Away」や映画『シー・オブ・ラヴ』に使用された「Sea Of Love」などを収録。



同時発売情報
●上記アルバムの「叙情編」という日本語タイトルが付けられたディスク2盤も同時発売。(8714092754926)
●上記アルバムの「実験編」という日本語タイトルが付けられたディスク3盤も同時発売。(8714092755121)


KITSOS HARISIADIS / LAMENT IN A DEEP STYLE 1929-1931

2018-07-10 | Jazz
<発売日> 2018/6/22予定

<JAN(規格番号)> 0813547025975

<内 容>
音楽の秘境体験へようこそ――。 奇才音楽キュレーター、クリストファー・キングが発掘したギリシャ民族音楽の秘宝がジャック・ホワイトが創設したミュージックマンズ・レーベル、THIRD MAN RECORDSからリリース!フリージャズにもドゥーム・フォークにも聞こえる知られざる20世紀前半のディープな音楽世界がここに!

■ ジャック・ホワイトが創設したミュージックマンズ・レーベル、THIRD MAN RECORDS。“知られざる良質な音楽を発掘し、スポットライトを当てていく”、そんな一面を持つこのレーベルから、貴重な音楽コレクションが登場した。

■ アメリカの奇才音楽キュレーター/音楽プロデューサー/作家であるクリストファー・キング(Christopher King)が手がける、ギリシャ民族音楽の秘宝コレクション。2016年にリリースした『WHY THE MOUNTAINS ARE BLACK - PRIMEVAL GREEK VILLAGE MUISC: 1907-1960』に続く本作は、ギリシャのクラリネット奏者、KITSOS HARISIADISの貴重な音源を集めたコレクションとなる。

■ タイトルの『LAMENT IN A DEEP STYLE 1929-1931』とあるように、本作は、1929年から1931年にかけてKITSOS HARISIADISが録音したインストゥルメンタル作品を集めたもの。それら14曲は、ギリシャのイピロス地方のフォーク・ミュージックでありながらも、フリージャズにもドゥーム・フォークにも通じるような、極めて現代的な要素をもった音楽である。一度耳にしたら癖になりそうな、陶酔感のあるサウンドは今日までほとんど知られることは無かった。

■ これら80年以上前の音源を、注意深いリサーチとフィールドワークで発掘したクリストファー・キングは、超レアなオリジナル78rpmSP盤から直接貴重な音源をリマスターするという、細心の注意とものすごく骨の折れる作業を通してようやくこれまでに無い音質で蘇らせることに成功した。その貴重な音源が収録されたCD、およびアナログのパッケージには、アメリカ60年代のアンダーグラウンド・コミック・シーンを牽引した大御所、ロバート・クラムによるイラストをフィーチャー!またデザインは、『The Rise & Fall Of Paramount Records, Volume Two (1928-32)』でグラミー賞を受賞した経験を持つ、ボックスセットなどのスペシャル・パッケージのデザインを数多く手がけているスーザン・アーチーによるもの。(ちなみに、クリストファー・キングの前作もこの二人によるジャケットである)

■ 現代音楽やフリージャズにも通じるスタイルを持つ、KITSOS HARISIADISのクラリネット・サウンド。シュリーマンのトロイア発見にも匹敵するかも知れない、知られざる20世紀前半のディープな音楽世界がここに発掘された!

VARIOUS ARTISTS / THIS IS SOUL

2018-07-10 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
<発売日> 2018/6/22予定

<JAN(規格番号)> 0603497859139

<内 容>
伝説の”ソウル・ミュージック決定盤”的コンピレーション・アルバムが復刻! 1968年にリリースされ、世界にアメリカが生んだソウル・ミュージックの存在を知らしめ、その後のソウル・ミュージックの隆盛へと続く扉を開く作品となった、60年代を象徴するソウル・コンピレーション・アルバム『THIS IS SOUL』。オリジナル発売50周年を記念して、同作品の再発売が決定! こちらは17曲ものボーナス・トラックを追加収録したCD盤!

◆1968年、当時盛り上がりを見せ始めていたソウル・ミュージック・シーンに大きな刺激を与え、数多くの若いジェネレーションに影響を与えることとなった一枚のコンピレーション・アルバムが発表された。オーティス・レディングやアレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケットやサム&デイヴ、そしてソロモン・バークなど、StaxやAtlanticといったレーベルに所属するアーティスト達の楽曲をコンパイルしたアルバム、『THIS IS SOUL』だ。

◆ソウル・ミュージック史において重要な位置を占める作品のリリースから50周年という節目となる年を迎える2018年、同作品が$tatesideよりリイシューされることとなった! オリジナル盤に収録されていた12曲に加え、17曲にも及ぶボーナス・トラックを追加収録した全29曲入りのCDと、オリジナル盤同様にモノラル音源全12曲を収録したアナログ盤、計2形態でのリリースとなっている。

