輸入盤 最新新譜情報  【BUYER'S EYES】

●メーカーからご提供頂いた情報を元に小売店のチェック用として使用されております。本文の複写転載禁止。内容変更可能性あり。

MAISIE PETERS / YOU SIGNED UP FOR THIS

2021-06-28 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/8/27予定

<JAN(規格番号)> 0190296743597

<内 容>
まるでダイアリーを綴るかのように日々の経験を色鮮やかに楽曲へと落とし込んでいく彼女は、UKブライトン出身、現在21歳。 2020年の1年間でグローバルでのストリーミング総再生回数のべ約2億回を記録!今大注目のフィーメイル・シンガー・ソングライター、メイジー・ピーターズが、エド・シーラン主催のレーベルと契約!満を持してのメジャー・デビュー・アルバムを遂にリリース!

■ UKで今大きく注目を集める新人アーティスト、メイジー・ピーターズが、エド・シーラン主催のレーベル<ジンジャーブレッド・マン・レコーズ(Gingerbread Man Records)>と契約し、メジャー・デビュー・アルバム『You Signed Up For This』を2021年8月27日(金)に全世界リリースする。

■ UKブライトン出身、現在21歳のメイジー。9歳の頃から曲を書き始めたという彼女は2015年に初めて自身の曲をYouTubeにアップロードし、少しずつ本格的な音楽活動をスタート。同年、Atlantic UKと契約を果たし、UKポップス・シーンにて期待すべき新人アーティストとして注目を集めるようになる。2017年にデビュー・シングル「Place We Were Made」をリリースした彼女、翌2018年には6曲入りのデビューEP『DRESSED TOO NICE FOR A JACKET』、そして2019年には2nd EP『IT'S YOUR BED BABE, IT'S YOUR FUNERAL』を発表。さらに同年映画映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』のサウンド・トラック・アルバムに「Smile」を提供、UKアーティストとして唯一抜擢された彼女のポテンシャルは大きな話題を呼んだ。
その後も2020年に「Sad Summer Girl」、「Maybe Don’t (feat. Saxe)」、そして今年2月には「John Hughes Movie」をリリース。5月には、ジェイムス・ベイとのコラボレーション曲「Funeral (feat. James Bay)」 を発表した他、Apple TV+ Original Seriesで配信されている番組「Session 2」のオリジナル・サウンドトラックも手がけてるなど、イギリスで最も才能のある新鋭アーティストの一人としてそのクリエイティヴィティを大きく花開かせている。

■ その彼女が満を持してリリースするデビュー・アルバム『You Signed Up For This』は、彼女の成長物語とその少女時代へのラヴ・レターのようなもの。まるでダイアリーを綴るかのように日々の経験を色鮮やかに楽曲へと落とし込んでいくメイジー、新人としては異例の注目を以って迎えられている。アルバムからの先行シングルとなるのは7月2日にリリースされる「Psycho」。この曲は、エド・シーランと音楽プロデューサーのスティーヴ・マックとのコライト(共同制作)楽曲。アルバム・リリースを前に、大きな注目を集めることは間違いないだろう。

■ エド・シーランのレーベル、ジンジャーブレッド・マン・レコーズとの契約について、メイジー本人は次のようにコメントしている。
「ジンジャーブレッド・マン・レコーズとサインし、私の夢が叶ったの。(エドの楽曲)「Lego House」を聴いて育った沢山の13歳と同じように、私もエドにインスパイアされ尊敬しながら育ってきたから。だから今、こうして21歳になって、エドやレーベルの皆に電話をかけられるなんて信じ難いことだし、友人であり、家族であり、人生の恩師として彼と接していることに驚いているわ」
さらにデビュー・アルバムについてはこうも語っている。
「アルバム『You Signed Up For This』は、私の人生(といってもまだ大して長くないけど)の足跡であって、とっても誇りに思っている作品。偏った考えかもしれないけど、これまでで多分一番お気に入りのアルバムだと思う。このアルバムがリリースされて、沢山の人たちのフェイバリットになってくれたら本当にいいなって思う。」
またエド・シーランも彼女についてこうコメントしている。
「メイジー・ピーターズが、ジンジャーブレッド・マン・レコーズと契約したことを発表できて嬉しいよ。彼女は、自分が描くストーリーを更に新しい方向へ進め続けることが出来る特別なアーティスト。楽曲制作のセッションも一緒にやってみたんだけど、今後、何か彼女と出来たらなと思っている。皆が、彼女のデビュー・アルバム(『You Signed Up For This』)を聴くのが待ちきれないよ。x」

■ エモーショナルでキャッチーなポップ・ソングを得意とするメイジー。ナチュラルで飾らないスタイル、シンプルな旋律、少しハスキーだけれども天性の透明感をもつ彼女の歌声は、世界を魅了する可能性を秘めている。TimeOutが“サム・スミスはメイジーの優美な声のファンである;そして間も無く皆もそうなるだろう”と予言し、INDEPENDENT紙が“現在のシーンで最もエキサイティングなシンガー・ソングライターの一人”、DAILY STARが“メイジーは、まるで人生を1,000回生きているかのようにハートブレイク(失恋)とラブ(愛)の物語を紡ぐ”と評するなど、英国のメディアも絶賛!今後の活躍が大いに期待される新たな時代のストーリーテラーの誕生だ。




YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCJvnOmwPOgeLczo7zLzb5Xg


同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0190296743566)

Lorde / Solar Power [Standard Vinyl]

2021-06-28 | 今月の推薦盤
<発売日> 2021/8/20

<JAN(規格番号)> 0602438176489

<内 容>
【輸入盤】

ロード4年ぶりとなるニュー・アルバム!

このアルバム情報のアナウンスメントを夏至にあたる現地時間6月21日に発表したロードは、自身のニュースレターに次のように記している:
“こんにちは、私のベイビーたち、夏至おめでとう。知らない人もいるかもしれないけれど、夏至は太陽が空を最も長く通る日なの。一年のうちで最も長く、最も明るい日。文化的には何千年も前から夏至を祝い、歌や踊り、儀式、火事、宴会などを行ってきた。歌ったり、踊ったり、儀式をしたり、火を焚いたり、ごちそうを食べたりして、豊穣を祈り、乾杯する日。祝うに値する日。“

こうして6月21日が祝い事に最適な日であると綴り、新作アルバム『Solar Power』が発売されることを発表。

ロードは新作アルバムについて次のようなコメントを寄せている:
“このアルバムは、自然への賛美であり、屋外にいるときに感じる深い超越的な感情を不滅にする試み。心痛、悲しみ、深い愛、混乱を感じる時、私は自然界に答えを求めているの。私は息を吐いて、耳を傾けることを学んだ。そうして出来上がったのがこの作品なの。”


CRAIG ARMSTRONG / NOCTURNES - MUSIC FOR TWO PIANOS

2021-06-28 | Dance他 (FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/9/3予定

