一昨日の続きです。
〇次に、教育行政について、ご報告いたします。
学校教育関連では、8月25日は二本松市において再開している浪江及び津島小学校、浪江中学校の第二学期の始業日でしたが、今年は避難先での5回目の夏休みとなり、この休みも子どもたちは学校での各種行事等に参加しながら有意義な時間を過ごしました。
次に、毎月開催しております小中学校長会議に併せまして、教育委員会事務局と町立小中学校長会で構成する、学校再開準備会の活動を6月から再開いたしました。今年度この会議では、浪江町への帰還による学校再開の構想、学校教育関連施設整備の在り方などの基本的な事柄について検討することとしております。
次に、文化財調査委員会による文化財調査活動を6月から7月にかけて、県、福島大学、関係区長の協力のもと行いました。調査では、指定文化財の状況やその対応の検討、町史編纂関係書類等の確認、物品、資料の搬出、回収などを実施し、回収した資料については、県や福島大学、関係機関のアドバイスを受けて対応することとしております。
次に、生涯学習関連では、双葉郡8町村が集うスポーツ交流会が7月12日に開催されました。開会式場の広野町中央体育館では各町村からの参加者や関係者が和やかに言葉を交わし、久し振りの大会開催を喜ぶ姿がありました。浪江町からは、野球に出場し県内外から駆け付けたメンバーで広野町と対戦しましたが、一進一退の打激戦の末惜しくも初戦敗退となりました。8月2日には、第68回県総体県民スポーツ大会相双地区大会が南相馬市を会場に開催され、浪江町からは壮年ソフトボールと9人制バレーボールに出場いたしました。この夏の猛暑という厳しいコンディションの中で両種目の選手たちは善戦しましたが、避難中の練習不足もあり初戦敗退と残念な結果となりましたが、両大会共に出場された選手たちは久し振りの再会に親交を深め、絆をさらに強めておりました。
次に、子育て支援関連では、いわき市において未就学児の保護者を対象とした子育てサロン「ぽかぽかテラス」を開催しております。講師による子育てに関するアドバイスや母親同士の交流の時間を通して、子育ての不安や悩みの解消に役立てられており、子育てサロンは今後も随時開催していくこととしております。
今日で、9月定例会初日に町長からあった行政報告を終了します。
それでは、しばらくお休みなさい。