博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

日本の星から世界の星へ

2013-12-26 06:22:30 | 日記

<毎日新聞ニュースより>

楽天:田中将大投手の大リーグ移籍容認

毎日新聞 2013年12月25日 12時18分(最終更新 12月25日 17時27分)

 プロ野球の楽天は25日、田中将大投手(25)の来季大リーグ移籍について容認すると発表した。同日、田中投手が仙台市の球団事務所で立花陽三・球団社長と会談、球団は新移籍制度を活用しての移籍を同日申請した。球団側は上限額が2000万ドル(約20億円)に設定された新制度に難色を示したが、田中投手の希望を受け入れた。立花社長は記者会見で「昨夜、三木谷(浩史)オーナーが決断した。新制度は不条理なシステムだが、田中投手の7年間の功績を高評価した」と話した。

 今季が7年目の田中投手は3年契約を結んだ昨年12月の契約更改で、大リーグ挑戦について「将来的に希望がある」と伝えた。球団はレギュラーシーズン24勝無敗で創設9年目での日本一に貢献したエースに対し、三木谷オーナーが「若い人が海外に挑戦することはいいこと」と容認する構えだったが、移籍金の上限が設定され、申請後はフリーエージェント(FA)権と同じように自由に選手が相手球団と交渉できる制度を疑問視。立花社長が残留を要請したが、態度を変えた。

 田中投手が海外でプレーできる海外FA権取得まで最低2年必要で、今回の移籍には新移籍制度適用が必要だった。【百留康隆】

 田中将大投手の話 球団には感謝の気持ちでいっぱいです。ひとまず一歩進んだというのが正直な気持ちです。

 楽天・星野監督 最終的に行けると信じていたし、行かしてやりたいという気持ちだった。大リーグからオファーが来る選手が、楽天から出るということを誇りに思うべきだ。

 

*もう少し田中投手の日本でのプレーを見たい気持ちはありますが、「まーくん」、日本の星から世界の星になってください。期待しています』

また、田中投手放出の英断をした楽天にも「山田君、ざぶとん5枚持って来て」

 

さて、今日は原賠審の日。楽天同様、賠償に対しての英断に期待したいものです。

 

明日から来年1月5日までブログ更新を勝手ながらお休みします。理由は3つほど。

1.年末年始でゆっくり充電したいため。

2.姪っ子に第1子の女の子が生まれたのでお祝いに2、3日行くため。

3.新年を迎えた場合、ブログでの新年の挨拶が公職選挙法に触れるかどうか曖昧なため。

この間コメントには、必ず毎日目は通します。

 

ということで、姪っ子のところに行って来マース。

1年間ブログを見ていただきありがとうございました。来年6日から再開したいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

皆さん、「よいお年をお迎えください」。

 

 

 

「信なくば立たず」

2013-12-25 18:53:32 | 日記

3年4か月間の民主党政権に対し国民は批判、不満などが鬱積し、自公政権に交代したのは一年前の昨年12月でした。

それから7か月後の参議院選挙においても自民党の圧勝に終わり、衆参のねじれが解消しました。安倍総理は、参議院選挙公示日の第一声を福島駅前で行い、「復興が加速しないのは、衆参がねじれているからだ」と言い切ったのを思い出しました。

ねじれが解消して加速どころか急加速したのは「特定秘密保護法」の成立。決して復旧復興ではありません。

前政権の復興大臣は福島県をはじめ当町の二本松事務所に足しげく通って、生の声を聞いてくれたものです。しかし、現大臣は県内選出の議員なのに・・・。

今月20日の閣議では関係閣僚に、「地元と十分に協議し、被災者の生活再建と関係自治体の再生の道筋を具体化してほしい」と指示しました。

安倍総理様。甚だ失礼とは存じますが、一言申し上げます。

『「有言実行」の政治を。口先だけの政治では、「信なくば立たず」。』

明日は、いよいよ原賠審。6月12日に能見会長は当町の現地視察を行いました。どれほど視察したことが具体的に反映するのだろうか。ほんのちょっとの期待を込めて注視したいと思います。


25.12月定例会行政報告その9

2013-12-24 18:54:53 | 日記

昨日の続きです。

 

〇各種大会について、ご報告いたします。

 避難生活が長期化する中でスポーツを通じて繋がり合い励まし合おうと、浪江町長杯の各種大会が9月26日開催の第2回ゲートボール大会を皮切りにグランドゴルフ、ソフトボール、家庭婦人バレーボールの4種目に延べ人数で227名が参加し開催されました。県内外に避難している町民は近況を話し合うなど、親睦を深め楽しい雰囲気でプレーが行われました。

