博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

「美味しんぼ」

2014-04-30 18:38:10 | 日記

<4/29配信J-CASTニュースより>

「福島周辺で鼻血出る人が続出」 「美味しんぼ」で編集部コメント発表も炎上止まず

 ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中の人気漫画「美味しんぼ」の内容がネット上で物議を醸している。福島には疲労感が強かったり鼻血が出たりといった症状の人が大勢おり、それらの症状と原発の放射線との関連を匂わせる描写があったというのだ。
「今週の『美味しんぼ』、福島から帰ってきた山岡さんが原因不明の鼻血を出し、海原雄山も出たと話をして、最後に井戸川さんが出てきてこの有様でした。これは流石に福島県民として抗議の意を示したい。僕はこの三年間、鼻血なんか出たこと無いですが」

   2014年4月28日に画像つきでされたこのツイートは、29日夕方現在1万回以上リツイートされ、ネット上を騒がせている。

 

「福島では同じ症状の人が大勢いる」

   問題となっているビッグコミックスピリッツ22・23号(4月28日発売)では、主人公の山岡と海原雄山たち一行が福島第一原発を見学した。途中、一行は3号機の前で1時間当たり1680マイクロシーベルトを数秒間浴びた。すると帰宅後の山岡にひどい疲労感と鼻血の症状があらわれた。のちに同じ症状が雄山や同行者にもあったことがわかる。取材の過程で、前双葉町長の井戸川克隆氏と岐阜環境医学研究所所長の松井英介医師のもとを訪れた山岡は、町長の口から「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。言わないだけです」と告げられる。今週分の話はここまでで、欄外には「耐え難い疲労感と原因不明の鼻血―――!?山岡や雄山たちの体になんらかの異変があるのか?次号。」とのアオリがついていた。なお、山岡が訪ねた両名は実在の人物で、井戸川氏は放射性廃棄物中間貯蔵施設の受け入れを巡って町長職を辞任、松岡医師は『見えない恐怖 放射線内部被爆』などの著書がある。

   ネット上では症状と原発が結びつけられているように読めるとして、「そんな症状は聞いたことがない、風評被害では」「『山岡たちの体に異常が起きているのか!?』みたいなヒキで、 次回『異常は何も起きていませんでした?!』で済ますには苦しいと思うんだけどどうなるんだろう」などと疑問が出て、ツイッター上で「炎上」状態になってしまった。

 

放射線の影響によるものと断定する意図は無い

   実は、原作者の雁屋氏はこの取材体験について、作中とほぼ同様の発言をして話題になったことがある。その時はオーストラリアの情報を紹介している日本語ミニコミ紙「日豪プレス」に対して、現地の子供たちもだるさを訴えていたとし「あの周辺は人は住んではいけない所になってしまった」と漏らし、福島の食べ物を食べて応援することも疑問視、特に東北地方の海産物の多くについて「恐らく食べられなくなるでしょうね」と言っていた。こうしたことも騒ぎを大きくした要因とみられる。

   騒ぎを受けてスピリッツ編集部は28日夜、次のようなコメントを発表した。それによると、鼻血や疲労感が「放射線の影響によるものと断定する意図」は無く、「取材先の皆様の実体験や作者の実体験について、作中登場の実在の医師に見解を問う展開」だという。風評被害を助長する内容ではないかという指摘についても、そのような意図は無く、これまでの作中でも「きちんと検査が行われ、安全だと証明されている食品・食材を、無理解のせいで買わないことは消費者にとっても損失であると述べております」と説明した。

   こうした対応に、ネット上ではなお「風評被害に限らず、意図しているかどうか(要は主観)が問題じゃなく、実際に見た人がどう感じるかが肝心なんだと思うんだけどなぁ」という意見を中心に、批判が止まない。

   ただ、一部からは「この、作中の医師のお話がこの後続くんじゃないのかな。デリケートな問題の扱いで、掲載ページの割り振りを見誤った、ということで落ち着くと良いなぁ」など、今号だけを見て批判するのは早急だという見方も出ている。

 

*疲労感は、放射線の影響ではなく避難生活が長期化しているため増しているとは思いますが、原因不明の鼻血を出す人は私の周りにはいません。

 

 

 

 


 

お悔やみ情報」 

 

沼能一子さん84。浪江町室原字沢15。通夜30日午後6時、告別式5月1日午前9時30分、ともにせきのホール鹿島(いわき市)。喪主夫新次郎さん

 

謹んでお悔やみ申し上げます。合掌   


 


叙勲

2014-04-29 18:08:02 | 日記

<福島民友ニュースより>

県内在住65人、県外16人が受章 春の叙勲受章者

 政府は29日付で2014年春の叙勲受章者を発表した。本県関係では、県内在住者は65人、県外在住者は本県での勤務経験などのある人を含め16人の計81人が受章した。
 このうち、浪江町出身で元法相の田中慶秋さん(76)=横浜市=が旭日重光章、同町出身で民謡歌手の原田直之さん(71)=東京都=が旭日双光章を受章。県内在住では、ロス五輪体操男子監督で日体大名誉教授の阿部和雄さん(78)=須賀川市=が瑞宝中綬章、元大玉村長で県町村会長も務めた浅和定次さん(75)=同村=が旭日小綬章を受けた。
(2014年4月29日 福島民友ニュース)