◆このアイコニックなコンピレーション・アルバムがリリースされた当時、メインストリームのラジオ局はソウル・ミュージックをまだそれほど流してはいなかったという。このジャンルの音楽を聴くためには、実際にアルバムを買うか、アメリカ以外の国ではまだまだ高価なものであったUSからの輸入盤を購入する他ない状態だった。68年に『THIS IS SOUL』が発表されて以降、60年代にUSでレコーディングされていた偉大なるソウル・ミュージックの数々の名演が、世界中の数えきれないほどのリスナーへと届けられていくことになったのだ。今作の発売から2年後となる70年には伝説的音楽番組『SOUL TRAIN』の放送もスタート、Motownレーベルの隆盛も合わせて、ソウルの黄金時代の扉を開くきっかけともなった作品でもあるといえよう。

◆当時のソウル・ミュージックの決定盤として知られるこの『THIS IS SOUL』には、数々の傑出した名曲が選曲されている。アレサ・フランクリンの「I Never Loved A Man (The Way I Love You)(邦題: 貴方だけを愛して)」や、オーティス・レディングの「Fa-Fa-Fa-Fa-Fa (Sad Song)(邦題: ファ・ファ・ファ)」、ウィルソン・ピケットの「Mustang Sally(邦題: マスタング・サリー)」やパーシー・スレッジの「When A Man Loves A Woman(邦題: 男が女を愛する時)」といった楽曲の他にも、カーラ・トーマスやアーサー・コンリー、エディ・フロイド、サム&デイヴ、ソロモン・バーク、そしてベン・E・キングといったアーティストの楽曲も収録されている。

◆2007年に発表されたエクスパンデッド・ヴァージョンにも追加収録されていた17曲のボーナス・トラックも、今回のリイシュー盤CDに収録されている。そこには、アレサ・フランクリンの「Save Me(邦題: セイヴ・ミー)」やオーティス・レディングの「Hard To Handle(邦題: ハード・トゥ・ハンドル)」、ウィルソン・ピケットの「Funky Broadway(邦題: ファンキー・ブロードウェイ)」やサム&デイヴの「Hold On I'm Coming(邦題: ホールド・オン)」、エディ・フロイドの「Big Bird(邦題: ビッグ・バード)」やアーサー・コンリーの「Funky Street(邦題: ファンキー・ストリート)」といったオリジナル盤にも収録されていたアーティストの楽曲の他にも、バーケイズやキング・カーティス、アーチー・ベル&ザ・ドレルズ、ソウル・ブラザー・シックス、ジーン・アンド・ザ・ダーリングズやバーバラ・リンの楽曲も収録されている。

DARE / OUT OF THE SILENCE II (ANNIVERSARY SPECIAL EDITION)

2018-07-10 | Rock&Pops
<発売日> 2018/6/29予定

<JAN(規格番号)> 0190296955716

<内 容>
メロディアス・ハード・ロックを代表する極上の名盤が、最新レコーディングとなって新たな光を放ち始める…! 元シン・リジィのダーレン・ワートンが結成した、叙情的なメロディ・ラインに満ちたロック・バンド、デアーが88年に発表した記念すべきデビュー・アルバムにしてメロディアス・ハード・ロック名盤中の名盤が、最新リ・レコーディング音源となって復活! 新たな生命を吹き込まれた名曲の数々が、再びファンの心を熱くする…。

◆伝説のロック・バンド、シン・リジィのキーボーディストとして活動していたダーレン・ワートンを中心に活動する、マンチェスター出身の叙情派メロディアス・ハード・ロック・アクト、デアー。ダーレン・ワートンによる艶のある声によって歌われる哀愁漂うメロディ・ラインとわかりやすいポップな曲構成、そして時にハードに、時にメロウに響くハードなサウンド…、AOR的な要素を持つハード・ロック・バンドとして大きな注目を集める彼らが1988年に発表した、記念すべきデビュー・アルバムにして「メロディアス・ハード・ロックの名盤」として知られる作品『OUT OF THE SILENCE』が、今ここに最新リ・レコーディング盤として蘇る事となった!

◆1988年のデビューから30周年という記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを迎える今年、デアーはその記念すべき名盤『OUT OF THE SILENCE』に収録されていた全曲を新たにレコーディングし直し、同作のスペシャル・エディションとしてこの『OUT OF THE SILCENE II』を発表する。ワートン曰く「新たな生命が吹き込まれた」このリ・レコーディング盤は、オリジナルにもあったキャッチーでメロディアスなハード・ロックが、よりロッキンに、よりハードに磨き上げられたサウンドとなっているのだ。

◆1986年に若くしてこの世を去ったフィル・ライノットと共に、シン・リジィの一員として活動してきたダーレン・ワートンは、彼の死後地元マンチェスターに戻り、自分のバンドの準備をスタートさせる。そして後にTENのメンバーとして知られることになるヴィニー・バーンズ(g)らと共にデアーを結成、翌87年にはA&M Recordsとの契約を交わし、デフ・レパードのプロデューサーとしても知られるマイク・シプリーをプロデューサーに迎え、88年、この『OUT OF THE SILENCE』でデビュー、ジミー・ペイジやヨーロッパ、ゲイリー・ムーアらとのツアーを行ない、ヨーロッパを中心に世界中でハードAORのカルト的存在としてその名を響かせていく。