<JAN(規格番号)> 4050538671193

<内 容>
『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャッツビー』などのバズ・ラーマン監督映画のスコアや、マッシヴ・アタックとのコラボレーションで知られるスコットランドはグラスゴー出身の作曲家/アレンジャー/現代音楽/エレクトロ・アーティストであるクレイグ・アームストロングが贈る、長く、静かな夜の癒しのピアノ・ナイト・ミュージック。ロックダウン中に制作された『NOCTURNES - MUSIC FOR TWO PIANOS』発売。 『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャッツビー』などのバズ・ラーマン監督映画のスコアや、マッシヴ・アタックとのコラボレーションで知られるスコットランドはグラスゴー出身の作曲家/アレンジャー/現代音楽/エレクトロ・アーティストであるクレイグ・アームストロングが贈る、長く、静かな夜の癒しのピアノ・ナイト・ミュージック。ロックダウン中に制作された『NOCTURNES - MUSIC FOR TWO PIANOS』発売。

■ 『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』、『華麗なるギャッツビー』などのバズ・ラーマン監督映画のスコアや、マッシヴ・アタックとのコラボレーションで知られるスコットランドはグラスゴー出身の作曲家/アレンジャー/現代音楽/エレクトロ・アーティストであるクレイグ・アームストロング。昨年リリースしたCalum Martinとのコラボション・アルバム『EDGE OF THE SEA』に続く新作を完成させた。

■ 今回リリースされるニュー・アルバムは2つのピアノのための作品『NOCTURNES: MUSIC FOR 2 PIANOS』。本作には彼が2020年から2021年の間に制作した14の楽曲が収録されているが、そのほとんどが、英国中がロックダウンとなっていた時期に、外出禁止となっていた夜の間で作られたものだという。アームストロング曰く、2台のピアノのための楽曲としたことで、より抽象的な曲を作ることができ、メロディーやハーモニーの輪郭がぼやけた拡散した音を作ることができたという。収録されているノクターンは繊細なメロディの断片に焦点を当てており、作曲の過程を明らかにしながら展開されている。そして、それぞれの小品は独立していながらも、各楽章の雰囲気や意図は全体としてまとまったものになっているのだ。

■ 自宅で作曲・録音した本作の制作は、アームストロングにとってパンデミックの中である意味、癒しの時間でもあったという。それゆえに彼は、アルバムの音の美しさと音楽の内省性が、聴くものにとってこの奇妙な時代に慰めを見出す助けになるかも知れないと思っている。本作『NOCTURNES』をアコースティックなアルバムにしたいと考えたのも、この形式であれば、演奏したいと思う2人のピアニストがいれば、誰でも楽曲を演奏することができるからだと彼は語っている。音楽の持つ癒しの力が込められた本作『NOCTURNES: MUSIC FOR 2 PIANOS』。長く静かな夜にぴったりの作品である。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCkMeyZRdUvxXOBOGzu1Dcjw

同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(4050538671247)

MORITZ VON OSWALD, MORITZ VON OSWALD TRIO / DISSENT

2021-06-28 | Dance他 (FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/8/6予定

<JAN(規格番号)> 4050538676228

<内 容>
90 年代のベルリンにおけるエレクトロ・ミュージックのパイオニアであり、シーンの最重要プロデューサー/アーティストとしてミニマル・テクノからエレクトロニック・ダブまで様々なスタイルの作品を発表し続けているジャーマン・テクノのレジェンド、モーリッツ・フォン・オズワルド。その彼が新たな編成のトリオで挑む実験的で即興的な最新作『DISSENT』完成。

■ 90 年代のベルリンにおけるエレクトロ・ミュージックのパイオニアであり、シーンの最重要プロデューサー/アーティストとしてミニマル・テクノからエレクトロニック・ダブまで様々なスタイルの作品を発表し続けているジャーマン・テクノのレジェンド、モーリッツ・フォン・オズワルド。その彼を中心とするトリオ・プロジェクト、モーリッツ・フォン・オズワルド・トリオがラインナップを新たに約6年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースする。

■ 90 年代のベルリンにおけるエレクトロ・ミュージックのパイオニアが集結していたMvOTだが、今作はアメリカのエレクトロ・アーティスト、Laurel Haloとドイツのジャズ・ドラマー、Heinrich Köbberlingとの新編成によるアルバムとなる。これまでの作品同様レコーディングはベルリンで行われ、昨年の11月から12月にかけてスタジオで長時間のジャムを繰り返しながら本作は制作された。序章と終章に挟まれた10章の楽曲によって構成されてい『DISSENT』で、モーリッツ・フォン・オズワルドはトリオによるグルーヴやエフェクトを使った即興演奏で、実験的な音の世界を表現している。ミュージシャン同士の信頼と理解が深まり、互いに押したり引いたりしながら、彼らは聴くものを圧倒するような楽曲を作り出していった。

■ 自由なドラミングや荘厳なオルガンの響きにモーリッツ・フォン・オズワルドならの作品ならではの伝統的にパーカッシブではないサウンドや、固有のグルーヴを際立たせるエフェクトやノイズによって、それぞれの楽曲はテクノのジャズ的な傾向を思い起こさせる一方で、聴くものを見知らぬ領域へと導いていく。リズムを装飾するための従来の装置に頼らないことで、音の自由度が高まり、トリオはスリリングで新しい領域を切り開いている。3人のミュージシャンが最高の状態で演奏した結果生まれたアルバム――それがモーリッツ・フォン・オズワルド・トリオの代名詞である、探検的で大胆なサウンドを継承しながら幅広いアンビエンス、アップテンポのダンス、ジャズの感覚を取り入れた『DISSENT』なのだ。


同時発売情報
●上記アルバムの2LP盤も同時発売(4050538671629)

MEREDI / TRANCE

2021-06-28 | Jazz
<発売日> 2021/8/6予定

<JAN(規格番号)> 4050538690415

<内 容>
流麗で瞑想的なピアノの旋律で注目を集めるベルリンの若き作曲家/ピアニスト、メレディ。 クラシックを基盤にしながらクラブカルチャーやジャズなどの要素を取り入れたスタイルで描くのはベルリンのクラブカルチャーへのトリビュート。ストリング・アンサンブルとの共演作品も収録した待望のセカンド・アルバム『TRANCE』完成。

■ ベルリン出身の若き作曲家/ピアニスト、メレディ。2020年、デビュー・アルバム『STARDUST』をリリースした彼女、クラシックを基盤にしながらクラブカルチャーやジャズなどの要素を取り入れたスタイルで、世界各国のプレイリストに楽曲を取り上げられている。クラシックの作曲法を学んだ後、ミュンヘンで映画音楽を学んだという彼女の目標は、聴くものに音楽的な深みと充実をもたらしながら、感情を揺さぶるような新たなクラシック音楽を作りだすことだという。