 

*浪江町出身であり、我が母校双葉高校の大先輩でもある田中慶秋氏、原田直之氏、両氏の旭日章受賞、誠におめでとうございます。

祝意を表しても、お恥ずかしいことですが「叙勲」について、それほど理解していませんでした。「情けない後輩です」。

参考までに

 

叙勲(じょくん)

雪うさぎ

2014-04-28 18:11:30 | 日記

 今日はネタに困り、先週24日(木)にR4で信号待ちしているときに撮った、吾妻小富士の「雪うさぎ」をアップします。

「雪うさぎ」の左側に「子うさぎ」が出現しています。『アレ、避難後、「子うさぎ」は現れていたのかなぁー?』。

 

 


80008

2014-04-27 18:07:16 | 日記

<福島民友ニュースより>

古里再生の誓い発信 浪江JC、地元で35周年式典

 浪江青年会議所(JC、朝田英謙理事長)は26日、避難指示解除準備区域となっている浪江町のサンシャイン浪江で創立35周年式典を行い、会員らが故郷から古里再生への誓いを発信した。
 東日本大震災、東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難を余儀なくされてから、同町の旧警戒区域で行政以外の民間団体が規模の大きい式典を行うのは初めて。同JCの会員とOBのほか、県内各JC、姉妹JCの西宮JC(兵庫県西宮市)の会員ら約170人が出席した。
 朝田理事長は「震災の日から3年が経過したが、古里はいまだに住むこともできず、困難な状況が続いている。(古里という)原点に戻り、古里再生に向け力を結集しよう」とあいさつ。馬場有町長が「浪江の地で式典が行われるのは夢のよう。地域再生の明かりがともった」と感慨深げに祝辞を述べた。吉田栄光県議らも祝いの言葉を送った。
 席上、朝田理事長が戸川聡30代理事長ら歴代理事長に感謝状を贈った。祝賀会も開かれ、出席者が互いの絆を確認し合った。
(2014年4月27日 福島民友ニュース)

 

*昨日はお祝い事が重なってしまいました。

いわき市での同僚議員の結婚披露宴出席のため、私もOBですが式典には出席できませんでした。「JC現役の皆さん、ごめんなさい」。

 

ところで、また車の走行距離のネタ

披露宴会場に向かう途中、いわきインターを降り一つ目の信号待ちのときに、メーターを見ると「80008」。思わず携帯で「パチリ」。

 「8」は末広がりで幸運の数です。

走行距離の一つ目の「8」は結婚したS議員に。そして、もう一つの「8」はJC現役の皆さんに、それぞれ贈ります

 

 


ADR和解案

2014-04-26 19:20:37 | 日記

<4/25付け福島民報ニュースより>

慰謝料を月5万円増額 「浪江町集団申し立て」和解案提示

 浪江町が東京電力福島第1原発事故に伴う慰謝料の増額を東電に求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センターが慰謝料を月額5万円増額する和解案を提示したことが24日、分かった。同町と弁護団は25日、二本松市で行政区長と自治会長を対象にした説明会を開き、和解案について説明する。24日に開かれた町議会全員協議会で説明された。
 和解案では、75歳以上の慰謝料はより厳しい避難状況にあるとして、さらに月額3万円の増額を認めた。
 町は1人月10万円の慰謝料を35万円に増額することや、町全域の放射線量を事故前の数値まで下げることなどを求めていた。
 双方が和解案を受け入れれば、東電の追加の支払総額は約200億円となる見通し。東電は「非常に多くの人に一律に増額する内容のため、慎重に対応を検討したい」とした。
(2014年4月25日 福島民友ニュース)

 

 

 

<福島民友ニュースより>

月5万円増額に同意示す 浪江町、裁判外手続き和解案

 浪江町が東京電力福島第1原発事故に伴う慰謝料の増額を東電に求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、町は25日、原子力損害賠償紛争解決センターが提示した1人当たり月5万円の慰謝料を増額する和解案について、同意の方針を示した。町は同日、二本松市で行政区長と自治会長への説明会を開き、和解案や町の方針を説明した。
 和解案では、避難生活の長期化に伴い精神的苦痛が増大した慰謝料として、震災から1年後の2012(平成24)年3月から今年2月末までの2年間は月5万円、計120万円を増額する。75歳以上はさらに、11年3月11日から今年2月末までの3年間(震災後75歳に達した人は誕生月から2月末まで)は月3万円、計108万円を加算する。
 町は25日、申し立てた1万5546人に同意書を発送した。同センターは和解案に対する諾否の回答期限を5月30日に設定しており、東電も和解案に同意すれば和解が成立する。
(2014年4月26日 福島民友ニュース)

 

*早速、集団申し立てに参加した方からは、「いつ、増額請求受け付けが始めるのか」と勘違いの電話が・・・。また、今回参加されなかった方からは、「申し立てしなかった町民への今後の対応をどう考えているのか」と。