博文(ひろぶみ)通信

浪江町の今をできる限り発信!

H31年3月定例会行政報告 その5

2019-03-17 17:35:30 | 日記

一昨日の続きです。


○次に、教育行政関連について、ご報告いたします。

1月31日に、なみえ創成小学校及びなみえ創成中学校の校歌が完成しました。これを受けて、平成31年2月5日になみえ創成小・中学校校歌作成委員会を開催し、「なみえ創成小学校・中学校校歌完成の集い」の開催に向けて協議されました。

 また、2月7日及び9日に、なみえ創成小学校及びなみえ創成中学校において、入学及び転入される予定の児童・生徒への説明会を開催しました。

参加した児童・生徒の状況について、新入学生6名、転入は小学5年生が1名、6年生1名、中学3年生1名であり、平成31年4月に同校へ入学及び転入する予定の児童・生徒は、計9名となっております。

 

○次に、生涯学習関連について、ご報告いたします。

 1月12日に浪江町地域スポーツセンターにおいて、平成

31年成人式を実施しました。

当日は晴天に恵まれ、新成人106名が参加し、大勢のご来賓や保護者の方々が新成人の新たな門出を祝うとともに、ふるさとでの友人・恩師との再会を喜び合い、周囲の人への感謝と大人になった自覚・決意を新たにする姿が見られました。

芸能保存関連では、浪江町芸能祭が3月2日に浪江町地域スポーツセンターで開催されました。

唄や演奏、演舞など日ごろの活動の成果発表として、12団体がステージで披露を行ったほか、特別ゲストとして福島県出身の歌手の紅晴美(くれない はるみ)さんをお招きし、多数の方にご覧いただきました。

 昨年以降の地域スポーツセンターでの開催をひとつの契機として、一部の団体で町内での定期的な練習を行うなど、徐々にではありますが、町内での活動が実施されるようになってきております。

 文化財関連では、建造物として福島県の重要文化財に指定されている幾世橋地区の初発神社について、東日本大震災で被害を受けた本殿について、今年度に拝殿と合わせて修復工事が行われ、12月に完了し、3月17日に竣工式と、幾世橋芸能保存会による震災以来初となる神楽の奉納が予定されています。

震災遺構関連については、昨年8月に設置しました震災遺構検討委員会より、2月8日に委員会提言をいただいたところでありまして、これを受け、先日、庁内関係各課を招集しての協議により、町として請戸小学校を震災遺構として保存していく方向性を確認したところであります。

 

以上、12月定例会以降、現在までの取り組みについて報告いたしました。


以上が、今定例会に町長から行われた行政報告でした。


校歌完成集い

2019-03-16 15:57:18 | 日記

今日は、なみえ創成小・中学校において、校歌完成の集いが行われてました。

作詞は福島市出身で詩人の和合亮一さん、作曲は東京都出身で作曲家の信長貴富さん。

とても素晴らしい校歌が完成しました。

完成した校歌

 

和合さんによる歌詞朗読

 

 

児童生徒・教職員及び浪江混声合唱団の皆さんによる校歌披露

 

最後は、信長さんの指導を受け、保護者、参加した町民など全員で校歌の合唱を行い、集いは終了しました。

今日も目頭が熱くなってしまいました。

 

*町ホームページの2月25日新着情報で聞く事ができます。


H31年3月定例会行政報告 その4

2019-03-14 18:14:22 | 日記

昨日の続きです。

 

○次に、大規模水素製造拠点整備の取組状況について、ご報告いたします。

 NEDO(ネド)の福島水素エネルギー研究フィールドの整備事業につきましては、7月より順次、造成地の引渡しを行っており、プラント建設及び太陽光パネル設置工事が順調に進捗しております。これまで約3万5千枚の太陽光パネル設置が完了しております。

引き続き、計画通りに事業用地を提供できるよう、着実に造成工事を進めてまいります。

 

〇次に、スマートコミュニティ導入促進事業について、ご報告いたします。

 再生可能エネルギーの地産地消および災害時等における非常用電源の確保を目的として、幾世橋住宅団地内の災害公営住宅85戸および集会所1戸に太陽光発電パネルと蓄電池を設置する事業が今年度末に完了予定となっております。