 次に、第7回福島県市町村対抗軟式野球大会に今年も参加し、浪江町チームの初戦となる試合が9月29日に福島市のあづま球場でありました。相手チームは1回戦で富岡町を破って勝ち上がった南相馬市で、緊迫した試合運びとなりました。浪江町チームは再三の得点チャンスを得ましたが決定打に欠け、相手から1点をもぎ取られて惜敗しました。避難生活で全員が集まっての練習が出来ないという状況で監督も選手もふるさと浪江への熱い思いを胸に戦った好試合でした。

  次に、第25回市町村対抗福島県縦断駅伝大会が、11月17日に白河市と福島市の間で行われました。原発事故による全町避難が3年目となる今年、浪江町のチームは佐藤博文監督を中心に56名の選手及びマネージャーの皆さんが、連絡を密にしながら態勢を整えて年度当初からの合宿や土曜ごとの練習に取り組みレースに臨みました。沿道には大勢の人々が詰めかけ、先日のB1グランプリ優勝のビッグニュースの当事者である浪江町へは、ひときわ大きな声援が送られました。選手たちはそれぞれの目標タイムをもって力走した結果、町の部では11位と惜しくも入賞を逃しましたが、総合順位では昨年度の32位から29位へと押し上げて健闘振りを示しました。

 

○「ふるさとの祭り2013」出場について、ご報告いたします。

  昨年度実施された「地域伝統芸能全国大会福島大会ふるさとの祭り2012」を引き継ぐ形で9月14日と15日に、いわき市で「震災からのこころの復興」をテーマに「ふるさとの祭り2013」が実施され、浪江町からは大堀芸能保存会、南津島郷土芸術保存会の2団体に出場いただきました。また10月27日には青森県八戸市で第55回北海道東北ブロック民俗芸能大会が開催され、福島県代表として室原郷土芸能保存会に出場いただき民俗芸能の保存活動に対し感謝状を受けました。12月1日には震災以来請戸芸能保存会に出場いただいていた本宮市民俗芸能大会に、今年は南津島郷土芸術保存会に出場いただきました。いずれの団体も郷土芸能の継承と地域のつながりを維持するために力を尽くされ、住民の方々に地域・ふるさとを思う心や、お互いの存在の大切さを伝えていただきました。

 

以上、9月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。

 

*今日は、世間ではクリスマスイブ

私と妻、そして91歳の母と3人家族の我が家にとっては、いたって普通の夜。ケーキもシャンパンも見当たらない。やはり、いつもの焼酎と刺身などがテーブルの上に。

皆さんは、どんな夜を過ごされていますか?。


25.12月定例会行政報告その8

2013-12-23 17:45:31 | 日記

昨日の続きです。

 

〇応急仮設住宅及び借上げ住宅について、ご報告いたします。

 11月末現在、建設戸数2,893戸に対して入居戸数が2,251戸、入居人数は4,296人、入居率は77.8%となっております。また、県内の特例借上げ住宅の状況につきましては、会津地方が136戸338人、中通り地方が2,392戸5,360人、浜通り地方が1,460戸2,806人、合計3,988戸8,504人となっております。

 仮設住宅の一斉点検につきましては、管理者である県の発注により、11月11日から調査が進め、年末までには点検完了の予定で、完了した団地から順次修繕等が実施されます。町としましても、8月下旬から独自に実施しました点検結果及び自治会長等からの報告等を取りまとめ、県に対し早急かつ適切な修繕について要望してまいります。

 また、県内の借上げ住宅の契約期間については、平成26年3月31日までになっておりまして、対象物件である約4,000件について、現在、再契約事務を進めております。なお、供与期間については1年の延長で、平成27年3月31日までとなっております。

 

〇避難指示区域への立ち入りについて、ご報告いたします。

 11月末現在、浪江町通行証8,896件、車や同乗者の変更2,116件、浪江町臨時通行証7,219件を発行しております。8月には、お墓まいり等の申請が多く臨時通行証1,469件を発行しました。

 また、10月17日から20日の4日間のバス立入りについては、82世帯114名から申し込みがあり、実績は72世帯94名の立入りとなっております。公益立入りについては、9月294件、10月641件、11月557件の発行実績となっております。

 