◆シン・リジィのリユニオンへの参加や個人的な理由によりしばらくデアーとしての活動をストップさせていた時期もあるのだが、彼らは現在までに6枚のアルバムを発表、アイリッシュ・ロックへ傾倒した作品やメロウな楽曲を中心にした作品など、アルバムをリリースする毎にメロディアス・ハード・ロック・サウンドを新たな次元へと導いていき、世界中に情熱的なファン・ベースを築き上げてきた。2016年に発表した最近作『SACRED GROUND』でもその哀愁のハード・ロック・サウンドでクラシック・ロック・ファンを魅了している。

◆このデビュー・アルバムのリレコーディング盤『OUT OF THE SILENCE II』と、現在すでにスタートしているFMとのカップリング・ツアーやヨーロッパの各サマー・フェスティヴァルへの出演で、彼らのサウンドが再び世界に鳴り響く事となる。まさに「ready to ROCK」という言葉に相応しい、デアーの新章の幕開けとなるのだ…!

http://www.facebook.com/darebandofficial

LOUIE VEGA / NYC DISCO

2018-07-10 | Dance、EDM、 DISCO,Club, House/DJ
<発売日> 2018/6/29予定

<JAN(規格番号)> 0091012400025

<内 容>
――パリピよ、これがフロアをアゲるってことさ。 ハウス・シーンのレジェンド、ルイ・ヴェガがディスコでNYCを爆アゲする!人間国宝級重鎮DJによる、NYハウスとディスコの昇天マッチアップによるディスコCDが2枚組で登場!!

■ NYハウス・シーンのレジェンド、ルイ・ヴェガ。ケニー・ドープとのプロダクション・チーム、Master Of Workでの仕事を始め、NUYORICAN SOULやElements Of Lifeなどといったプロジェクト、そしてソロ・アーティストとしても、そのサウンドやリミックスは世界的に大きな支持を集め続けている。また1980年代半ばから30年以上に亘りフロアをアゲて来た彼のDJプレイも、ハウスミュージック界の人間国宝と呼べるだろう。

■ 2016年にリリースされたアルバム『LOUIE VEGA STARRING...XXVIII』は、2017年、第59回グラミー賞で最優秀ダンス・アルバムにもノミネートされ、ハウス・ミュージックのマスターピースと高い評価を集めたのも記憶に新しいところである。ファンクやラテン、ソウル、ゴスペル、R&B、アフロ・ビートなどをベースにしながらハウス・ミュージックを開拓してきたルイ・ヴェガだが、実は彼の音楽性の中にはもう一つ、ディスコの要素も色濃く流れている。今回リリースされるアルバム『NYC DISCO』は、そんなディスコ・ミュージックに対するルイの造詣、憧れ、そしてリスペクトから生まれた作品なのだ。

■ 本作がリリースされるハウスの名門、NERVOUS RECORDSは、1970年代から数多くのディスコやガラージ、ハウスの曲をリリースしてきたニューヨーク・シティのインディー・レーベル、SAM RECORDSの創設者、サム・ワイズの息子、マイク・ワイズによって創設された。Masters Of Works Presents Nuroican Soulの「The Nervous Track」を始め、90年代にいくつかのトラックをNERVOUS RECORDSからリリースしていたルイは、70年代から80年代に掛けて、SAM RECORDSがディスコ・ヒットを多くリリースしていたことを知っていた。そして最近になって、マイク・ワイズに、そのSAM RECORDSから生まれたディスコ・クラシックのマルチトラック・マスターを送ってもらう提案をしたのだった。その中には、Gary Gang「Keep On Dancing」、John Davis & The Monster Orchestra「I Can't Stop」、Convertion「Let's Do It」、Vicky D「This Beat Is Mine」などが含まれていたという。これらのマルチトラックは、ルイの創作意欲を掻き立て、これらのトラックにインスパイアされたリミックスがBeatportのチャートやダンスフロアを沸かせたのだった。

■ その反響を受け、ルイとマイク・ワイズは、このアイディアをさらに発展させ、新曲を作ろうという流れへと結びついた。そこから湧き出たルイのクリエイティヴィティから生まれたのが、本作『NYC DISCO』だ。CD1には、First Choiceのメンバーとしても知られるRochelle Flemingと大御所女性シンガーBarbara Tuckerが参加したStevie Wonder「Love Having You Around」のカヴァーを始め、Luther Vandrossの「Get Myself Together」やBebe Winansの「He Promised Me」、そしてSAM RECORDSのGary Gang「Keep On Dancing」、John Davis & The Monster Orchestra「Bourgie Bourgie」などのルイ・ヴェガ・リミックスを収録。またCD2には、SAM RECORDSのカタログから選り抜かれた12曲を、ルイ・ヴェガが21世紀の音楽シーンにも色褪せることないように、リ・エディットとリマスターを行ったものが収録されている。このアルバムのインスピレーションとなったアイディアが、CD2に生きているのだ。

■ ハウス・シーンのレジェンド、ルイ・ヴェガによる、NYハウスとディスコの昇天マッチアップ!過去と現代、そして未来が交錯する新たなるフロアのマスターピース、それが『NYC DISCO』だ!