例の風邪もどうやら縮小傾向の用で、我が町もアラートを解除して、自粛要請の段階も緩めて、経済を回す方向へイロイロシフトしているようですが、野飯の準備はいかがお過ごしでショか?
ワタクシのバヤイ、WAXバーナーという新しい熱源に出会いまして、イロイロやっているウチに、ナンでもいけるんじゃね?モードに入りまして、これまたイロイロ試しているウチにサラダ油でごはんが炊けそうな事に気がついた今日この頃です。
そんなワケで、早速、制作記録をば・・・
材料ですが、段ボールを細く裂いたもの、空き缶。基本的にはこれだけ。出費ゼロです。
あと、ロウバシンナガラ、ゴトクや風防をあらかじめ決めておきますと、設計しやすいと思います。
ワタクシのバヤイ、ポケットストーブ(のパチモノ)を想定していますので、容器は高さ18mm位にスライスしたジュースの細缶を使っています。
容器は、なんでもいいのですが、100均や雑貨屋で売っているおしゃれな缶を使う場合、底がかしめてある構造の缶は、液漏れの可能性があるので注意が必要です。
さて、工作ですが、缶の中に細切り段ボールを敷き詰めて行くだけです。その際、中央部を少し盛り上げると、着火がしやすくなります。
燃料ですが、ワタクシの手作りバーナー史上もっとも手軽な「食用油」を使います。
ワタクシのバヤイ、何故かワガヤに大量保管されている天ぷらの廃油を使っていますが、勿論、新油でも問題ありません。
食用油は、全国各地どこでも手に入りますし、調味料入れに常備されている方も多いんじゃないかと思いますので、燃料の調達が簡単です。
しかも、めちゃくちゃ安価なヤツから、超高級OILまで、分け隔てなく燃やしてくれます。
燃焼は、こんな感じ。
着火は、ライターで直接ってのは手間がかかりますので、ティッシュペーパーをちぎって1cm位に丸めて着火剤にするのが手軽です。
コツとしては、上に載せて火を着けるだけなんですが、載せた後、着火するまでに少しだけ待って、ティッシュに油を少し吸わせます。たくさん吸わせると火が着きにくいので注意です。少し吸ってくれると、火持ちが、とても良くなります。
だいたい、18分位で炊きあがります。
例のパチパチ音と、お焦げのにおいで判断して、火から下ろし、10分蒸らしましょう。
とても、おいしそうに炊けました。
煤が多くでますので、車中飯というわけにはいませんが、外で火がたける環境では、かなり有力な熱源です。
是非、お試しアレ・・・
作業の様子を動画にしました。
御笑覧いただけましたら、幸いです。
100均マグカップとサラダ油(の廃油)で白飯を炊く