■ その彼女が早くも新たなアルバムを完成させた。2作目のスタジオ・アルバムとなる『TRANCE』は、タイトルが示唆するようにベルリンの街でかつて隆盛を極めたクラブカルチャーへのトリビュートも含んだ作品だという。「テクノ・ミュージックのパワーにインスピレーションを受けたから、それをこのアルバムで、自分の言葉で表現したかった」そう彼女はインタビューの中で語っている。本作の中心にあるのはもちろん彼女が奏でる流麗なピアノの旋律だが、本アルバムにはストリング・アンサンブルと共演した作品も3曲収録されている。

■ アルバムからのリード・トラックとなるのは、「Watching You Fall」。繊細な反復と上昇するようなサウンドスケープのこの曲は、ピアノによるシンプルなモチーフとストリングスによって構成されており、聴くものを潜在的な可能性と感情の抽象的な世界へと誘っていく。ジャケットでも纏っているピンクのドレスを着た彼女が、ストリング・アンサンブルに囲まれてベヒシュタインのグランドピアノを演奏する姿を捉えたミュージック・ビデオもまた印象的だ。
「このアルバムは、自分自身を探す旅、コントロールを失ったことによる自己発見のようなものを表しているの」
最新作についてそう語るメレディ。この最新作『TRANCE』で彼女は、ナイトクラブでの陶酔感やダンスフロアの高揚感をピアノで再現し、媒体やジャンルを問わず、音楽が魔法のように個人を溶かし、集団を統合する、最も純粋で抽象的な形の音楽の力を示しているのだ。

YouTube
https://www.youtube.com/c/meredi

VINCE MENDOZA & CZECH NATIONAL SYMPHONY ORCHRESTRA / FREEDOM OVER EVERYTHING

2021-06-28 | Jazz
<発売日> 2021/7/16予定

<JAN(規格番号)> 4050538668094

<内 容>
これまでグラミー賞を6回受賞し、34回もノミネートされた経験を持つ、作曲家/アレンジャー/指揮者、ヴィンス・メンドーザ。チェコ国立交響楽団とともに、ソプラノ歌手のジュリア・ブロックをはじめ、ジョシュア・レッドマン、アントニオ・サンチェス、デリック・ホッジ、ザ・ルーツのMCであるブラック・ソートらのスペシャル・ゲストとのコラボレーションを実現させた最新作『FREEDOM OVER EVERYTHING』完成。時代の空気を反映したメッセージ性の強い、ジャンルを超える革新的作品がここに生まれた――。

■ これまでグラミー賞を6回受賞し、34回もノミネートされた経験を持つ、作曲家/アレンジャー/指揮者、ヴィンス・メンドーザ。ビョークエにルヴィス・コステロ、スティング、ジョニ・ミッチェルから、ジョー・ザヴィヌル、ジョン・スコフィールド、ランディー&マイケル・ブレッカーやアル・ディ・メオラまで数々の伝説的アーティストの作品を手がけた彼は、同世代のアレンジャーの中でも卓越した存在として広く認知されている。その彼が新たな作品を完成させた。

■ 今回リリースされる『FREEDOM OVER EVERYTHING』は、作曲家および指揮者としてのルーツに立ち返り、チェコ国立交響楽団とともに、ソプラノ歌手のジュリア・ブロックをはじめ、ジョシュア・レッドマン、アントニオ・サンチェス、デリック・ホッジ、ザ・ルーツのMCであるブラック・ソートらのスペシャル・ゲストとの素晴らしいコラボレーションを実現させた作品だ。アルバムの幕開けを飾るのは、メンドーザが数年来交流のあるチェコ国立交響楽団の委嘱を受けて作曲した5楽章の「オーケストラのための協奏曲」。本作に収録されている数々のコラボレーションは、“ソリストをフィーチャしたオーケストラ作品”という目標が掲げられていたが、同時にこの古式ゆかしい形式に新たな方向性を示すものである。
「私がとったアプローチはオーケストラ協奏曲の伝統からの脱却だ。特定のストーリーを語るアーク(弧)を描きつつ、アフリカン・アメリカン・ミュージックのリズムやメロディ、即興の要素を取り入れることが重要だった」
そうメンドーザは本作について語り、さらにこう続ける。
「協奏曲の作曲を行っていた時期、アメリカでは2016年の大統領選により、凄まじい不和が巻き起こっていた。この作品を作っている間、私の芸術空間に自分たちの国で起こっている出来事が侵入してきた。この時私は初めて、自分たちは音楽を作ることができず、環境の変化から離れることができないと感じた。私はアーティストが時代を反映することの重要性を真剣に考え始めた。そして、私が目の当たりにしていることだけでなく、私が望んでいることを反映した音楽を作るにはどうしたらよいかを考えた。その時に、この協奏曲の弧が形作られ始めたのだった」
この「オーケストラのための協奏曲」では、ドラマーのアントニオ・サンチェスが、色、配置、バリエーションを駆使してリズムの質感を表現している。また「Meditation」でのジョシュア・レッドマンのサックス演奏は、この楽章に重要な即興的な声を提供した。

■ そしてザ・ルーツのブラック・ソートが参加している協奏曲の第5楽章「Justice and the Blues」は、哲学者であり公共の知識人であるコーネル・ウエスト博士の2つの有名な言葉を皮肉ったタイトルである。2019年の7月にこの作品をレコーディングしたとき、最終楽章はもともと楽器のソロになる予定だったそうだが、メンドーザは、代わりにラップを通してそこにメッセージを伝えるべきだと考えたという。そしてブラック・ソートがレコーディングに応じてくれた時、アメリカは新型コロナウイルスの感染拡大、そしてジョージ・フロイドの死を発端とするBLM運動が巻き起こっていた。こうした時代の空気をうけ、ブラック・ソートは素晴らしい心のこもった文章を出してきたという。またこの楽章には、デリック・ホッジがベーシストとして参加している。

■ また本作には、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した詩人・小説家のライナー・マリア・リルケの「時の書」の一節をもとに、メンドーサがジュリア・ブロックのために作曲した「To The Edge Of Longing」も収録されている。さらにアルバムに参加しているアーティストと同様にメンドーザは、ジャズとクラシックの両方に対応できる能力と経験を持つ共同プロデューサとエンジニアを選んだ。アルバムのレコーディング、ミキシング、マスタリングを担当したのは、アビーロードのチーフエンジニアであったジョナサン・アレンだ。

■ かつてアリストテレスが言ったように、「音楽には魂の道徳性に一定の効果をもたらす力がある」というのが真実であるならば、ヴィンス・メンドーサの『FREEDOM OVER EVERYTHING』g』は、私たちが生きる時代に歓迎される作品として受け止められるに違いない。




FACEBOOK
https://www.facebook.com/VinceMendozaComposer/

ERIC BIBB / DEAR AMERICA

2021-06-28 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/9/10予定

<JAN(規格番号)> 0810020504200

<内 容>
全ての痛みと恥ずべき事実、そして全ての希望と奇跡がここにある。 ブルースを主体とした様々なルーツ・ミュージックをつなぐ稀有の才能/ブルース・シンガー・ソングライター/ストーリーテラー、エリック・ビブ。69歳を迎えてなお音楽探求の旅を続ける彼が、母国アメリカへの想いを綴ったProvogue Records移籍第一弾となる最新作『DEAR AMERICA』を完成させた!

