フォ~☆シーズン~☆

思っているんだけどウサギは?からスタート
てくてく山歩き・神社参りを楽しんで、今が一番素敵に過ごせたら・・

☆第59回「2004年」毎日映画コンクール

2005-02-26 | ■スポ・タメ
2月25日
第59回毎日映画コンクール受賞作品の「特別鑑賞会」がイイノホールで開催されました。
第1部「螺鈿ー北村昭斎のわざー」「わたしの季節」「マインド・ゲーム」「雲のむこう、約束の場所」
第2部「ミスティック・リバー」「血と骨
の上映でした。
この中で「血と骨」は日本映画大賞をとり、ビートたけしさん男優主演賞、オダギリジョーさん男優助演賞、田畑智子さん女優助演賞と4冠です。梁石日さんの小説を原作に、第2次世界大戦前に朝鮮半島から大阪に渡り、戦中、戦後を生き抜いた男の生涯を力強く描いた作品。結構重く、しんどいかも・・・その時の時代背景や境遇を理解しながらでも疲れた!

**** あらすじ ************************ 

1923年一旗揚げる事を夢見て祖国、済州島から大阪にやってきた「金 俊平」。腕のいい蒲鉾職人であった俊平は、自分の蒲鉾工場を旗揚げ成功し、金銭へのあくなき執着から、高利貸しへと転じる。何度も直面する、ままならぬ境遇を強ベンな肉体と、知恵で逞しく生き抜く。しかし、並外れた凶暴さと、強欲さは彼の家族、さらに周囲の人間を巻き込み、数奇な運命を導いて行く。
生涯、誰とも心を開かず、凄ましいまでの「孤独」の中に男は最期の祖国で何を見たのか・・・・

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☆友人(宗由様)からの感想寄稿
ミモザ様 こちらこそお世話になりました。
恵比寿から丁度通勤快速に乗れましたのでお陰様で早く帰ることが出来ました。
映画は見た事も内緒にしたいような映画でしたよ。出演者も怪我をされたのではと心配になるくらいひどいものでしたね。皆様の演技は面白く上手で 笑っちゃいますが 悲しい場面で笑うと主人にしかられてしまいます。貧しさを知らないからと 人格を疑われます。でもあのようにお金の亡者でも 使い道を知らないと幸せには程遠く感じます。
ご本人は それでも大満足なのでしょうとは思いました。
最初の夢一杯の時の雰囲気からは想像を絶しますね。辛い苦しい思い 生きていく為の一生の 大変さ垣間見たことです。やはり女性も男性も自立出来る力がないと 親は選べないと言うけれど あのような環境 暴力 やくざより酷い父親になる事もありますが 普段は一生懸命はたらいているのです。親子の本音のぶつかり合い 他人との付き合い方 どういったらよいのか 言葉もありません。見ない方が。。。
日本にはもっと良い映画を作る人は居ないのと言いたいです。

1 コメント

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受賞作品・・・ (ミモザ)
2005-02-27 14:30:20
何の予備知識もなく、毎年映画祭には行っている。



「血と骨」は崔洋一監督が6年かけた意欲作で、主人公を誰にするか、とても悩んだそうだ!モデルは180㎝の大男で凶暴でふてぶてしい。たけしさんはあまりに自分の体型、雰囲気が似ていない為お断りしたそうだ!結果はプロティンを飲んで体型作りをしたそうです。

大阪の朝鮮街と「金俊平」の家族、周囲の人しか出てこないので、時代背景の戦争、貧乏、人種差別を考えても本当に逞しさが良く出ている!一人一人の演技はもうー何も言う事はない。なりきっている。役者は役者冥利に尽きていると思う。撮影のロケハンの技術も当時の設定に忠実に再現をしている。

後は観客がどの目線で見るか、好きか嫌いかでしかない



クリント・イーストウッド監督のミスティック・リバーも多彩な役者を揃えている!ショーン・ベル、ティム・ロビンス、マーシャ・ゲイーハーデンは揃って賞をとっている。

英国アカデミー、カンヌ国際映画祭、ゴールデン・グローブ、ヨーロッパ映画賞、全米批評家協会賞、日本アカデミー賞を受賞した作品。

2作ともストーリーはさること技術、演出、演技力は凄い!

観客が好きか嫌いかしかない!

映画の楽しみ方はTVと違う迫力、想定、設定etc

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