枇杷

枇杷から今度は温州みかんを
無農薬で育てています。
アゲハ蝶を歓迎しながら
あおむしさんを見守っています。

781 孤独のない人生に喜びはない?・・・&・・波止場の哲学者ホッフアーのアパート (エリック・ホッフア) などなど・・

2021年11月28日 | 日々のできごと

2021/11/28 日曜日 室温:13・5度 湿度:44%

今朝は寒いので・・少しだけ温度を上げるために

暖房のスイッチオン。(よろしくです・とおねがいする) =暖房のAI君へ

こんなに寒いと公園のバラたちはきっと!春のバラよりも美しく鮮やかな色を

つけて人々を感動させてくれるのかも。( 早朝からの独り言 )

**孤独を人生の唯一の楽しみ?として生きた人のお話など・・・など。

1902年にホッカーは生まれた。のちに ”波止場の哲学者”と呼ばれた。

 

彼は1951年に著書:大衆運動 を執筆 その後 名前を知られるようになる。

7歳の時に失明し、不思議にも15歳で視力を回復。

砂金堀・皿洗い・港のドックなど・・さまざまな仕事に就きましたが、

 

食べるのが精一杯。まともに学校に行く事もなく。すべて独学で学びました。

彼はアメリカへ渡ってきた・・ドイツ系移民。

 

彼は再度、失明することにおびえつつ、季節、労働者としてカリフオルニアで

働きながら、失った学びの時間を取り戻そうとして猛烈な勢いで読書をして

学びます。その州の図書館カードを殆ど入手し、それを彼は

「僕のクレジットカード」と呼んでいたとか。

 

ここからが本題です。

さてホッフアーが住んでいた ワンルームの アパートの部屋は?。

 

それはサンフランシスコのクレイ通りにある建物の2階。

とても小さな部屋ですが、壁は本棚になっていて、多彩なジャンルの本の

愛読者であった人・・モンテーニュなどの哲学書から・・歴史書・小説・

ウエブスター辞書・などなどが。ところ狭しと並び、机にはノートやメモ書きが

積み上げられ。図書館カードのケースがふたつあった。

 

少し大きめの机、学習用の卓上ランプ・木の椅子が2脚。ベッドは

クローゼットの中に押し込み。絨毯もなく・ひざ掛け椅子もなく。

電話もない部屋で・・。ナイトテーブルは箱らしきものだったとか?。

話は変わって・・

***大建築家***ル・コルビジェの小別荘  について・・

彼は近代建築の3大巨匠のひとり。 

この別荘は妻へのプレゼントでした。海の面して建てられ、その大きさは

3,6四方という狭さ。フランスでは狭小建造物のお手本として

ひとつのシンボルになっている。

 

***-ヘンリー・ロ・ソロー=19世紀アメリカの作家・思想家・詩人・博物学者

について・・

人間と自然との関係を綴った・・小説 → 「ウオールデン 森の生活」

2年以上続けた・その生活はひとりっきり・でした。

 

ソローにとっては誰かと一緒にいることは、たとえそれが最愛の人であっても、

すぐにうんざり気が散るものだったとか?。

 

彼は山奥に高さ3m・広さ4m四方の小さな小屋を建て、居住スペース以外には

納屋をつくり・クローゼットとジャガイモの保存庫としていた。

 

荷物はごくわずかで・鏡がトランプほどの大きさでしかないと、彼は自慢げに

語っていた。

「私の人生は詩 そのもの ・私がそれを生き・書き留めるものがいたなら・・」と。

ソローが知りたかったことは・

人生の遂行さでした。しかしそれを書き物ではなく経験を通じて証明したかった。

 

そのために彼は自分の人生を・・わざわざ山奥に追い込み、限りなくシンプルな

かたちで表現してみたのです。

 

ソローは「私たちは家の片隅にひとりいるよりも・・大衆の中に紛れているほうが孤独である」

そして、たとえ山奥に住んでいても沼には鳥がくる・。高原にはタンポポが咲く・それに小川がある。

蜘蛛・北極星がある。決して孤独ではない。と。ある本に語っているとか。

 

参考書籍:屋根ひとつ お茶一杯  

     魂を満たす 小さな暮らし方  

ドミニック・ローホ 

原 秋子訳

講談社: 1200 (税別) 

**枇杷**781

 

 

 

 

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