博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H28.6月定例会行政報告 その8

2016-06-26 06:31:51 | 日記
おはようございます。
昨日の続きです。
 
 
 
〇応急仮設住宅について、ご報告いたします。
 
5月末現在の仮設住宅の入居状況は、建設戸数2,763戸に対して入居戸数が1,653戸、入居者数は2,970人、入居率は
59.8%となっております。
 
 
〇町外の復興公営住宅について、ご報告いたします。 
 
入居状況につきましては、第4期募集と5月の定期募集が終了した時点で、1,364世帯の入居が決定し、そのうち292世帯で入居が開始されております。
今後の第5期募集、及び定期募集については、広報等で募集案内チラシを配布し周知を図るとともに、町民の皆さまに募集に関する情報を正確に理解していただくよう、県と協力して周知に努めてまいります。
また、整備の進捗状況につきましても、定期的に県から情報提供を受けるとともに、当初の計画から遅れているところもありますが、1日も早く整備が進められるよう、引き続き県に要請してまいります。
 
 
〇教育行政について、ご報告いたします。
 
学校教育関連では、今年は浪江小学校、津島小学校ともに入学者がおらず、浪江中学校で3名の入学式が挙行されました。
平成28年5月1日現在の浪江町全体の小・中学生の状況でありますが、再開している小学校の児童数は11名、中学校の生徒数は17名で、全体で28名であります。
また、県内で区域外就学している児童生徒数は845名、県外で就学している児童生徒数は470名であります。
生涯学習関連では、平成28年度浪江町長杯春季パークゴルフ大会が5月21日に日山パークゴルフ場で開催され、84名の参加をいただきました。
 
以上、3月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。
 
 
 
 
今日で今定例会の行政報告を終わります。
7月15日発行の博文通信(紙ベース)を現在作成中です。出来上がりましたらお知らせします。

H28.6月定例会行政報告 その7

2016-06-25 06:39:38 | 日記
おはようございます。
昨日の続きです。
 
 

〇災害関連死について、ご報告いたします。
 
災害関連死につきましては、現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否について審査をお願いしているところでありまして、5月20日現在、申出受理件数が471件、うち審査済件数が447件、うち認定件数が388件であります。
 
 
〇年金生活者等支援臨時福祉給付金について、ご報告いたします。
 
本給付金は、65歳以上で町民税の課税されていない方を対象とし、一人につき3万円を支給するもので、申請書送付件数は3,992件、5月25日現在での受付件数は596件であります。
 
 
〇オンフール双葉の状況について、ご報告いたします。
 
いわき市に応急仮設施設として建設中の特別養護老人ホーム オンフール双葉が平成28年3月末に完成し、5月17日より利用者の受け入れを開始いたしました。当施設の再開により施設入所希望者の待機解消が図られるものと期待しております。
 
 
〇町民交流事業について、ご報告いたします
 
3月12日に安達文化ホールを会場として、仮設・借り上げ住宅自治会を中心とした実行委員会の主催により「3.11復興のつどい」を開催し、各自治会活動発表、浪江町芸能祭、映画鑑賞などを行いました。
また、5月からは、福島、郡山、いわきの各交流館にコミュニティ支援員を2名ずつ配置し、交流館の効率的な利用を図るとともに、サロン等の開催により、町民の利用を促進し、交流支援を強化してまいります。
さらに、県外においては、今年度も茨城県など7県に復興支援員
24名を配置し、全国に避難している町民の皆様への訪問活動を中心とした、町民一人ひとりに寄り添った繊細な支援を行ってまいります。
 
 
 
 
今定例会の行政報告は、次回が終わりとなります。
今日はここまで。
 
 

 


H28.6月定例会行政報告 その6

2016-06-24 06:00:24 | 日記
おはようございます。
昨日の続きです。
 
 
 