「このアルバムは、ラヴ・レターのようなものさ。アメリカという国は痛みや血塗られた歴史を連想させるが、同時に信じられないほどの希望と楽観主義も持っている。近年のBlack Lives Matterムーヴメントなど、今の若い人たちを見ると驚くべきことがたくさんある。こういったことは、今もなおあの60年代のエネルギーがこの国に存在していることを実感させてくれるんだ。良いものを押さえておくことなんてできないからね」 ─ エリック・ビブ

◆60年代のフォーク・シーンで活動していたレオン・ビブを父に、そしてMJQのジョン・ルイスを叔父に持つ、NY生まれのフォーク/ブルース・シンガー・ソングライター、エリック・ビブ。1951年に生を受け、13歳でNYの音楽学校で学び、19歳でパリにわたり、その後ヨーロッパを活動の拠点にしながら母国アメリカのルーツ・ミュージックを主体にしたサウンドを奏で続ける彼は、現在までに2度のグラミー賞ノミネートを果たし、ブルース・ミュージック・アワードを受賞、ブルースを主体にフォークやゴスペルといったルーツ・ミュージック、そしてワールド・ミュージックの要素も取り込みながら、69歳を超えた今でも精力的に音楽探求の旅を続ける、実力派ベテラン・アーティストだ。

◆そんな彼が2018年に発表した2枚組のアルバム『GLOBAL GRIO』に続く最新作『DEAR AMERICA』を完成させた。グリーンウィッチ・ヴィレッジの理想主義的精神や、家に飾っていたボブ・ディランのポスターから、くすぶりつづけていた人種差別という傷を世界に開いて見せることとなった近年の衝撃的な事件まで、70年近くに亘る彼の人生で経験してきた全ての痛みや恥ずべき事実、そしてその先にある全ての奇跡や希望を綴った今作は、このアルバム・タイトルが指し示す通り、母国アメリカへの想いをルーツ・ミュージックに乗せて語る、意欲的な作品だ。

◆2019年、世界的パンデミックで世界中のスタジオが閉鎖される前にブルックリンにあるStudio Gで、プロデューサー/共作者のグレン・スコットを始め、ドラムのスティーヴ・ジョーダンやメンフィスが誇る最高級ブルース・ギタリスト、エリック・ゲイルズといったメンバーと共にレコーディングが行われている。現在はスウェーデンを活動拠点にしている彼だが、今作のレコーディングのために再びNYに戻ってきたことは、彼にとって現代の熱気に満ちた時代の鼓動を再び実感し、自身のルーツである場所を再認識させてくれたという。伝説的ベーシスト、ロン・カーターや、現シーンの最高峰に位置するベーシスト、トミー・シムズといったアーティストも参加している今作は、彼の人生においても非常に大きな意味を持つ作品となっているのだ。

◆アメリカの歴史に光と闇があるように、この『DEAR AMERICA』にも光と影が存在している。母国アメリカの最も有害な問題を探求することで、そこにある希望や愛、そして明るい未来を表現していくその手法は、彼のストーリーテラーとしての力量の凄さを強く実感させてくれる。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UC_ffJQUuz5hNVs6GON_fFgg

同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0810020504194)

GERRY RAFFERTY / REST IN BLUE

2021-06-28 | Rock&Pops
<発売日> 2021/9/3予定

<JAN(規格番号)> 0190296700149

<内 容>
トラディショナル・フォークと英国的ロックをブレンドしたサウンド、そして憂いを帯びたメロディが、時を超えて世界に暖かい風を届けてくれる…。「霧のベイカー・ストリート」の大ヒットで知られるスコットランドが生んだ最高のソングライター/ミュージシャン、ジェリー・ラファティー。惜しくも2011年にこの世を去ってしまった彼が生前に残していたデモや製作途中だった楽曲たちをまとめあげた、奇跡のアルバム『REST IN BLUE』がここに登場! 一つのアルバムとして見事な完成度を誇るこの紛うことなきジェリー・ラファティーの「最新作」は、ソングライターとして、そしてヴォーカリストとしての才能の豊かさを強く感じさせてくれる…。

「こんなに素晴らしい声で歌うジェリーは聴いたことがないよ。彼はいつだって俺を楽しませてくれるんだ」 ─ ビリー・コノリー(英国のコメディアン/ミュージシャン)

◆60年代末にビリー・コノリー(英国で愛されるコメディアン/アクター/ミュージシャン)とともに結成したハンブル・バムスというフォーク・デュオで活動を開始し、その後「Stuck In The Middle With You」というロック・クラシック・ナンバーを生み出したロック・バンド、スティーラーズ・ホイールとして、そしてソロ・アーティストとして数々のヒット曲を世に送り出してきた、スコットランドが生んだ最高級のソングライター/ミュージシャン、ジェリー・ラファティー。「霧のベイカー・ストリート」という大ヒット曲を始め、トラッド・フォークとロック、そしてブルースを見事にブレンドさせたサウンドと憂いを帯びたメロディ・ラインで世界中の音楽ファンを魅了し続けてきた、音楽史にその名を刻む存在だ。

◆現在までに10枚のアルバムを発表し、スコットランド/英国が誇るソングライターとしての地位を確立してきた彼だが、惜しくも2011年、この世を去ってしまう。彼のサウンド、そして歌声に魅了されてきた世界中のファンは彼の死を悼み、数々のアーティストも彼の残した作品に敬意を表してカヴァーなどを発表してきたのだが、彼の死から10年を経た今、奇跡ともいえるジェリー・ラファティーの通算11作目となる最新作が登場することとなった!

