増えたり減ったり…大和・山田五郎・キリ・ラン・リル・ぷー子
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12月11日 中日新聞夕刊1面







命伝える「ペット殺処分」

三重県の小中校に出張授業



- 以下全文 -



飼い主に捨てられた犬や猫が殺処分される現実を子どもたちに教えることで

命の大切さを伝えようという試みが三重県の小中学校で行われている。

県動物愛護センターの職員による「命の授業」。

「子どもに見せるのは残酷だ」と否定的な意見もあるが

口コミで広がった出張授業は、この3年間で18回を重ねている。



金網の檻に押し込められたまま、大きな鉄の箱へ入れられる犬たちが

教室の大型スクリーンに映し出される。

箱の扉が閉められ、二酸化炭素が注入される。


呼吸できずに苦しむ犬たちの「キャン、キャン」と鳴く声が響き

暴れる衝撃が重い鉄の箱を揺らす。

あるテレビ局が取材した動物の殺処分の様子を紹介する映像は生々しい。

黙り込んで見つめる子どもたち。すすり泣く声が聞こえることもある。


2008年に命の授業を始めたのはセンター職員の外川輝久さんと、

元センター職員で今は松阪保健所に勤める田中伸幸さん

きっかけは、三重県松阪市の小学校教諭から

「高学年向けに命の大切さを伝える授業をしてくれないか」という依頼だった。

以前も出張授業をした経緯はあったが、犬の習性や接し方を教えただけだった。

悩んだ末、自分たちの仕事をありのまま伝えることにした。


二人は「言葉だけでは十分ではない」と教室に映像を持ち込んだ。

最初は「子どもたちが見たらショックだろう」とも思った。

それでも続けているのは「自分たちにしか伝えられないことがある」という覚悟からだ。


「自分たちは、好きでこの仕事をしているのではありません」

外川さんは子どもたちにこう語りかける。

動物を殺すことを責められたことは一度や二度ではない。

しかしこの仕事をいくら否定したところで、動物を捨てる人がいる限り無くなることはない。


「年を取ったから、かわいくなくなったから -

こんな理由でペットを捨てる人が大勢います。みんなはどう思いますか」。

子どもたちへの問いかけは、やがて動物を飼うことの責任の重大さへ行き着く。


授業を受けた子どもたちの言葉は真っすぐだ。

「ペットを飼うなら最後まで面倒をみます」「どんな時でもそばにいてあげたい」。

津市養生小五年の岩永咲耶子さんは

「人間の身勝手な理由で動物が死んでいく。実際は捨てた人が殺している」と言った。


命の授業には賛否の声がある。

岐阜県健康福祉部の担当者は「先進的な取り組み」と評価。

別の県の動物愛護センター職員は「あえて動物を殺すところを見せる必要はない」と否定的だ。


授業の最後には子どもたちに、生きたウサギの心臓の音を聴かせる。

目に見えない命を少しでも感じてほしいと思うからだ。

「センターに連れてこられる犬や猫は人間の犠牲者」と田中さん。

命の授業は動物たちへのレクイエム(鎮魂歌)でもある。


* * * * *



子どもたちにはショックな映像でしょう...

しかし私は、この活動をもっともっと広げていただきたいと思います。





2009年度 1年間に東海3県で殺処分された数

愛知 1万1786匹

岐阜 3349匹

三重 3918匹


2008年度 1年間に全国で殺処分された数

27万6000匹以上





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