先週の金曜日、
私は刺繍教室に出かけたので
父と弟が母の面会に行きました。
弟からラインで「お風呂に入れてもらった」とのメッセージと
ママのの画像が届きました。
画像を見てビックリ!
お風呂に入って髪も切ってもらったのか
写っていたのは、
白髪の角刈りになった母でした。
まるでどこかの「おっさん」のようにも見える母。
その画像を見て、凄くショックでした。
こんなに短く切れられてしまい・・・。
倒れる前に美容院で染めたばかりだった黒髪に
入院後に生えた白髪のツートンになっていましたが、
黒髪は全てカットされ角刈りの白髪になっていたのです。
今迄、見たことも無いママとは言い難い姿に愕然としました。
ケアーする看護婦さんの立場からしたら、
短い方が助かるに違いありませんが、
「切る」なら「切る」と事前に言って欲しかったし
切るにしても「短く切る」なら
なおさらの事、事前に言って欲しかった。
何も言わずに勝手にこんなに短く切ってしまうなんて。
いくら何でも女性なんだから、
切るにしても女性らしく切るべきでは?
患者の尊厳も家族の気持ちも無視した行動に凄く悲しくなりました。
ママの事を面倒看てもらっているので、
その事を言いたくても言えませんが、
おしゃれだったママがこんな風にされてしまい
本当にショックです。
ママは何も言えないけど、もしも意識があったら
こんな風にカットされて悲しいに違いありません。
病気で悲しい姿になってしまったけど、
そんな姿でも元気な時はおしゃれな人だったと
分かってもらいたいから
敢えて可愛いタオルやパジャマや小物を揃えているのに。
私が女だからそう思うのか、
弟は全くそんな事は思わなかったと・・・。
怒りと悲しみをぶつける先も無く、
ただ涙するしかない私です。
半田の病院では週一でお風呂に入れてもらっていたのですが、
転院先の病院では、
ずっとお風呂に入っていなかったようで
足の皮膚が粉吹くを通り越して
ピンセットでめくればベロベロと剥がれるぐらい
皮膚に浮いていたのです。
見るに見兼ねて弟と手足に保湿クリームを塗りましたが、
乾燥しているという問題ではなかったのです。
今回の事で
ママ、ちゃんとケアーしてもらっているのだろうか。
そんな疑問さえ沸いてきます。
大変な看護をお願いしているのに、
そんな疑念を抱いてしまう私は間違っているのかな(-_-メ)