博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

ついに・・・

2017-03-29 23:55:48 | 日記
たった今、ついに私は「おじいちゃん」になりました。
宮崎に嫁いだ娘が福島市内の病院で、元気な男の子を出産しました。時々「おにぁ〰」と、私に似た良い声が分娩室から聞こえます。って、早速「おじいちゃんバカ」発揮か❔。

29日午後11時37分に、3152グラムで、デビューしました。
母子ともに健康。「良かった、良かった」。

H29.3月定例会行政報告 その6

2017-03-21 18:02:12 | 日記

その5のネタで、コメントをいただきました。ありがとうございます。

「博文通信」のサブタイトルを「浪江町の今をできる限り発信!」としています。このブログの趣旨をご理解いただきたいと思います。 

さて、一昨日の続きです。

 

〇次に、浪江町東日本大震災追悼式について、ご報告いたします。 

 3月11日に震災及び津波により犠牲となられた方々を偲び、復興に向けて力強く歩む決意を新たにするため追悼式を行います。

また、犠牲になられた方々の御霊を慰めるために、慰霊祭も遺族会の主催により行います。

 加えて今年度は、町営大平山霊園に鎮魂と復興、後世への訓戒のために建立した慰霊碑の除幕式を併せて執り行います。

 

〇次に、臨時福祉給付金給付事業について、ご報告いたします。 

消費税引き上げに伴う臨時的な措置として、町民税が課税されていない方を対象とし、臨時福祉給付金を支給いたしました。今年度は

5,754世帯、10,798人へ支給いたしました。

 

〇次に、災害関連死について、ご報告いたします。

 現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否について審査をお願いしているところでありまして、2月末現在、申出受理件数が487件、うち審査済件数が464件、うち認定件数が400件であります。

 

〇次に、町民交流事業について、ご報告いたします。 

3月4日に、二本松市安達文化ホール及び公民館において、第6回「なみえ3.11復興のつどい」を開催いたしました。名誉町民である原田直之氏のミニコンサートなど多彩な催しを通して、県内外から来場された多くの町民同士が、久々の再会を喜ぶ姿なども見られ有意義な交流イベントとなりました。

 

〇次に、仮設・借上げ住宅、及び町外の復興公営住宅の状況について、ご報告いたします。 

2月末現在の仮設住宅の入居状況は、建設戸数2,763戸に対し入居戸数が1,073戸、入居者数は1,913人、入居率は38.8%となっております。

借上げ住宅については、昨年の11月から契約更新事務を開始し、2月末現在、対象物件1,749件中、1,393件、約79.6%の契約書を県へ送付いたしました。

また、町外の復興公営住宅については、2月の定期募集が2月21日で締め切られましたが、募集戸数158戸に対し、申込み戸数81戸となっております。

入居状況につきましては、2月末日現在1,560世帯の入居が決定し、そのうち1,164世帯で入居が開始されております。

 

〇次に、生涯学習関連について、ご報告いたします。 

平成29年浪江町成人式が1月8日に二本松市安達文化ホールで行われました。避難先で6回目となる成人式には、新成人151名が出席し、式場の内外で久しぶりの再会を喜ぶ笑顔と歓声があふれておりました。

今年の成人者は被災当時の中学2年生で、新成人代表が家族や多くの人々への感謝の言葉と成人としての決意を述べて式を終えました。

 

以上、12月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。



今日で、3月定例会行政報告は終わりとなります。


H29.3月定例会行政報告 その5

2017-03-19 20:46:28 | 日記

昨日の続きです。

 

〇次に、賠償支援の取り組みについて、ご報告いたします。 

訪問支援事業につきましては、支援対象者を75歳以上の高齢者のみの世帯に拡大し、支援を希望された世帯へ順次訪問のうえ、請求書作成等の支援を進めております。

浪江町ADR集団申立てにつきましては、今般、ADRセンターの仲介委員が任意に選出した、高齢者1名の和解が成立いたしました。

1名だけの和解では不本意ではございますが、和解案どおりに東京電力が受諾した事例となり、和解案の内容が正当なものとして認められたものと考えております。

今後につきましては、ここまで長期化していることも踏まえ、過日の説明会における町民の皆さまのご意見を参考に、弁護団と取り組みを検討してまいります。

 

〇次に、上水道事業の状況について、ご報告いたします。 

 上水道の開栓状況ですが、2月末現在で667件の開栓をしております。

 次に、1月より小野田取水場・谷津田取水場・大堀取水場・苅野取水場において、ゲルマニウム半導体検出器による、24時間放射線モニタリングを開始いたしました。現在までに、放射性物質の検出は確認されておりません。

 また、飲料水等安全確保事業として、井戸のボーリング工事4箇所を発注いたしました。

 