〇被災家屋等の解体の状況について、ご報告いたします。
 
 本年3月末現在、約1,200件の受付があり、約200件が解体済みであり、約260件については解体作業中であります。
 残りについても早期に対応するよう、環境省へ要望しております。
 
 
〇交流・情報発信拠点施設整備事業について、ご報告いたします。
 
去る3月28日に、第6回基本計画検討委員会が開催され、役場本庁舎北側を整備候補地とする委員会報告書がまとめられました。
今後、この報告書を踏まえ、基本理念である「みんなが集まり、なみえを未来に繋いでいく、まちの復興・創生拠点」づくりを目指し、整備を進めてまいります。
また、6月4日に、県による国道114号線拡幅事業の説明会に合わせ、用地関係者へ説明会を開催したところであります。
 
 
〇町内の公営住宅整備について、ご報告いたします。
 
幾世橋地区に整備を予定しております災害公営住宅につきましては、敷地造成設計並びに建築基本設計が終了し、工事の発注準備をしているところであります。
また、旧雇用促進住宅についても、全面改修し、公営住宅として供用開始するため、再入札に向け改修工事の発注準備をしているところであります。
 
 
〇津波被災地の復興事業について、ご報告いたします。
 
津波被災地につきましては、防災集団移転促進事業による移転促進区域内の宅地等の買い取りを進めておりますが、現在まで、契約手続き中を含め約500件、面積にして約83%の契約となっております。
また、移転先住宅団地の整備につきましては、幾世橋地区に23戸、請戸地区に42戸の整備を進めており、幾世橋地区については、設計が終了し工事の発注準備を、請戸地区については、埋蔵文化財の調査を行っているところであります。
 
 
〇平成27年度に実施した内部被ばく・外部被ばく測定、及び甲状腺検査の状況について、ご報告いたします。
 
  まず、ホールボディカウンターによる内部被ばく検査について、ご報告いたします。検査は、町、県、協力医療機関などで実施しております。平成27年度の受診者数は、2,789名で、預託実効線量が1ミリシーベルト以上の方はおりませんでした。
 次に、外部被ばく測定について、ご報告いたします。測定は、町民全員配布しているバッジ式線量計で実施しており、測定の結果、積算線量が1ミリシーベルト以上の方は230名おりました。
これらの方については、弘前大学浪江町復興支援室のご協力をいただき、電話、訪問等による実態調査の実施や、データの分析等により原因究明や不安の解消に努めたところであります。
 次に、甲状腺検査について、ご報告いたします。福島県による県民健康調査において受診された方が356名、町独自の事業で仮設津島診療所や、全日本民主医療機関連合会と提携している医療機関等において受診された方が93名、合計で449名でした。うちA1判定161名・A2判定241名・B判定3名となっております。
今後とも、町民に配慮した手法で事業実施に努めてまいります。
 
 
 
 
今日はここまで。

H28.6月定例会行政報告 その5

2016-06-23 07:02:39 | 日記
おはようございます。
昨日の続きです。
 
 

〇町内での田植えについて並びに野菜の実証栽培について、ご報告いたします
 
 5月15日に酒田地区において震災後3回目となる田植えを実施いたしました。今年は町の情報発信や若い方の意見を聞くことを目的に、福島大学、新潟大学、東京大学、早稲田大学、京都府立大学の計55名の学生と町の実証栽培に協力していただいている関係者にご参加いただき、手植えにて実施いたしました。農業再生、担い手育成の一助となるよう期待をするところであります。
次に、町内において野菜の制限品目の解除のための実証栽培を12箇所、安全確認のための実証栽培を5箇所、栽培技術普及のための実証栽培を1箇所、販売のための実証栽培を1箇所で実施する予定であります。
今後もこのような営農再開に向けての取組みを支援してまいります。
 