 今後も再生可能エネルギーの導入を促進し、エネルギーの見える化を図り、エネルギーの自給自足を推進してまいります。

 

○次に、医療費一部負担金等免除の継続について、ご報告いたします。

先般、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の被保険者に係る一部負担金等の免除の取扱いについて、平成31年度も財政支援策を継続するとした平成31年度政府予算案が閣議決定されました。

帰還困難区域の被保険者、旧避難指示区域の上位所得層及び未申告者を除いた被保険者には、一部負担金等の免除措置を平成31年3月1日から平成31年7月31日まで延長することとし、2月下旬に「一部負担金等免除証明書」を発送したところであります。

 

○次に、応急仮設住宅について、ご報告いたします。

2月28日現在の仮設住宅の入居状況は、

供与戸数308戸に対し、入居戸数31戸、入居者数42名、入居率10.1パーセントとなっております。

また、みなし仮設住宅の再契約事務を昨年11月より開始し、2月28日現在、対象戸数823戸に対し、

契約戸数705戸の85.7パーセントが終了し、県へ契約書を送付しております。

仮設住宅の供与期間が、平成32年3月末の残り約1年となっていることから、今後も、入居者の孤立防止など安心・安全を確保しながら、住宅確保の見通しを立てられずにいる方に対しては、引き続き、できる限り懇切丁寧な支援に努めてまいります。

 

○次に、町外の復興公営住宅について、ご報告いたします。

町外の復興公営住宅の入居状況につきましては、

2月1日現在で1,502世帯、2,646名の入居が決定し、1,499世帯、2,642名が入居を開始しております。

 なお、平成30年度第5回定期募集は、募集戸数648戸に対し応募戸数136戸で、倍率は0.21倍となりました。


今日はここまで


H31年3月定例会行政報告 その3

2019-03-13 15:24:26 | 日記

今日は、昭和45年創立の浪江中学校最後の卒業式が、二本松市針道で行われました。創立からは49回目、震災後二本松で再開してからは8回目の卒業式。卒業生は何と9937名(うち、今日の卒業生は3名)。惜しくも4月からの新年度は、浪江小・津島小の2校を除く全ての小・中学校が休校となります。


浪中の3名の卒業生、そして全国に避難している卒業生の皆さん、卒業おめでとう!


さて、一昨日の続きです。


○次に、町内での事業再開および買い物の環境整備について、ご報告いたします。

 2月末現在の町内での事業者活動状況については、再開・新規あわせて、130事業所となっております。

また、買い物環境の整備につきましては、冒頭でも申し上げましたが、2月19日に、イオンリテール株式会社と商業環境整備に関する覚書を取り交わし、スーパーマーケット出店に向けて着手したところであります。

出店計画では、生鮮食料品のほか、店内で調理する惣菜や生活に必要な日用品・家庭用常備薬なども取り扱う予定となっております。

引き続き、覚書に基づき相互協力により、夏頃のオープンを目指して準備を進めてまいります。

 

○次に、プレミアム付商品券について、ご報告いたします。

 昨年6月9日から販売を実施してきましたプレミアム付商品券につきまして、平成31年1月31日をもって今年度の販売を終了いたしました。

販売実績は、購入者数2,618人、登録店舗数

67店、販売金額1億4,499万5千円、プレミアム率を含む額としては、2億1,749万2千5百円となり、町内再開事業者や町民双方から大変好評をいただき、町内での需要喚起・地域経済活性化が図られました。

 

〇次に、町内イベント事業について、ご報告いたします。

 昨年末から1月末にかけて、町に灯りと賑わいを再生させるため「浪江ライトアップ事業」を実施し、まち・なみ・まるしぇや駅前などに電飾の飾りつけ、多くの観覧者で賑わいました。

また元旦には、昨年に引き続き「あるけあるけ初日詣大会」を、浪江青年会議所を中心とする実行委員会の主催により開催され、およそ300人の町民の方々が参加し、初日に町の復興を祈願いたしました。

