今日は、第43回浪江町高齢者福祉大会が町内のスポーツセンターで開催されました。町内での開催は震災後初となります。
県内外から多くの高齢者の方々が出席されました。震災前までの浪江町を築いて頂いた皆さんです。本当に感謝と敬意を表します。
式では、各高齢者活動などで功績のあった方々に対し、表彰および感謝状の贈呈が行われました。
また、結婚50周年を迎えられたご夫婦の皆さんに対しましても、金婚式表彰が行われました。
受賞の栄に浴された皆様にお祝い申し上げます。
金婚式表彰を受けられるご夫婦
さて、遅くなりましたが、9月定例会についてご報告します。
平成29年9月定例会について(平成29年9月5日~15日開催)
今定例会では、28年度一般会計及び各特別会計、水道事業会計の決算2件を認定しました。また、条例の制定や一部
売買契約の締結1件、一般会計など補正予算9件、名誉町民の推薦1件の議案15件が上程され審議の結果、全議案とも
可決しました。また、特別功労者の決定に同意。さらに、請願1件・陳情1件を採択し、意見書2件を可決しました。
なお、審議した主なものは、次の通りです。
◎平成28年度一般会計・特別会計の決算認定について
一般会計と特別会計を合わせた決算額は、歳入総額312億8917万8千円(前年度比130.0%)、歳出総額285億652万9千円(前年度127.5%)で、実質収支(歳入から歳出を差し引き、次年度を繰り越すべき財源の14億8649万1千円を除く)12億8565万4千円の黒字決算でした。
★一般会計では、歳入200億79834万4千円のうち、自主財源(自らの権限で収入しうる財源。たとえば、町税、諸収入、基金からの繰入金など)は、46億4267万2千円(構成比23.1%)で、残り154億3716万2千円 (構成比76.9%)が、地方交付税や国・県の補助金などに依存した財政状況でした。町の積立基金の合計は155億3292万円で、 うち112億9695万円は復興 関連の基金。また地方債は、36億9113万円、原子力損害賠償金は、4億1236万円です。
★その他の会計では、下水道事業・農業集落排水事業・水道事業の3事業の東電との損害賠償合意総額は、6億6856万円。また地方債及び企業債の合計は、36億4188万円です。
★(財)福島なみえ勤労福祉事業団(いこいの村なみえ)と東電との合意額は、2111万円です。
◎条例の制定及び一部改正について
・浪江町立認定こども園条例の制定
来年4月に開園の「浪江にじいろこども園」の入園資格や保育料など運営等に必要な事項を定めるものです。
・浪江町立小学校及び中学校条例の一部改正
来年4月に新設の名称(なみえ創成小学校・なみえ創成中学校)及び位置(浪江東中学校内)の追加をするものです。
◎売買契約の締結について(災害公営住宅幾世橋地区第2期)
浪江東中学校周辺に整備する町内災害公営住宅63戸分を買取るための契約締結です。
契約の方法:随意契約(公募型プロポーザル方式)
契約の相手方:代表積水ハウス仙台シャーメゾン支店、構成員双葉不動産建設株式会社
契約金額:1,413,056,880円 工期:自 議会の議決を得た日から 至 平成30年3月26日まで
◎名誉町民の推薦及び特別功労者の決定について
元日本医師会会長原中勝征氏を名誉町民に、(故)宮口福夫氏、吉田繁雄氏、柴繁氏、(故)戸浪淑雅氏、紺野廣邦氏、
佐々木保彦氏、三瓶寶次氏を特別功労者にそれぞれ決定しました。また10月17日開催の第4回臨時会において、陶富治氏
を特別功労者に追加決定しました。
以上です。
たぶん、いつものようにエクセルからの貼り付けなので見づらいと思いますが、ご容赦ください。