 
〇下水道の復旧状況並びに上水道の開栓状況について、ご報告いたします。
 
東日本大震災で被災した下水処理施設の浪江浄化センターが3月に復旧完了し、4月以降、国道6号線から東側については上下水道の使用を開始しております。権現堂地区、川添・樋渡地区については、下水道管渠施設の災害復旧事業を鋭意進めておるところであります。
また、高瀬地区の農業集落排水災害復旧事業については6月末で復旧が完了し、7月より上下水道の供用開始が出来る予定となっております。
次に、上水道の開栓状況ですが、5月末現在、119件の申込を受けた方について開栓しております。
 

〇浪江町内の除染の進捗状況について、ご報告いたします
 
 本年5月末時点で除染作業を終えている「浪江町除染等工事その1、その2、その3」の対象行政区においては、事後モニタリングを除染作業の完了順に行っており、個別に結果報告をしている状況となっております。
 また、本格除染作業が終えたものの、新たに除染作業へ同意を得た不動産につきましても、順次除染作業へ着手しており、事後モニタリングについても準備が整い次第作業へ入る予定となっております。
「浪江町除染等工事その4」については、現在、宅地を優先に除染作業を進めている状況となっており、今後、更なる作業加速化に努めてまいります。
 

〇浪江町除染検証委員会の設置について、ご報告いたします。
 
去る6月3日に4名の有識者の方々へ委嘱状を交付し、除染検証委員会を組織いたしました。
今年度は、計6回の検証委員会を開催し、町内の除染について検証していただく予定となっております。
 
 
 
 
今日はここまで。
 

H28.6月定例会行政報告 その4

2016-06-22 06:44:15 | 日記
おはようございます。
昨日の続きです。



〇浪江町内での事業活動状況・支援について、ご報告いたします。
 
5月末現在の町内での事業者の活動状況については、再開・新規あわせて、21事業者25事業所となっております。町としては、事業者向浄化槽支援事業の活用支援のほか、本年度から4年間、町内で事業を再開した事業所に対し、電気料金の補助制度を開始しております。
 
 
〇雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。
 
昨年度、雇用の場の整備のため、大平山の南産業団地と北幾世橋地区の北産業団地の整備基本計画を策定しました。今後は整備に向けての測量事業等を進めてまいります。
また、積極的に企業訪問するなど、企業誘致活動を進めてまいります。
 
 
〇町内仮設商業施設整備について、ご報告いたします。
 
今後の避難指示解除に伴う帰還町民の生活環境整備のための仮設商業施設整備事業について、5月末現在、飲食業4事業所、小売業4事業所、サービス業2事業所の出店が決定しております。5月20日には整備業者も決定し、10月のオープンに向け鋭意整備を進めてまいります。
 
 
〇福島県地域おこし協力隊の設置について、ご報告いたします。
 
伝統的工芸品の製作技術取得及び工芸品のPRのため、本年度より福島県地域おこし協力隊として、大堀相馬焼協同組合において1名が活動しております。
今後、大堀相馬焼の職人・後継者としての技術の習得を通して、
大堀相馬焼の振興と町の情報発信に大きく寄与していただけるものと期待しております。
 
 
〇観光、産品振興について、ご報告いたします。
 
3月4日から3日間、福島空港において空港市が開催され、大堀相馬焼協同組合から8窯元が出店いたしました。
また、昨年度作成したPR冊子「産業再生ストーリー」により、町の産業や産品の情報を発信しているところであり、さらに「ふるさと納税」に対する返礼品とするなどして産品振興を図っております。
今後とも産品のPRと共に町の情報発信を積極的に実施してまいります。
 
 
〇復興組合の設立について、ご報告いたします。
 
除染後の農地を地域で保全していくための復興組合については、前回から新たに、川添地区、樋渡・牛渡地区、田尻地区で組合が設立され、5月末までに、累計で18行政区12組合が設立されたところであります。
今後も農地の除染が実施される地区においては、復興組合の設立を支援してまいりますとともに、復興組合が継続的に機能発揮できるよう支援してまいります。
 
 
 
今日はここまで。