残照亭の日日

残り少ない日々、自分の日常や古い話などを時々書きます。
故「藤沢周平」のファン。思い出の作品などを書いてます。

2024-06-25 | 日記

会社員時代、上下ビシッと決めるスーツは「戦闘服」だった

ネクタイを締めるのは「気を引き締める」ほどの意味が有った

どんな苦境の時にも、平然としていた。(つもり)

が、いわゆる定年退職の日「明日からは、スーツもネクタイもしない」と決心

スタンドカラーのシャツ(Yシャツ代わり)を買い込み、ほぼそれで通した

5年ほどして、会社員時代のスーツとネクタイ(季節ごとに少し残したけど)を捨てた

気分は「戦線離脱」

上着(ジャケット)は数着残した

人と会う時や、所属団体の会議には、どうしても上着が必要だった

あれから、10年強上着は2枚だけ買った

ズボン(スラックスかパンツ)は、6本くらい買わざるを得なかった

理由は「腹」・・・履けないのだ。腹へっこめても入らない

その点、上着は何とかなる・・・

出来るだけ「物を増やさない」方針を今も守っている

お気に入りの値の張ったスーツを捨てたとき「鎧」を脱いだ気分だった

さて、もう少し残されている「生」を、何で楽しもうか

・・・考えてるだけで・・楽しみ

妻「部屋、掃除機かけたらどうよ」

ケッ、女はこれだから・・・「今やろうと思ってたんだ」