いきなりVANやらキャンピングカーを買っちゃうのもな・・・お金もないし
toyotama base 2号社用車のホンダストリームです。こてんぱんに使ってますので、あちこちキズだらけですが、燃費も良いし、カーブも良いし、荷物も入るしで言うことないです。しかも、7人も乗れたりします。(7人で遠距離は辛いのですが)
一時期流行った、3列シートミニバンってカテゴリらしいですが、最近は、見向きもされていない模様です。
普段は3列目を収納して、5人乗り+荷物室として使っていますが、2列目も前に倒すと・・・
約190cm×約100cmもの広大なスペースが出現します。
コイツは寝れんじゃね?と思いまして、 50年物の寝袋をあてがってみると、
こんな感じ。意外とよさそうな雰囲気です。
ならば、とりあえず泊まってみますか
あんまり、考えてばっかりいても話が進まないので、ルーチン出張の現地集合時間がいつもより4時間早いので、前のりすることにしました。もちろん宿泊はストリームです。
とりあえず、必要だと思われる荷物を放り込んで・・・
出発。うーんなんか寝るスペースとか大丈夫なのかな?
食事ですね
夕方、 toyotama base を出発しまして、某道の駅に8時に到着。夕ご飯は、オクサマの弁当とチキンラーメンです。
ところで、何にも架装していないVANとかでの食事や調理って、いわゆるローテーブルを床に置いてって事が多いようですが、3列シートミニバンって、2列目を倒して、3列目に座ると、足が下ろせるんですね。これって長期滞在ならかなり大きな長所となります。
ワタクシの場合、車内でPCポチポチは外せないので、イスの問題どうするか考えていたんですが、これならテーブル置くだけで大丈夫そうです。調理もあぐらをかくより、イスに座っての方が、断然いいです。
VAN LIFEにおける寝るとは
寝る問題は重要です。なぜなら、VAN LIFEの場合、疲れちゃイケないからです。
当たり前なコトですが、どうでしょう?
キャンプやレジャーの場合、ちょっとぐらい寝心地が悪くても、疲れが残っても、家に帰ってゆっくり休めばいいのです。『夜眠れなかった』なんてのも、思いでの一つになるかもしれません。
しかし、VAN LIFEは生活なのです。仮眠ではなく、疲れをとり鋭気を養う為の睡眠でなければならないのです。
寝る準備
寝る準備で、重要なコトは、整地と寝具だと思います。
まずは整地。
ストリームの場合、シートを倒して移動すると約40cm四方の大穴が現れます。
コイツの攻略がカギとなります。
が、いつも持ち歩いているバック類がばっちりフィット。真ん中の黒いのがバックで右の柄物、左のベージュは座布団でほぼ直線になり、2列目シートの堅い構造物も気になりません。
荷物がベットの一部になりますので、車内が広く使えるのもメリット。しかし、この車で生活するなら、何らかの対策は必要です。着替えを出すたびにベットをめくらなければならないのは、少々不便です。
このとき、荷物は助手席側にまとまります。
ワタクシの場合、寝具は寝袋3個。これは昔から変わりません。しかも安物&古いなので、結構寒いです。本気でVANLIFEなら買い換えは避けられないでしょう。これを敷き布団、寝袋、掛け布団として使用します。夏は敷き掛けの2枚です。
寝袋の最大のメリットは収納でしょう。おそらく、羽毛布団のセットならもっと暖かいと思いますが、車として使う時にどうにもなりません。
準備も整いましたので、寝ることにしました。
意外と活躍してくれたのが、なんの変哲もないアルミトレー。
いつから使っているのか分からない位なので、かなり痛んでいますが枕元に置いておけば、小物が散らかりませんし、食事の時は平らな台になります。使ってみると便利すぎます。
一方、トレーに載っているLEDランプ。照明のたぐいを持って行き忘れてしまったので、100均で調達したのですが、光量不足は否めず。値段が値段ですので文句ではありません。思ったのは生活って、明るさが必要だと言うことです。
まあ、108円ですので、10個ぐらい買っちゃうのもありかと。
整地がうまくいったせいか、5時までぐっすり。
朝方は2度。寒さで目が覚めました。
仮眠慣れのせいか、窓の目隠しにはこだわりませんので、うっかり窓の断熱を忘れていました。何らかの対策は必要です。
朝風呂
昨夜は、お風呂に入れませんでしたので朝風呂へ。
ちょくちょくお世話になる、草津温泉です。甲府にあるのになぜ草津?とかはおいといて、朝6時から、しかも400円。そりゃ、リピーターになります。
とりあえず泊まってみた
・・・とまあ、とりあえず泊まってみた訳です。内容的に言っても車中泊の範囲を出ないと思います。VAN LIFE=生活にはほど遠いでしょう。
けど、1回やってみると、色々見えてきます。
一番は食器の洗い物の問題。
食器も用意していなくて、途中100均で購入しました。使い捨て容器も考えたのですが、『生活』が頭をよぎり、プラスチックのドンブリを購入。しかし、使った後、ちょっと考えてしまいました。今回はちょこちょこっとお湯でゆすいでティッシュで拭きましたが、毎回ってワケにもいかないような気がします。キャンピングカーのギャレーなんて飾りだと思っていましたが、必要な場合もあるんだなと思いました。
もっとも、ギャレーなんて運用しようと思ったら、給排水の心配もしなければならないワケなので、それはそれでてまなんだなあと思います。
あと、濡れタオル問題。
洗濯は、コインランドリーで完結するにしても、風呂の後の濡れタオルをどうするかには頭を悩ませました。
ワタクシは、ハンドルに引っかけました。もともとバスタオルを使いませんので事足りましたが、なくてはならない人ってどうしてるんでしょう?
そして、なんと言っても電源の問題。
車の停止中=生活中は、電気がないのです。車のバッテリーは、出来れば使いたくないし、エンジンはもちろん停止です。webでは、ポータブル電源で対処する例が多いのですが、そのポータブル電源の充電の問題もあります。
ワタクシの状況では、車内でPCが使えないのです。
証明のLEDランプの電池だって、毎日交換だとかんがえちゃいますよねえ・・・
とはいえ、メリットもたくさんありました。
今回の出張は2泊で、2泊目はいつもの処に泊まったのですが、ここが色々な人と寝るわけです。そういう所で、ちゃんとした布団で寝るのとどっちがいいかと言いますと、やっぱり車だなと思いました。移動できる活動ベースってのは、いいんじゃないかということです。
あと、日頃の環境への感謝です。
食事、寝床、風呂etc
普段何気ない生活が、孤立して全てを考えるとなると、途方もない手間の上に成り立っていることに気づきます。ワタクシの場合、それを維持して下さるオクサマの労力の上に成り立っているわけです。そういった色々なコトを気づかせてもくれます。
だんだん、次の出張が楽しみなってまいりました。