今日は、昨日の続きで、NHKマイルCの検討の後半です。精鋭ぞろいで楽しみな一戦ですが、今のところ登録頭数が27頭ですから、3分の1が除外になる見込です。今日は、過去10年の血統性向から見ていきます。
3)血統
全般的に父系はサンデー系が強い印象ですが、父系・母系にまたがって活躍しているのはノーザンダンサー(ND)の血脈にある馬のようです。該当馬は以下のとおりです。本命馬はもとより穴馬もこの中に潜んでいるかもしれません。
※ノーザンダンサー系(ND)= 、サンデー系= 、ミスプロ系= 、ロベルト系=
<父系=ND>
・ウォーターリヒト :父ドレフォン/母父ヴィクトワールピサ
・ゴンバデカーブース:父ブリックスアンドモルタル/母父ディープインパクト
・マスクオールウィン:父ドレフォン/母父ハーツクライ
<母系=ND>
・アスコリピチェーノ:父ダイワメジャー/母父Danehill Danser
・オーサムストローク:父エピファネイア/母父Frankel
・ダノンマッキンリー:父モーリス/母父Holy Roman Emperor
・デビッドテソーロ :父スワーヴリチャード/母父Camelot
4)JRAホームページの分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。
①GⅠ出走経験馬に着目。
浮上するのはアスコリピチェーノとジャンタルマンタルで、ディスペランツァとエコロブルームが続くという感じでしょうか。穴っぽいところでは、出走できるかどうかわかりませんが、母父ダイワメジャーでナミュールの妹・アルセナールにもおもしろいところがあります。
5)結 論
アスコリピチェーノとジャンタルマンタルの対決ムードが濃厚です。①②人気も両馬で分けることになりそうです。ただし、先日の天皇賞(春)を例に出すまでもなく、二強対決は片方がコケることがままありますし、かりに二強で決まったとしても、3着は、前が潰れる間隙を縫って後ろから人気薄が突っ込むケースも考えられます。三番手は末脚の鋭いディスペランツァで、あとは横一線だと思いますが、穴的なのは、前走弥生賞②人気で7着だったダノンエアズロックと前走クイーンC2着のアルセナール(出走可否微妙)でしょう。あとはゴンバデカーブースとボンドガールがどこまで加われるか……。
興味は尽きませんが、今日のところは、
◎ジャンタルマンタル 〇アスコリピチェーノ ▲ダノンエアズロック △アルセナール
でまとめておきます。
明日はダービーへの最終切符がかかる京都新聞杯とプリンシパルSを検討してみます。本日もお読みいただきありがとうございました。連休谷間の3日間となりますが、無事に乗り切りましょう。
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