 引き続き、町民が集い、町民同士・また町と町民の絆が深まるような町内イベントを企画実施してまいります。

 

○次に、「浪江町交流・情報発信拠点施設」の整備状況について、ご報告いたします。

 当施設につきましては、プロポーザル・デザインビルド方式による業者選定を行い、1月22日の審査会において請負業者が決定し、先般の臨時議会において、契約締結の承認をいただいたところであります。

現在、具体的な設計の検討を進めており、コンビニや商業施設・フードコート、交流施設をメインとした「地域振興施設」と大堀相馬焼の体験・販売、地酒の製造見学と販売をメインとした「地場産品施設」の2つの施設を整備する計画であります。

地域振興施設については平成32年7月、地場産品施設については平成33年1月のオープンを目指し、事業を進めております。

 

○次に、雇用の場の創出・企業誘致の取り組みについて、ご報告いたします。

昨年12月19日、北産業団地造成工事着工に伴う安全祈願祭を執り行い、本年秋の供用開始に向けて工事を進めております。

引き続き、着実に整備と進出希望のある事業者の誘致に向け、話し合いを進めてまいります。


今日はここまで


H31年3月定例会行政報告 その2

2019-03-11 17:02:28 | 日記

今日は町内の如水において、浪江町東日本大震災8周年追悼式が執り行われました。

あらためて、震災によりお亡くなりになられた方々へ哀悼の意を表します。

午後1時30分から約1時間で式は終了。地震が発生した午後2時46分から1分間、防災無線によるサイレンが町内に鳴り響きその間、自宅で妻と一緒に黙とうをささげ、犠牲者を悼みました。



それでは、昨日の続きです。


○はじめに、賠償請求支援について、ご報告いたします。

個人によるADR申立ての支援につきましては、交流館等において、ADRセンターから総括基準の解説や、多数の和解事例を紹介いただく説明会を開催いたしました。

今回の説明会では、総括基準に特化した、より簡易な「和解仲介手続申立書」を活用し、参加された町民の方々の申立てが実現したところです。

今後は町のホームページ等において、簡易な申立て手続きの周知を図り、引き続き、個人によるADR申立てを促進して参ります。 

 

○次に、復興加速に向けた協議会について、ご報告いたします。

町の復興を確実に実現していくため、国・県・町による

「第4回浪江町の復興加速に向けた協議会」が12月20日に開催されました。会議では「まちづくり」「農林水産業再生」、「産業復興」の分野ごとに、復興の進捗を確認しながら、直面する課題解決に向けた意見交換を行いました。また、開催に先立ち磯崎原子力災害現地対策本部長および浜田復興副大臣に「復興・創生に向けた要望書」を提出しました。

 

○次に、東京農業大学との包括連携協定の締結について、ご報告いたします。

 1月31日に、東京農業大学の豊かな農業の知見を当町の農業再生に活用することを目的に、包括連携協定を締結しました。

 協定の締結に先立ち、1月11日に東京農大と共催で東京都内において、浪江町の復興を考えるシンポジウムを開催し、また、1月13日には、学生46名が町内視察や農家との意見交換を実施いたしました。

 今後、農作物の六次化による商品開発や、学生と農家の交流による担い手の確保など、さらに連携を深め、本町農業の再生に取り組んで参ります。

 

○次に、営農再開ビジョンの策定状況について、ご報告いたします。

これまでに12の地区において、ビジョンが策定されました。

 3月中には復興組合が設立されたすべての地区においては、再開ビジョンが策定されます。

 今後は、各地区の農業の将来像を実現すべく、町としても全力でサポートしてまいります。

 

次に、海産物モニタリングの状況について、ご報告いたします。

請戸沖で採取された海産物のモニタリング調査について、現在出荷制限の指示がなされている海産魚介類も含め調査を行っています。

マダコやイシガレイ、スズキなど27種を検査した結果は、すべて検出限界値以下となっております。

今後も水産業共同利用施設の開場も含め、水産業の再生に努めてまいります。


今日はここまで