残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

2024-06-24 | 日記

いつの間にか「夏至」を過ぎていたんだ

清少納言が「枕草子」で、四季のよさを書く中で

「夏は夜」が一番過ごしやすいと書いている

"月夜も闇夜も、蛍も・・・雨など降るもをかし"と

今では「梅雨の最中」で、蒸し暑い・・・、わしゃ俗人にすぎんな

夏至が過ぎると、暑さはいよいよこれからだというのに、天空では早くも

秋の準備というわけだ

人生も同じか

ピークが何時だったか思い至らぬが、もうとっくに下りきっている事だけは

分かっている

さて、人生の残っている時間は「晩秋」・・では贅沢か

いいとこ「冬の終わりころ」なのかナ

もう、世の為人の為でなく、自分だけで楽しみをして、終わろう・・と思う