昨日の続きです。
平成28年3月定例会について(期間:3月8日~18日)
今定例会では、条例の制定6件や一部改正14件、27年度各会計の精算見込みなどによる補正予算9件、28年度各会計
の当初予算11件など計43件が上程され、審議の結果、可決しました。また請願1件採択し、看護師等の労働環境改善によ
る安全・安心の医療・介護を求める意見書を可決し、さらに、復興・創生特別委員会の設置などの発委5件が可決しました。
なお、町では、本年は町の復旧実現の総仕上げと位置付けており、次のステップである復興創生に繋げる重要な年と考え
ています。このため、28年度一般会計予算案が前年度と比較して54.2%増となる、212億4千万円で過去最大規模の超
積極型予算編成となりました。このことから、3月定例会で審議したうち、一般会計予算の新規主要事業を中心に特集します。
◎平成28年度当初予算主要事業
主要事業は、【事業名】・【総事業費】・【総事業費のうち、一般財源からの持出し額】の順に掲載します。単位は千円となります。
町民同士、町民とふるさととの絆を維持します 主要事業総事業費 2,031,712千円
交流館の運営支援事業 29,487 0
<いわき、郡山、福島に設置した交流館にコミュニティ支援員を2名ずつ配置し、町民同士のコミュニティ維持・形成を図る>
交流・情報発信拠点整備事業 1,340,996 99,920
<国道6号沿線に歴史・文化等の発信や交流の場となる拠点を整備するための用地取得及び造成設計等を実施する>
町民の命・健康を守ります 主要事業総事業費 1,377,666千円
高齢者等のつどいの場づくり事業 30,000 0
<二本松市内の復興公営住宅2か所に入居する高齢者や周辺の避難者の交流及び介護予防を図っていくため、つどいの場を開設、運営する>
外部被ばく線量測定事業 202,882 0
<町民の健康を長期に見守り、安全・安心を確保するために、バッジ式線量計による外部被ばく線量の測定を行う>
町民活動や生活再建を支援します 主要事業総事業費 616,100千円
一時滞在施設整備事業 64,789 2,001
<既存宿泊施設を借上げ、町内での一時滞在施設を用意する>
空き家・空き地調査事業 3,240 3,240
<町内の個人所有宅地・建物について、空き家・空き地の賃貸・売却や管理、事業者・行政への譲渡などの手続きが円滑に行えるよう支援する>
住宅相談窓口事業 8,640 8,640
<町内の自宅等再建に向けて、修繕業者等の確保が円滑に行えるよう住宅相談窓口を設置する>
がけ地近接等危険住宅移転事業 352,500 17,500
<大震災に伴う津波被害を受けた住宅を安全な土地に移転し、住生活を再建することに対して助成を行う>
今日は、ここまで 。