◆2011年にこの世を去るまで、ジェリーは時間を見つけては次なる新作のための作業を進めていた。彼の死後、娘であるマーサ・ラファティーは父が遺した数多くデモを見つけ、父の遺志を継ぎ、製作途中となっていたアルバムを完成させる。それがここに登場するこの『REST IN BLUE』なのだ。デモ音源の多くはシンセサイザーを何層にも重ねたサウンドとなっていたのだが、そのデモ音源から素晴らしく鳴り響くジェリーの歌声を抜き取り、今まで彼と共に活動してきた数多くのアーティスト/ミュージシャンの助けをかりながら創り上げたこのアルバムは、生々しい感情をフォークやロック、そしてブルースといったサウンドに封じ込めた、一つの作品として素晴らしい完成度を誇る作品に仕上がっている。

◆ジェリーのキャリアを通して様々な時代にレコーディングされていたデモ音源を現代に蘇らせたこの『REST IN BLUE』では、それぞれの時代性を切り取ったかのような題材が語られている。気候変動への危惧をうたった「Sign Of The Times」や、戦争の正当性に疑問を投じる「Lost Highway」、アルコール依存症を語った「Still In Denial」といったジェリーのペンによるオリジナル楽曲に加え、今作には「Wild Mountain Thyme」や「Dirty Old Town」といったトラディショナル・フォーク曲や、リチャード&リンダ・トンプソンの「It's Just The Motion」のカヴァー、そして90年代にレコーディングされていたという、スティーラーズ・ホイールのヒット曲「Stuck In The Middle With You」のセルフ・カヴァー曲など、彼の才能の素晴らしさをたっぷりと封じ込めた全14曲がここに収められているのだ。

◆このアルバムに参加するミュージシャン/アーティストは、ジェリーのキャリアを通して活動を共にしてきた数々の盟友たち。「霧のベイカー・ストリート」で力強いギター・ソロを披露した他ジェリーの作品で数多く共演してきたギタリストのヒュー・バーンズを始め、エリック・クラプトンやロジャー・ウォータース、ジョージ・マイケルらとの共演でも知られるヴォーカリスト、ケイティ・キッスーン、そしてダイアー・ストレイツのアラン・クラークなど、長年のコラボレイター達が集結してくれているのも、このアルバムの特筆すべき大きなポイントだ。また、印象的なアートワークは、ジェリーの友人でもあるジョン・バーンによるもの。

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCLCWqcwfrlyJIC-RBnO-JbA


DAVID CROSBY / FOR FREE

2021-06-28 | Rock&Pops
<発売日> 2021/7/23予定

<JAN(規格番号)> 4050538689945

<内 容>
音楽という名の、純粋かつ力強い錬金術に人生を捧げる伝説が紡ぐ、創造性の高まりに満ちた「音」がここに…。 バーズやCSN、そしてソロ・アーティストとして60年以上にわたり自身の音楽世界を追い求めるフォーク・ロック界の伝説的存在、デイヴィッド・クロスビー。今もなお精力的に音楽を探求しメッセージを発信し続ける彼が、豪華アーティストとのコラボレーションを通して自身のクリエイティヴィティを最高の形で表現する、前作より約3年振りとなる最新作『FOR FREE』を完成させた! この最新作で、彼は本質的な真実を揺るぎない暖かさと深い驚きの感覚で世界に伝えていくのだ…。

◆バーズからCSN、CSN&Y、そしてソロ・アーティストとして、60年以上に亘って自身の音楽世界を追い求め続ける、フォーク・ロック界の伝説的存在、デイヴィッド・クロスビー。2度のロックの殿堂入りを果たし、ソングライターの殿堂入りも果たす真のレジェンドは、半世紀以上のキャリアを経て3世代を超える人々に文化的試金石を提供し続け、今も尚社会を見詰め、音楽を探求し、メッセージを発信し続けている。そのクリエイティヴィティ/創造性はとどまることなく世界に最高のサウンドを響かせ続けてくれているのだ。

◆今年8月に御年80歳を数えるこの伝説が、前作『HERE IF YOU LISTEN』から約3年振りとなる最新作『FOR FREE』を完成させた! 2016年に発表し高い評価を受けた『LIGHTHOUSE』以降、彼が経験してきた途方もない創造性の高まりを見事に表現したこの作品は、マイケル・マクドナルドやドナルド・フェイゲン、サラ・ジャロウズといった豪華なアーティスト達とのコラボレーションを含む、詩的であり、祈りにも似た、美しくもワイルドなロック・サウンドを通して、本質的な真実をあの紛れもない暖かみと深い驚きに満ちた感覚で伝える、デイヴィッド・クロスビーという稀有の才能を遺憾なく発揮したアルバムに仕上がっている。

◆デイヴィッドの息子でありマルチ・インストゥルメンタリストでもあるジェイムス・レイモンド(彼は今作のプロデュースも担当)と共に創り上げられたこの最新作『FOR FREE』。2017年のアルバム『SKY TRAILS』でも共演したサックスのスティーヴ・タヴァグリオンやドラムのスティーヴ・ディスタニスラオらも参加した今作は、複雑なテクスチャーやグルーヴを内包しながら普遍的な美しさに満ちたロック・サウンドを聴かせてくれている。

◆アルバムの情報と共に公開された新曲「River Rise」は、ジェイムス・レイモンドとマイケル・マクドナルドの共作による楽曲だ。カリフォルニア・サウンドを彷彿とさせるこの楽曲には、マイケル・マクドナルドもヴォーカルとして参加、見事なハーモニーを聴かせてくれている。この曲に関して、クロスビーはこう語っている:
「息子に長い間「ヒット曲を書けよ」とうるさく言ってんだが、ついにこの曲で彼はそれを成し遂げたと思うよ。セカンド・ヴァースの部分は、友人であるマイケル・マクドナルドが書き上げてくれた。それだけじゃなく、彼は素晴らしいハーモニー・ヴォーカルをこの曲に付け加えてくれたんだ」

◆また、サラ・ジャロウズがヴォーカルで参加しているアルバムのタイトル曲「For Free」は、クロスビーの長年の友人でありコラボレイターでもあったジョニ・ミッチェルの楽曲をカヴァーしたもの。ジョニが1970年に発表したアルバム『LADIES OF THE CANYON』に収録されているこの曲に関して、クロスビーはこうコメントしている。
「ジョニは、現存するアーティストの中でも最も偉大なシンガー・ソングライターだ。”For Free”は彼女の曲の中でも最もシンプルな曲の一つだ。音楽というものの精神性、そして演奏することの必要性について語っているこの曲は、私が好きな曲の一つなんだ」

◆さらにこのアルバムには、スティーリー・ダンのドナルド・フェイゲンが今作のために書き下ろした楽曲「Rodriguez For A Night」も収録されている。フェイゲンの洗練されたストーリーテリングとクロスビーの暖かく威厳に満ちたヴォーカルが融合した見事な世界観が描かれている楽曲だ。
「スティーリー・ダンは私の大好きなバンドの一つだ。ドナルドをずっと尊敬していたから、この曲は私たちにとって非常にスリリングな経験だったよ」 ─ デイヴィッド・クロスビー

◆ジョーン・バエズが描いたデイヴィッド・クロスビーの肖像画を使用したアルバム・ジャケットも非常に印象的なこの『FOR FREE』。他に類を見ないほどのキャリアを歩んできた彼が、現時点での創造性の高まりを見事にサウンドに封じ込めたこの最新作は、デイヴィッド・クロスビーという伝説的存在が人生をかけてきた「音楽」という名の純粋かつ力強い錬金術が持つ素晴らしさを、改めて世界に提示してくれているかのように、暖かく、そして力強く、鳴り響いていくのだ。




YouTube
https://www.youtube.com/user/TheDavidCrosby

BENDIGO FLETCHER / FITS OF LAUGHTER

2021-06-28 | Rock&Pops(FORMAT:CD+LPorLP)
<発売日> 2021/8/13予定

<JAN(規格番号)> 0075678644184

<内 容>
ケンタッキーのロック・シーンから楽しみなバンドが登場した!カントリー・ロックやフォーク、ドリーミーなサイケデリアなどが混ざり合ったカラフルなアメリカン・ロック・サウンドと卓越したストーリーテリングが光る5人組、BENDIGO FLETCHER。期待のデビュー・フル・アルバム『FITS OF LAUGHTER』完成!

