以前、パックンを元の飼い主の元へ返した後に、私の夢にパックンが出てきて遠吠えをしながら「どうして僕を返したの?」っと悲しい顔で訴えてきた話を掲載しました。
パックンが我が家に戻ってくるまでの約2カ月の間に、実は3度も同じ夢をみたのです。
パックンを返してしまって以来、2カ月の間、パックンを巡るやり取りで何度も何度もぬか喜びで終わる事があったりして、その度に「もう諦めようよ・・・・・」っと私は父に言いました。
そう告げた後、パックンが夢に出て・・・・・・・。やっぱり諦めず、何も言わず来るのを待つ。・・・・・っという事を繰り返し、ようやく我が家に来た次第です。
そして、念願叶って戻ってきてくれたパックン。
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パックンは、我が家で大切に可愛がっていますが、先日、またパックンが私に夢に出てきたのです。今度は、涙を流して喜んで吠えるパックン。
「ありがとう~ありがと~、僕いい子にしてるから、大事にしてね」っと尻尾をめ一杯振って喜ぶパックン。
「ワウ~!!」っと遠吠えする声も以前の悲しみはなく、嬉しさからくる遠吠えでした。
夢から覚めると、私の目から沢山の涙が流れていました。
私の想いがそういう夢を見る事になったのかもしれないと思いますが、何度も同じ夢を見て、既に我が家にやってきたのに、また夢を見る。
日常ではなかなか素適な人との接点がないゆえ、せめて夢の中では韓ドラのイケメン俳優さんの夢でも見たいという想いはあっても、そんな夢、見たこともありません。笑(^_^;)
なのに、パックンの夢を何度も見る。
所詮「夢」っと言ったらそれで片付いてしまいますが、私はパックンの「想念」が私の夢に現れたのだと思うのです。
それが証拠に、パックンは本当にいい子で人懐こく、特に父に対しては異常なまでに寄り添う姿が私の見た夢の続きに思えてならないのです。
「僕、いい子にしてるから」の言葉の通り。
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パックンが家族に一生懸命甘える姿は、「ありがとう♪ありがとう♪本当にありがとう♪」っと言っているように思えて。
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以前のパックンがどんな生活をしていたのか、大型犬もいる中で沢山の犬と生活していたという事ぐらいで詳しい話は分かりません。
そんなわけで、パックンは人間よりも犬には慣れています。ですが、私が犬の真似をして「ワンワン!」っと吠えただけで、怖がって部屋の隅に行ってしまい、目をそらして怯えて固まってしまいます。
そんなパックンを見て、家族の勝手な想像ですが、きっと体の小さなパックンは自分よりも大きな大型犬の中に混じって生きていく為に、いつも怯えながら大型犬の前で顔色を伺いながらビクビクし時には降参してきたのだと思います。パックンの怯えようと言ったら、普通ではありません。
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それから先日、家族で食事をしていた際に、どこからか犬の鳴く声が・・・・・・。
家の中ではなくて、耳を澄まさなければ聞えないほどの小さな声。
啼き声のする方に行ってみると、何と玄関のケージにいたパックンだったのです。
その声は「ワンワン」ではなくて、「ハフハフ!」っと表現した方がいいぐらい、かすれて音にならない小さな声でした。パックンが、初めて吠えたのです。
声が出ないのか、出せないのか、勢いのないその鳴き方に家族でビックリしました。
なかなか吠える事がないので、それ以来、まだはっきりとした「ワンワン!」っと鳴く声を聞いた事がないので本当の所は分かりません。
我が家に来る前に、かすれてしまうほど鳴いたのか、元々声帯が弱くて声が出せないのか・・・・・・・。
パックンの色々な動作を見る度に、以前、どんな生活をしていたのかを想像するのですが、
それを想像すると、やっぱりこうして我が家に来る事が出来た事を心の底から喜んでいるに違いありません。
犬とは言え、人間と同じように「嬉しい」「楽しい」「美味しい」「悲しい」「辛い」・・・・・・・感情がある。人間に「想念」があるなら、犬にだって「想念」がある。
私の想いだけでなく、何度も見た夢はパックンの「想念」だった・・・・・っと私は思いたいのです。
パックンが夢で「僕がみんなを癒すから・・・・・」の言葉の通りに、パックンには家族皆が本当に癒されています。
くったくのない元気な姿。
「ありがとう~♪」っと言わんばかりの甘えよう。
パックンを諦めなくて、本当によかった。
諦めよう・・・・・と何度も言いだした私でしたが、先方と色々あっても黙って来るべき日を待っていた父に感謝です。