Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

4/30(火) NHKマイルCの展望②

2024-04-30 | 分析
 今日は、昨日の続きで、NHKマイルCの検討の後半です。精鋭ぞろいで楽しみな一戦ですが、今のところ登録頭数が27頭ですから、3分の1が除外になる見込です。今日は、過去10年の血統性向から見ていきます。
 
3)血統
 全般的に父系はサンデー系が強い印象ですが、父系・母系にまたがって活躍しているのはノーザンダンサー(ND)の血脈にある馬のようです。該当馬は以下のとおりです。本命馬はもとより穴馬もこの中に潜んでいるかもしれません。
※ノーザンダンサー系(ND)=  、サンデー系=  、ミスプロ系=  、ロベルト系=  
 
<父系=ND>
・ウォーターリヒト :ドレフォン/母父ヴィクトワールピサ
・ゴンバデカーブース:父ブリックスアンドモルタル/母父ディープインパクト 
・マスクオールウィン:ドレフォン/母父ハーツクライ
<母系=ND>
・アスコリピチェーノ:父ダイワメジャー/母父Danehill Danser
・オーサムストローク:父エピファネイア/母父Frankel
・ダノンエアズロック:父モーリス/母父Fastnet Rock
・ダノンマッキンリー:父モーリス/母父Holy Roman Emperor
・ディスペランツァ :父ルーラーシップ/母父Medaglia d'Oro
・デビッドテソーロ :父スワーヴリチャード/母父Camelot
 
4)JRAホームページの分析
 JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。
 
 ①GⅠ出走経験馬に着目。
 ②4勝馬特注:勝率50%(重賞実績のない1勝馬はNG)
 ③距離延長馬は苦戦:前走2000組が意外に好走。
 ④ダイワメジャー産駒が好相性。

 浮上するのはアスコリピチェーノジャンタルマンタルで、ディスペランツァエコロブルームが続くという感じでしょうか。穴っぽいところでは、出走できるかどうかわかりませんが、母父ダイワメジャーでナミュールの妹・アルセナールにもおもしろいところがあります。

5)結  論
 アスコリピチェーノジャンタルマンタルの対決ムードが濃厚です。①②人気も両馬で分けることになりそうです。ただし、先日の天皇賞(春)を例に出すまでもなく、二強対決は片方がコケることがままありますし、かりに二強で決まったとしても、3着は、前が潰れる間隙を縫って後ろから人気薄が突っ込むケースも考えられます。三番手は末脚の鋭いディスペランツァで、あとは横一線だと思いますが、穴的なのは、前走弥生賞②人気で7着だったダノンエアズロックと前走クイーンC2着のアルセナール(出走可否微妙)でしょう。あとはゴンバデカーブースボンドガールがどこまで加われるか……。
 
 興味は尽きませんが、今日のところは、
 ジャンタルマンタル 〇アスコリピチェーノ ▲ダノンエアズロック △アルセナール
でまとめておきます。
 
 明日はダービーへの最終切符がかかる京都新聞杯とプリンシパルSを検討してみます。本日もお読みいただきありがとうございました。連休谷間の3日間となりますが、無事に乗り切りましょう。
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4/29(月) NHKマイルCの... | トップ | 5/ 1(水) 京都新聞杯とプリ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

分析」カテゴリの最新記事