■ アメリカはケンタッキー州から楽しみなバンドが登場した。州最大の都市であるルイビル出身の5人組ロック・バンド、Bendigo Fletcher(ベンディゴ・フレッチャー)である。この数年、自主製作でEPをリリースし、American SongwriterやPop Mattersなど米メディアから注目を集めてきた彼らは今年春にエレクトラ・レコーズと契約。WILCO/UNCLE TUPEROのオリジナル・ドラマーであるKen Coomerをプロデューサーに迎え、待望のデビュー・フル・アルバムをリリースする。

■ Ken Coomerとともに僅か9日間で制作された『FITS OF LAUGHTER』。バンドのメイン・ソングライターであるフロントマンのRyan Andersonが自分を取り巻く世界を観察しながら綴った歌詞と、カントリー・ロックやフォーク、ドリーミーなサイケデリアなどが混ざり合ったカラフルなアメリカン・ロック・サウンドで作り上げられた本作は、バンド曰く“成長の記録”である。収録された楽曲の中には、生々しい人間的感情や、オフビートなユーモア、そして超自然的なものに遭遇した時の不思議な感動が描かれており、そこには仕事をとるか、音楽をとるかといった内なる葛藤や、人生で自分が本当に何をしたいのかを自問自答するなど、歓びから病的興奮まで、大人へと成長していく過程で誰もが感じるであろう、ありとあらゆる感情が詰め込まれているのだ。2020年、ツアーを行っている最中にパンデミックに見舞われた彼らだが、ライヴ活動を中断され、看護師や生鮮食料店の店員などエッセンシャルワーカーとして働いたり、地元ルイビルで起きたブリオナ・テイラーへの銃撃事件への抗議運動に参加したり、ギター/楽器メーカーのReverbとともにカーボンオフセットに取り組んだりと、アースデイのライヴストリームイベントに参加したりと、社会問題や環境問題に対しても関心を抱き続けている。

■ アルバムからは先行シングルとして、繊細なハーモニーとドラマティックな曲構成が聴くものを不思議なカタルシスへと導くグルーヴィーな「Evergreen」、そして架空の町、Bendigoを描いたカントリー・ロック・ナンバー、「Sugar In The Creek」、そしてCSN&Yを彷彿させるコーラスとドリーミーでフォーキーなサウンドの「Astropop」がリリースされている。ちなみに「Sugar In The Creek」のミュージック・ビデオはチリのアニメーション作家、Maria Jesus Contrerasが手掛けているそう。

■ 全8曲、収録時間約30分というコンパクトな構成の『FITS OF LAUGHTER』だが、これは”本当に入れるべき曲をいれた“というバンドの意思を反映したものであり、またTelevisionの『MARQUEE MOON』のように削ぎ落されたロックの名盤にインスパイアされたこともあったという。リリシズム溢れる歌詞と冒険心溢れるサウンド、そしてライヴへの熱い想い――来るべき未来をしっかりと見据えながら、Bendigo Fletcherはアメリカン・ロックに新たな道を刻んでいく――。




YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCqWvWwv7K8kq3PZnygVG1BA




同時発売情報
●上記アルバムのLP盤も同時発売(0075678644177)

CONOR OBERST / RUMINATIONS (EXPANDED EDITION)

2021-06-28 | Rock&Pops
<発売日> 2021/7/23予定

<JAN(規格番号)> 0075597916584

<内 容>
傷ついた天使の歌声が、優しく温かい音楽を紡ぎだす… その美しく繊細なサウンドで、「真のアメリカン・オリジナル」として注目を集めるシンガー・ソングライター:コナー・オバースト。彼が2016年に発表した、自身と対峙してたった一人で作り上げたパーソナルかつアコースティックな名作『RUMINATIONS』が、5曲のボーナス・トラックを追加収録したエクスパンデッド・エディションとなって登場!

「病気によって照らし出された人生がいかに非現実的なものになるか、という驚くべき絵画を、彼はこのアルバムで描きあげた。目もくらむような一日の美しさを感じさせるような、胸が張り裂けそうになるほどに美しい楽曲…、それはまるで昼過ぎに目を覚まして、不完全な一日となってしまっても、その日は大事な一日なのだ、という事を我々に気付かせてくれるような作品だ」 ─ GQ誌

◆アメリカのインディー・ロック・バンド、ブライト・アイズや、他様々なプロジェクトで活動を続けるシンガー・ソングライター、コナー・オバースト。米ローリング・ストーン誌が「真のアメリカン・オリジナル」と高く評価し、ボブ・ディランやニール・ヤングら偉大なシンガー・ソングライターの系譜に連なると英米メディアから賞賛を集める彼が、2016年に発表したアルバム『RUMINATIONS』が、5曲のボーナス・トラックを追加収録したエクスパンデッド・エディションとなってここに登場することとなった。

◆2016年の冬、10年以上過ごしていたニューヨークを離れ、地元ネブラスカ州オマハに戻っている間にまとめ上げられた作品が、この『RUMINATIONS』だ。ブライト・アイズでも共に活動するMike Mogisと共に、地元オマハにある自身のスタジオARCでレコーディングされたこのアルバムは、過去の作品や彼の他のプロジェクトのように様々なレイヤーを織り込みながら作られた作品ではなく、彼が弾くピアノとギター、ハーモニカ、そして彼の歌声のみで構成される、純粋なるアコースティック・アルバムだ。職人が、その最大の魅力でもある「歌」のみに集中して作られたこの作品は、ファンやメディアから非常に高い評価を受け、イギリスのSunday Times紙からは「ポリティカルでありながら非常にパーソナルな、生々しいアルバムだ。コナー・オバーストは間違いなく現存するソングライターたちの中でも最高の位置にいる一人だと言える」と称賛されている。

◆この名作が、発売から5年を経て、ボーナス・トラックを追加収録したエクスパンデッド・エディションとなって発売される。今作は、2021年のレコード・ストア・デイ商品として6月にリリースされた作品なのだが、今回CDと一般流通盤アナログとしてリリースされることになる。