○教育行政について、ご報告いたします。

  全国に避難している浪江町の子どもたちの再会の場である「集まれ!なみえっ子」を10月14日と20日に猪苗代町の磐梯青少年交流の家で開催しました。児童・生徒とその保護者等に教職員を加えた約210名が参加しました。開会式に続いて、午前中は全員が体育館でのレクリエーションを楽しみ、午後からは子どもたちは会津塗ペン立ての絵付け体験、保護者等は町長との懇談会に分かれて活動し、それぞれに有意義な時間を過ごすことが出来たようで、名ごりを惜しみながら散会しました。

  次に、11月23日から24日の両日に、JR二本松駅前周辺を会場に開かれた「復興なみえ町十日市祭」で、浪江小学校では全校児童による和太鼓の演奏、浪江中学校ではよさこい踊りなど学習成果などを発表しました。会場に詰めかけた大勢の観客から盛んな拍手が送られました。 

 次に、10月31日にはOECDのイッシンガー教育局長が浪江小学校を訪問して状況をつぶさに視察しました。OECDは東日本大震災から東北の教育が復興するための支援に早くから取り組んでいますが、今回はその中心的役割を担う福島大学の関係者と共に訪れて、局長による特別授業、子どもたちとの交流、全校教職員・児童との給食体験など、約2時間半の滞在でした。5、6年生対象の特別授業では局長自身の体験を交えながら「変化を恐れず、新しいものに興味関心を持つことの大切さ」等について熱心に語りかけ、子どもたちの将来への夢に対しては温かい励ましの言葉を送りました。これに対して子どもたちは元気な歌声と浪江小学校オリジナルのTシャツを贈って感謝の気持ちを伝えるなど交流を深めました。全町避難という困難な状況で明るく元気に学ぶ子どもたちと、これをしっかりと支える教職員の姿を目の当たりにして局長はじめ福島大学関係者は浪江小学校に強い印象を抱いたようでした。

 

行政報告も残すところ、あと1回となりました。明日が最後となります。

今日は、ここまで


25.12月定例会行政報告その7

2013-12-22 18:56:58 | 日記

一昨日の続きです。

 

災害弔慰金について、ご報告いたします。

 災害弔慰金等の支給に関しましては、平成23年3月11日津波及び地震により直接死亡された方が184名でありまして、うち支給対象者が171名となっております。11月末現在、申出受理件数が171件、支払件数は同じく171件となりました。

 また、災害関連死に関する弔慰金につきましては、現在、双葉地方災害弔慰金審査委員会において、関連死の可否の審査をお願いしているところです。11月末現在、申出受理件数が362件、うち審査件数が333件、うち認定件数が309件、支払件数が301件であります。

 

敬老祝金について、ご報告いたします。

 

 本年度満100歳になられる6名の賀寿の方々をはじめ、満80歳以上の高齢者1,909名の方に敬老祝い金、総額1492万5千円をお贈りし皆様の長寿をお祝いいたしました。

 

浪江町戦没者追悼式及び慰霊祭について、ご報告いたします。

 浪江町戦没者追悼式・慰霊祭は、2年ごとに震災前は開催しており、平成21年11月が浪江町での最後の開催となっていました。

 23年度は震災のため見送りとなり、今年度4年ぶりに去る11月7日、二本松市ほうりん斎場で挙行いたしました。来賓・遺族100名の参列者により、800有余柱の御霊をご慰霊しました。

 

民生委員・児童委員の委嘱について、ご報告いたします。

 民生委員・児童委員につきましては、本年12月1日を持って3年ごとの一斉改選をむかえました。町民すべてが長期広域避難を強いられているこの厳しい状況の中で、社会福祉に対するご理解と熱意を持ってお引き受けいただいた59名の皆様に、12月2日に委嘱状を伝達いたしました。

 

〇町民交流事業について、ご報告いたします。

 県内交流会は、10月5日に南相馬市、11月21日に福島市、11月27日に白河市で開催し、約150名が参加され、多くの町民が交流しております。

 また、県外交流会は、11月9日に山梨県甲府市、11月30日に茨城県那珂市で開催しました。交流会では、町からの現状報告後に、国道114号線沿いの津島から浪江までの最近の風景や休憩施設「貴布祢」等の写真をスクリーンに映して、町の様子を見ていただきました。

 

〇復興支援員関係について、ご報告いたします。

 9月14日に初めて山形、千葉、埼玉、新潟、京都5か所の支援員及び支援員サポート団体合同の復興支援員推進会議を郡山市で開催し、それぞれの地域の取組や課題等を共有しました。

 翌日には、現在の町内の状況も視察しました。支援員にとって県外避難者への支援に繋がる貴重な研修の場となりました。

 

今日は、ここまで