新潟競馬といったら「直千」競馬が名物で、この土日もどこかに組まれているはずですが、どのレースか、明日にならないと馬柱がわかりませんので、今日は事前にわかる日曜11Rの新潟牝馬Sを検討してみます。「埋め草」的で申し訳ないです。
新潟牝馬ステークス【2023年10月22日新潟11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
新潟牝馬ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年10月22日新潟11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
距離2200のopリステッド競走で、施行されてからまだ3年のレースですが、時期や距離からしてエリザベス女王杯の叩き台のひとつとして設定された感じがします。是非このまま施行条件を変えずに歴史を重ねてほしいところです。では、過去3回分のデータをもとに、3着以内に入った馬たちの傾向(があるかないか)を探ってみます。去年は8・6・5番人気で決まって、波乱となりました。
1)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
過去3年延べ9頭しかデータがありませんが、重なるのは関ヶ原Sのみ(2/9頭 今回該当なし)で、あてにはなりません。念のため、その他(1/9頭)で該当する馬を挙げれば、関越Sでホウオウイクセル(⑫14着)、丹頂Sでイヤサカ(⑥5着)とビジン(①8着)くらいです。
2)年齢
〇3歳 1頭 〇4歳 5頭 〇5歳 3頭
古馬勢が主流と見てよい感じです。3歳で馬券になったのは、一昨年のマリアエレーナ(①人気51㌔ 前走op)のみです。今回3歳勢は、フェアエールングとピンクジンの2頭が出走しますが、両馬とも条件クラスの馬ですので、ここは厳しいかも知れません。
3)新潟芝適性
新潟は一瞬の切れよりも、いい脚が長く持続するタイプの方が有利です。新潟・芝の戦績がよいのは、
・4歳 グランスラムアスク 3・0・0・1 (3勝C弥彦特別④1着など)
・4歳 エピプランセス 2・0・0・0 (2勝C三面川特別③1着など)
・5歳 ローゼライト 1・0・0・0 (1勝クラス⑦1着)
・6歳 ホウオウエミーズ 1・0・0・2 (昨年の新潟牝馬S⑧1着)
・5歳 パープルレディ 0・1・0・0 (新馬④2着)
・5歳 ホウオウイクセル 0・1・1・2 (昨年の新潟牝馬S⑥2着)
あたりでしょうか。
4)血統
3回分からは、父親はディープインパクトかキングカメハメハ系(ルーラーシップなど)が目立つ印象です。ここで該当するのは、
・グランスラムアスク:父ディープインパクト
・パープルレディ:父ディープインパクト
・ビルボードクイーン:父ルーラーシップ
・ホウオウイクセル:父ルーラーシップ
・ホウオウエミーズ:父ロードカナロア
といったところです。
5)宮田式バイオリズム◎
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬です。
・パープルレディ 3・1・1・12
・ビルボードクイーン 5・5・8・19
・フェアエールング 3・1・0・5
条件が重なるのは5歳のパープルレディです。3歳時にはオークスに出走したこともある馬ですが(⑫10着 1着ユーバーレーベン)、去年の4月、中山の野島崎特別(2勝クラス・芝2000④1着)に勝ってから8連敗で、近走も冴えませんので、今回は人気薄必至です。穴候補として押さえておく必要がありそうです。実績的に言えば、去年勝ったホウオウエミーズとグランスラムアスクが上だと思いますし、これに去年の秋華賞4着の実力馬メモリーレゾンや新潟記念⑨6着のフラーズダルムらがどこまで迫れるか、という構図だと思っていますので、当日の流れを見ながら、この5頭から主軸を選ぼうと思っています。
明日は、菊花賞の追い切り情報を集めてみようと思います。東の雄・ソールオリエンスは淀の舞台で再び頂点に立てるのか。輸送もあって、やや心配ですが……。本日もお読みいただきありがとうございました。今日は頼まれて枝木の剪定に行かないといけなくなったので、これから急いで支度します。植木屋さんじゃないんですけど(笑)。今日も無事な一日でありますように。