◆ここに収録されているボーナス・トラックは、『RUMINATIONS』のセッション時にレコーディングされていた音源。これらの楽曲のフル・バンド・ヴァージョンは、2017年に発売された今作のコンパニオン・アルバムと位置付けられる『SALUTATIONS』に収録されたのだが、ソロ・アコースティック音源がこうして公式音源となって発表されるのは、今回が初となる。5曲のボーナス・トラックのうち、「Afterthought」という曲は、2016年後半にリリースされた7インチ・シングルで、フル・バンド・ヴァージョンの「Tachycardia」とのカップリングで公開されていたものだが、それ以外の4曲は、未発表音源だ。


YouTube
https://www.youtube.com/user/conoroberst

GEEZER BUTLER / THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER

2021-06-28 | Rock&Pops
<発売日> 2021/7/30予定

<JAN(規格番号)> 4050538674002

<内 容>
メタルのオリジネイターがその嗅覚を研ぎ澄ましながら構築したモダン・ヘヴィネスを聴け…! 真のオリジネイターにしてヘヴィ・メタルの始祖:ブラック・サバスの創設メンバーの一人であり、優れたソングライターとしても知られるアーティスト、ギーザー・バトラー。彼が1995年から2005年の間に発表した3枚のソロ・アルバムの中から、ギーザー・バトラー本人が厳選した全17曲入りのベスト・アルバム、その名も『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』がここに登場!

◆メタル・シーンの絶対的帝王、オジー・オズボーンと共に60年代後半から音楽活動を始め、1969年にブラック・サバスを結成、ドゥーミーでヘヴィなサウンド・スタイルをシーンに提示し、その後ヘヴィ・メタルというスタイルの始祖として崇め奉られる存在へと昇り詰めていくこととなったこの真のオリジネイター・バンドの創立メンバーの一人が、このギーザー・バトラーだ。ベーシストとしてバンドのサウンドの要ともいえるボトムをしっかりと支え、そしてオカルトや黒魔術といったバンドが持つイメージに大きく貢献することとなった歌詞を数多く手がけ、バンドの世界観やサウンドの個性に非常に大きな貢献を果たしてきた、メタル・シーンにおける重要アーティストの一人だ。

◆90年代に入り、音楽シーンが様変わりする中、ギーザー・バトラーは過去の栄光の寄り添いながら過ごすのではなく、新たなサウンド・スタイルを模索し続け、自らが構築してきたヘヴィ・メタルをよりモダンな形へと昇華させながら、ソロ・アルバムを発表してきた。90年代のクラシック・アルバムと称される1995年の『PLASTIC PLANET』を始め、1997年の『BLACK SCIENCE』、そしてブラック・サバス復活後となる2005年に発表した『OHMWORK』という3枚のアルバムは、真のオリジネイターの一人がその研ぎ澄まされた感覚でモダンなヘヴィ・サウンドをシーンに提示する作品となったのだ。

◆昨年この3枚のアルバムを単独作品としてリイシューしてきたBMGから、今回2種類の作品が登場することとなった! ひとつは、彼が発表した3枚のアルバムに加え、未発表曲を含むレア音源を多数収録したボーナス・ディスクをコンパイルした、4枚組コンプリート・コレクション作品『MANIPULATIONS OF THE MIND - THE COMPLETE COLLECTION』、そしてもう一つが、3枚のスタジオ・アルバムからギーザー・バトラー本人によって選曲された17曲入りのベスト・アルバム『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』だ。

◆このベスト・アルバム『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』は、彼が発表してきた3枚のアルバムの中からギーザー・バトラー本人がピックアップした全17曲を収録。90年代のインダストリアル・ヘヴィネスを貪欲に取り込みながらも、強靭なリフと重量級のヘヴィネスというメタルのオリジネイターとしての誇り/存在感をシーンに見せつけてくれた彼の世界観をじっくりと堪能させてくれる作品だ。





FACEBOOK
https://www.facebook.com/gzrmusic/

GEEZER BUTLER / MANIPULATIONS OF THE MIND - THE COMPLETE COLLECTION

2021-06-28 | Rock&Pops
<発売日> 2021/7/30予定

<JAN(規格番号)> 4050538673951

<内 容>
メタルのオリジネイターがその嗅覚を研ぎ澄ましながら構築したモダン・ヘヴィネスを聴け…! 真のオリジネイターにしてヘヴィ・メタルの始祖:ブラック・サバスの創設メンバーの一人であり、優れたソングライターとしても知られるアーティスト、ギーザー・バトラー。彼が1995年から2005年の間に発表した3枚のソロ・アルバムに加え、デモ音源やBサイド曲、当時の日本盤用ボーナス・トラックなどレア音源を収録したボーナス・ディスクをコンパイルした4枚組コンプリート・コレクション作品が登場!

◆メタル・シーンの絶対的帝王、オジー・オズボーンと共に60年代後半から音楽活動を始め、1969年にブラック・サバスを結成、ドゥーミーでヘヴィなサウンド・スタイルをシーンに提示し、その後ヘヴィ・メタルというスタイルの始祖として崇め奉られる存在へと昇り詰めていくこととなったこの真のオリジネイター・バンドの創立メンバーの一人が、このギーザー・バトラーだ。ベーシストとしてバンドのサウンドの要ともいえるボトムをしっかりと支え、そしてオカルトや黒魔術といったバンドが持つイメージに大きく貢献することとなった歌詞を数多く手がけ、バンドの世界観やサウンドの個性に非常に大きな貢献を果たしてきた、メタル・シーンにおける重要アーティストの一人だ。

◆90年代に入り、音楽シーンが様変わりする中、ギーザー・バトラーは過去の栄光の寄り添いながら過ごすのではなく、新たなサウンド・スタイルを模索し続け、自らが構築してきたヘヴィ・メタルをよりモダンな形へと昇華させながら、ソロ・アルバムを発表してきた。90年代のクラシック・アルバムと称される1995年の『PLASTIC PLANET』を始め、1997年の『BLACK SCIENCE』、そしてブラック・サバス復活後となる2005年に発表した『OHMWORK』という3枚のアルバムは、真のオリジネイターの一人がその研ぎ澄まされた感覚でモダンなヘヴィ・サウンドをシーンに提示する作品となったのだ。

◆昨年この3枚のアルバムを単独作品としてリイシューしてきたBMGから、今回2種類の作品が登場することとなった! ひとつは、彼が発表した3枚のアルバムに加え、未発表曲を含むレア音源を多数収録したボーナス・ディスクをコンパイルした、4枚組コンプリート・コレクション作品『MANIPULATIONS OF THE MIND - THE COMPLETE COLLECTION』、そしてもう一つが、3枚のスタジオ・アルバムからギーザー・バトラー本人によって選曲された17曲入りのベスト・アルバム『THE VERY BEST OF GEEZER BUTLER』だ。

