今日は欲ばって土曜のダービートライアルを二鞍検討しようと思います。長くなると疲れますので、簡略形でいきます。
1)持ち時計上位
距離は京都新聞杯が2200、プリンシパルSが2000です。2000の持ち時計で比較してみると、上位3頭は以下のとおりです(〇数字は人気順)。
<京都新聞杯>
・キープカルム 03/16阪神 若葉S ②3着 1分59秒8 34.1
・プレリュードシチー 11/25京都 京都2歳S ②1着 1分59秒9 35.5
・アドマイヤテラ 03/16阪神 若葉S ③4着 2分00秒8 34.4
<プリンシパルS>
・ファビュラススター 01/08中山 1勝クラス ③1着 1分59秒8 35.0
・キャントウェイト 04/06福島 ひめさゆり賞 ⑥2着 2分00秒1 35.0
・ドバイブルース 11/19東京 未勝利 ⑦3着 2分00秒2 36.0
京都新聞杯では距離1800を1分45秒5(上がり34.0)で好時計勝ちした ウエストナウ もいます。
2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
<京都新聞杯>
〇はなみずき賞 4頭(*該当馬なし)
〇1勝クラス 4頭(*該当馬なし)
〇ゆきやなぎ賞 3頭(ヴェローチェエラ②2着 ハヤテノフクノスケ①4着)
<プリンシパルS>
〇山藤S 4頭(*該当馬なし)
3)血統
京都新聞杯は父系サンデー系/母系ノーザンダンサー(ND)系がベストの配合です。一方、プリンシパルSは父系がサンデー系かキンカメ系で、母系はロベルト系がやや目につくかな、といったところです。こちらは母系のロベルトにだけに注目します。該当馬は以下のとおりです。
※ノーザンダンサー系(ND)= 、サンデー系= 、ミスプロ系= 、ロベルト系=
<京都新聞杯>
・ウエストナウ :父キズナ/母父Frankel
・グラヴィス :父ハーツクライ/母父Storm Cat
・ヴェローチェエラ :父リアルスティール/母父Danehill Dancer
<プリンシパルS>
・ファビュラススター:父エピファネイア/母父グラスワンダー
※クロス:ロベルト4×4
4)JRAホームページの分析
JRAのホームページのデータ分析があるのは京都新聞杯だけです。ポイントは以下のとおりです。
①前走の4角通過順に着目:1・2番手と9番手以下は苦戦。
数が多くなりますが、条件に合致するのは、アドマイヤテラ、ジューンテイク、ハヤテノフクノスケ、ファーヴェント、ヴェローチェエラの5頭です。
5)結 論
<京都新聞杯>
中軸馬として妥当なのはヴェローチェエラですかね。川田騎乗だし、前走でクビ差負けしたショウナンラプンタが青葉賞2着ですから、実力馬であるのは確かです。ただ、勝つかどうかはやや微妙な感じです。逆転可能なのは、京都2歳S2着のプレリュードシチーや、インザモーメント、キープカルムの実績馬たちでしょうか。あとは、朝日杯4着のジューンテイクや、重賞経験のあるベラジオボンドあたりが入着候補で、3週間前に未勝利を勝ったばかりで能力が測りきれませんが、上がり脚に見どころのあったウエストナウがこれらに食い込めるかどうか、といったところではないかと思います。一応、今日のところは、
◎ヴェローチェエラ 〇キープカルム ▲インザモーメント △ウエストナウ
でまとめておきます。
<プリンシパルS>
こちらは前走の報知弥生賞で④9着に沈んだファビュラススターの巻き返しでしょうか。もし、NHKマイルCに登録しているダノンエアズロックがこちらに回ってきたら話がかわりますが、このメンバーでは能力的に上位かと思います。相手はやや難解ですが、一呼吸おいたメリオーレムが再浮上してくるか、堅実に走ってきたポッドテオが距離延びて新味を見せるか、といったところだと思います。まだ当日の人気順がわかりませんが、ここは人気上位に支持される実力馬が相応に走って、あまり波乱にはならないのではないかと見ています。まとめると、
◎ファビュラススター 〇メリオーレム ▲ポッドテオ
といった感じでしょうか。
<追記>
平松さとし氏の藤岡康太騎手追悼記事のリンクを付けます。
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