今日は、幾世橋住宅団地第1期の完成式が行われました。町内への早期帰町を希望する方々のうち、津波や倒壊により住居を失った方や帰還困難区域に居住されていた方を対象に整備した初めての災害公営住宅です。今回の第1期では22戸が完成しました。来年4月に63戸完成を目指し整備を進めています。
「楽土」と刻まれている記念碑除幕
さて、昨日の続きです。
次に、➁解除後の町内居住者は、マスコミ等では250~300人と報道されていますが、町として現在、町内居住者は何人と把握されていますか、また、その根拠は何をもってされていますか、さらに、緊急時避難要支援者の把握や防犯対策、今後の行政区の在り方などを考慮すれば、帰町者、あるいは復興に係わる町内居住者に対し、居住実態調査を実施すべきと考えますが、その必要性をどう認識されているのか、お伺いいたします、と今日は質問予定でした。先月23日に今日の質問内容を記載した一般質問通告書を提出したところ、翌24日付けで町ホームページに、「4月30日現在、居住者140世帯・193人、根拠は避難住民届、転入届、職員等、社会福祉協議会訪問等による」と、この件の前半のお答えが掲載されました。私の質問に対する前半の答弁は町ホームページでわかりましたので、答弁は結構です。居住実態調査の必要性の認識については、答弁をお願いいたします。
➡総務課長=それでは、ご質問にお答えします。議員お質しの通り、災害時対応などを踏まえれば居住実態調査は必要なものだと考えております。また、現時点での居住者の把握数、把握方法については、お質しの通りホームページで公表しておりますが、今後とも関係機関等からの居住情報をもとに精査の上、公表に努めてまいります。
再質問いたします。
実態調査の必要性は認識されているとのことですが、町民の皆さんも何人町内居住者がいるのか関心を持っていました。私の所にも数多くの問合せがありました。
そこで、町内居住者の町ホームページ掲載資料日付が4月30日付けとなっていますので、人数を把握していたのでは、と推察しますが、町と町民との最新情報の共有という点で、なぜ約1カ月後の5月24日発表になったのか、お伺いいたします。
➡総務課長=再質問にお答えいたします。発表が5月24日と1カ月も遅れたのはなぜかというご質問でございますが、避難指示解除後の帰還者数、居住者数等について、皆様の関心が高まったこともあり、4月27日開催の庁議において公表することを決定し、災害対策本部を所掌している総務課で居住者の取りまとめを行い、公表することといたしておりました。本来であれば速やかに公表すべきところでございましたが、担当係が林野火災の対応に当たっており、公表が遅れた次第でございます。鎮火後に改めて関係機関から4月末日現在の居住関連情報を取得しまして、通常精査できた段階で5月24日に公表させていただきましたので、ご理解をお願いしたいと思います。
今日はここまで。