先日見てしまった中国の毛皮を採取する現場の画像・・・・・、あれを涙しながらも見た事で、自分が如何に沢山の命を犠牲にして「生かされている」のかを痛感し、色々な事への考え方が少し変わりました。そして、あの画像を見て以来、白い毛がフワフワの我が子Cocoちゃんを見ると、同じ生き物なのに・・・・・と画像の動物たちが脳裏によぎるのです。
あの後、「カインとアベル」という韓国ドラマを途中まで観ました。韓国で医師をしていたソジソプが、病院の重要な会議に出られないよう中国へ研修の出張に行かされ、韓国に戻ってこれないよう(殺すよう)病院の幹部から中国のマフィアに依頼され、中国の砂漠でひどい暴力を受け最後には銃殺されてしまうのです。誰も来ない砂漠に残されて死を待つばかりの重傷を負ったジソプを助けたのは、偶然、砂漠地帯を通った中国マフィアに麻薬の売買をしてお金を稼ぐ北朝鮮の脱北兵。記憶を無くしたジソプは脱北兵の仲間に加わり、医師として活躍していた時からは想像もつかない、脱北兵として中国で潜伏生活を送るという話です。マフィアとの取引が中国公安部に見つかり、拘束されてひどい暴力を受ける・・・・・、そんなシーンまで観ました。
平和な韓国で医師として働いていた男が一転、脱北兵として違う人生を・・・・・・。韓国ドラマゆえのストーリーだけれど、今もこのドラマのように脱北して公安部に見つからないよう潜伏生活を送る北朝鮮の人が沢山いるかと思うと、同じ人間として同じ時間を生きているのに、何だかやるせない気持ちになるようなドラマでした。
それは脱北者に限らず、今も世界のどこかで戦争の中を明日、生きているかも分からない恐怖の中で過ごしている人も同じ。同じ人として生まれ、同じ時間を生きているのに・・・・・。
そう思うとこうして毎日、美味しい夕飯を食べ、暖かいベットで眠りに就ける当たり前の幸せを心から感謝したくなります。
私が日本という国に生まれた事、Cocoちゃんが愛玩犬として生まれた事。当たり前の毎日が、当たり前ではない有難い毎日だと思えるのです。
その有難いこの環境の中に生まれた有難さを思えば、多少の「辛い」「悲しい」なんて全然大した事無い!
・・・・・・この頃、そんな風に痛感するのです。
朝、目が覚めて隣で寝ているCocoちゃんを見たら・・・・・・
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犬なのに、お腹を上に向けて寝ているのです。隣には、Cocoちゃんが可愛がっているくまちゃんも一緒に・・・・・。安心しきって寝入るこんなCocoちゃんを見ると、犬とは思えない時があります。
・・・・・・Cocoちゃんも私も本当に有難い世界に生まれ、当たり前の幸せな毎日を心から有難く思えます。
・・・・・先日の衝撃的な動画は、観た時にはかなりのショックでしたが、沢山の大切な事を私に教えてくれたのです。