◆この4枚組ボックスセット『MANIPULATIONS OF THE MIND - THE COMPLETE COLLECTION』は、90年代後半そして2000年代中盤に、ヘヴィ・メタルのオリジネイターとして彼がシーンに提示した、重量級ヘヴィネスと巨大なリフをモダンにアップデートしたヘヴィネスにスポットライトをあて、彼が常に前を見据えながら突き進んできたその姿を見事にとらえた作品だと言えるだろう。ボーナス・ディスクとなるCD 4には、未発表のデモ音源やスタジオのアウトテイク、シングル・エディット・ヴァージョンや、アルバムにも参加しているフィア・ファクトリーのバートン・C・ベルとともに1996年に開催したライヴ・パフォーマンス音源、そして『BLACK SCIENCE』の日本盤用ボーナス・トラックとして収録されていた「Beach Skeleton」といった、貴重なレア音源をたっぷり15曲収録。


FACEBOOK
https://www.facebook.com/gzrmusic/

U-ROY / SOLID GOLD

2021-06-28 | World(World,Reggae,ska他各国民族)
<発売日> 2021/7/16予定

<JAN(規格番号)> 4050538542431

<内 容>
今年2月に惜しくもこの世を去った、ジャマイカが誇る伝説的レゲエDJのU-ROY。彼にとってのファイナル・アルバムとなる、ジギー・マーリーからシャギー、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズにサンティゴールド、スライ&ロビー、スティール・パルスのデヴィッド・ハインズなどなど超豪華ゲストを迎えた最新作『SOLID GOLD』がジャマイカの名門レーベル、トロージャン・レコーズからリリース!

■ 今年2月に惜しくもこの世を去った、ジャマイカが誇る伝説的レゲエDJのU-ROY。40年以上にも亘るレコーディング・キャリアを誇る彼は、レゲエにおけるトースティング技法を完成させた”元祖DJ”でもあり、ダンスホール/レゲエ界の真のレジェンドとしてシーンのみならず、数多くのアーティストにも大きな影響を与えてきた。

■ その彼にとってのファイナル・アルバムともいうべき作品がリリースとなる。本来は2020年に予定されていたワールド・ツアーに合わせてリリースされるはずだった本作『SOLID GOLD』。しかし新型コロナウイルスのパンデミックにより、ワールド・ツアーも本作の発売も延期となってしまっていた。そして2021年、残念ながら彼の最新作となるべきアルバムは、彼の遺作となってしまったのだ。

■ ワールド・ツアーに合わせてリリースされる予定だった作品とあって、『SOLID GOLD』には超豪華アーティストが多数参戦。もちろん、全員彼から影響を受け、彼をリスペクトする面々だ。その中にはジギー・マーリーからシャギー、ザ・クラッシュのミック・ジョーンズにサンティゴールド、スライ&ロビー、スティール・パルスのデヴィッド・ハインズ、さらにビッグ・ユース、トーラス・ライリー、ジェシ・ロイヤル、リッチー・スパイス、サイエンティストなど錚々たる顔ぶれが名を連ねている。U-ROYの与えた影響の大きさがこのゲスト・ラインナップからも分かるだろう。

■ アルバムからの先行シングルとなるのは、サンティゴールドをフィーチャリング・アーティストに迎えた「Man Next Dorr」。ジョン・ホルトが作り、ザ・パラゴンズにより1968年にシングル・リリースされたこのレゲエ・スタンダードをU-ROYは1982年発表のDJアルバム『PEACE AND LOVE IN THE GHETTO』の中の1曲でサンプリングしているが、新たな形で今回収録している。また同曲のミュージック・ビデオには、U-ROY最後のレコーディング・セッションともいわれる2018年、ジャマイカのトロージャン・スタジオでのレコーディングの様子が収められている。この他にも先行トラックとして昨年「Wake The Town」がリリースされている。この曲は1970年にジャマイカのポップ・シーンに旋風を巻き起こしたNo.1シングルであり、U-ROYを世界的ダンスホール・スターへと押し上げるきっかけとなったものであるが、本作に新たな形で収録されている。

■ 2007年にはジャマイカ音楽への多大な貢献によりジャマイカ政府から名誉勲章の叙勲を受けているU-ROY。この豪華すぎるファイナル・アルバムを聴けば、彼が遺した大いなる音楽的遺産と影響を感じ取ることが出来るだろう。ジャマイカン・ミュージックの名門トロージャン・レコーズからリリースされる追悼作、それが本作である。


LEELA JAMES / SEE ME

2021-06-28 | R&B,SOUL,HIPHOP,RAP,GOSPEL他
<発売日> 2021/7/30予定

<JAN(規格番号)> 4050538688658

<内 容>
現代ソウル・シーンを牽引する女性アーティストの一人、真実のソウル・シンガー、リーラ・ジェイムスがニュー・アルバムを引っ提げシーンに帰ってきた!感動的なアンセム「See Me」を始め、パワフルでエモーショナルな11曲が聴くものの心を震わせる待望のニュー・アルバム『SEE ME』登場!

■ 現代ソウル・シーンを牽引する女性アーティストの一人、真実のソウル・シンガー、リーラ・ジェイムス。その彼女が通算7作目のスタジオ・アルバムを完成させた。待望の最新作のタイトルは『SEE ME』。彼女にとって約4年ぶりとなるアルバムである。

■ 本作で彼女がタッグを組むのは、シンガー/ラッパーのMumu Fresh(アルバム1曲目の「Break My Soul」でフィーチャー)、そしてソングライティングとプロダクションにはRex RideoutとJairus “JMo” Mozeeが参加している。アルバムからは、今年春にファースト・シングルとして、リーラのエモーショナルなストーリーテリングが光るキャッチーなミッド・テンポ・ナンバー「Complicated」がリリースされているが、アメリカのアダルトR&Bラジオエアプレイ・チャートのTOP10入りを果たし、様々なR&B系プレイリストにもフィーチャーされている。続けて発表された躍動感溢れるソウル・ナンバー「Put It On Me」では、その圧倒的な歌唱力で確固たるパワーとオリジナリティを見せつけている。
また先日ヒューストンで執り行われたジョージ・フロイドのメモリアル・コンサートでは、アルバムのタイトル・トラックでもある「See Me」の感動的なパフォーマンスを披露。“見放されているとか、気にかけてもらえないと心を痛めている人たちへのアンセム”という強いメッセージを持つこの曲は、理不尽な暴力による命を落とした人々への追悼が込められている。

■ ギミックなし、オートチューンなし、ヴォコーダーなし、そしてラップもサンプリングもなし――真なるソウル・ミュージックをその身に受け継ぐ、リーラ・ジェイムスの最新作『SEE ME』。ソウル・ミュージックの現在・過去・未来を超越した驚異の才能、そして常識を凌駕するその深い歌声に再び、全人類の心が震える・・・!


YouTube
https://www.youtube.com/user/leelajamesVEVO