〇次に、中心市街地再生計画策定事業について、ご報告いたします。 

 町民・有識者による検討委員会により、中心市街地再生計画の検討を進めてきましたが、先月末に報告書として町に提案がありました。

 今後、町として具体的な事業化に向けた検討を進めてまいります。 

 

〇次に、町内の住宅整備について、ご報告いたします。 

町内へ帰還される方等を対象に、幾世橋地区に、木造平屋建て85戸、集合住宅80戸の町営住宅の整備を進めております。

入居者につきましては、第1次募集を行い、本年6月から、順次入居いただく予定ですが、入居者に空きもあることから、今後再募集を行ってまいります。

 

〇次に、津波被災地の復興事業について、ご報告いたします。 

防災集団移転促進事業による宅地等の買い取りにつきましては、契約手続き中を含め、面積比 約90%の契約状況となっております。

また、移転先住宅団地の整備につきましては、幾世橋地区23戸については工事施工中、請戸地区42戸については工事設計中となっております。

 

〇次に、浪江診療所及び仮設津島診療所の進捗状況について、ご報告いたします。 

 浪江診療所につきましては、1月25日に工事が竣工し引き渡しを受けております。

また、2月17日には医療機器及び机等の事務用備品の納品が完了しております。

 2月1日より木村医師をお迎えしまして、現在は、医療機関の指定申請など開所に向けた準備を進めております。木村医師は、長年へき地医療に携わっており、「町民の健康を守り、帰還を後押しできれば」と浪江を医療人生の集大成の地にする覚悟で臨むとの強い意志を持ってお引き受けいただいております。

既にご案内のとおり3月27日に開所式を執り行い、28日より診療を開始いたします。

 次に、仮設津島診療所につきましては、1月24日に工事が竣工し、2月17日に医療機器及び事務用備品の納品が完了しております。

既にご案内のとおり開所式を3月23日に執り行い、24日より通常診療を開始いたします。



今日はここまで


H29.3月定例会行政報告 その4

2017-03-18 21:41:52 | 日記

昨日の続きです。

 

〇次に、町内仮設商業施設の状況について、ご報告いたします。 

仮設商業施設「まち・なみ・まるしぇ」については、10月のオープン以来、多くの方々にご利用いただいております。1月からは、毎月第2土日を「まるしぇの日」とし、町に賑わいをもたらすイベントを定期的に開催しております。

課題であった土日の営業や品ぞろえなども、こうした取り組みを通して各店舗において改善を図っていただいております。

 

〇次に、観光、産品振興について、ご報告いたします。 

12月23日に東京都で開催された「ふくしま大交流フェア」に“大堀相馬焼”“浪江焼そば”“親父の小言”“エゴマ”などが参加いたしました。

さらには、3月3日から5日にかけて福島空港において、“大堀相馬焼”「空港市」が開催され7窯元による展示販売を行い、被災地域の現状を伝えるとともに、浪江のふるさと産品の販売およびPRを実施いたしました。

引き続き、全国に避難中の町民の皆様にふるさとを感じていただくことができる産品について、積極的に振興を図るとともに情報発信を行ってまいります。

 

〇次に、「いこいの村なみえ」の整備状況について、ご報告いたします。 

町民の皆様の休憩所や滞在施設として利用するため、いこいの村なみえの改修整備を進めております。今年度は敷地周辺の除染作業が終了し、1月から改修工事に着手したところであります。

来年度も引き続き改修整備事業に取り組み、町民いこい場としての早期再開を目指します。

 

〇次に、農地保全の取り組み及び農業関連インフラの復旧について、ご報告いたします。 

2月19日に「小野田行政区」において復興組合が設立され、2月末までに累計で19行政区13組合が設立されたところです。

農業関連インフラでは、棚塩排水機場・中浜排水機場の撤去工事が完了し、丈六ため池・小高瀬ため池・藤橋用水路1工区の復旧工事が進んでおります。

今後も町内における農地保全の取り組みを支援するとともに、営農再開に必要な農業関連施設について、国及び県の災害復旧工事に合わせ、整備・復旧を進めてまいります。

 

〇次に、水産業についての取り組みについて、ご報告いたします。 

請戸漁港につきましては、岸壁工事がほぼ完了し、先月25日より一部漁船の係留が再開されたところであります。

さらには、水揚げされた魚介類を取り扱う水産加工業の再開に向け、再開意向のある事業者との話し合いを進めているほか、加工団地整備計画の策定を行いました。

内水面では、泉田川のふ化事業の再開に向け、組合の再開構想を具現化するため協議を進めております。

今後とも、町の基幹産業の一つであった水産業の復旧・復興を着実に進めてまいります。


今日はここまで