高松宮記念が行われた4日前の日曜日は、中京に限らず、中山、阪神ともに雨で、しかも10・11Rについては、それまで平穏だった阪神まで巻き込んで、三連複が万馬券になりました。前にも書きましたが、こういうシンクロ現象はたまにあるので、「始まり(前兆)」にはいつも注意しているつもりですが、だいたい過ぎてから気がつくことの方が多いですね。それはさておき、今日は馬券作戦の最新の実践例として、この日の中京のレースを振り返ってみたいと思います。自分の予想(失敗!)の反省にもなります。
枠人気と馬人気(〇数字=単勝人気)に分けて、1Rからこの日の結果を並べてみると、11R高松宮記念を迎える前の10Rまでの経過は以下のようでした。Rの太字は三連複万馬券のレース、下線はウラ人気馬(同枠の人気のない方の馬)が出た枠人気です。
〇 1R 1・5・2 ①・④・②
〇 2R 1・3・5 ①・③・⑨
〇 3R 1・2・3 ①・②・③
〇 4R 2・4・1 ②・⑥・⑤
〇 5R 2・5・2 ③・⑦・④ 三連複11,840円 三連単68,640円
〇 6R 3・7・6 ②・⑦・⑥ 三連複16,220円 三連単46,650円
〇 7R 1・1・3 ④・①・③
〇 8R 1・6・3 ④・⑤・③
〇 9R 2・7・1 ②・⑦・①
〇10R 2・7・1 ④・⑨・① 三連複10,590円 三連単88,220円
ここまでの流れをふまえて、11Rの狙いをどう定めたかを書きますと、煩雑になるので、上に枠番の出目は載せていませんが、まず、この日の枠の強弱については、147枠が優勢とみました。そこで、1番人気枠だった7枠の馬を中心視することにして、15番ナムラクレア(単勝②番人気 以下〇数字で)を軸馬としました。これは朝の段階での予想と合致していたので、わりとスムーズに決まりました。
次に、三連複万馬券を導く「わたり」の人気(青数字)を追いました。⑦→⑦→⑨ と来ているので、次に来るのは、⑨・⑪・⑬・⑮番人気の奇数人気の馬と読みました。15:00頃のオッズでは、該当するのは、⑨ヴェントヴォーチェ(最終オッズは⑦)、⑪ファストフォース(同じく⑫)、⑬トゥラヴェスーラ、⑮ウォーターナビレラ(同⑭)の4頭でした。この中から3頭を選択したわけです(全部買えればよかったのですが、まあ、最後はいつもお財布と相談です)が、ナムラクレアと同枠でウラ人気のファストフォースはすんなり決まり、「わたり」が⑦⑦⑨⑨と続く感じもありましたので、ヴェントヴォーチェも組み入れ、最後はトゥラヴェスーラとウォーターナビレラのどちらかの選択となりました。
両馬はともに1枠で、枠人気を追うと、7番人気枠(赤数字)が9・10Rと連続して来ているので、ここも7番人気枠に該当する1枠の両馬は来る可能性があります。トゥラヴェスーラは去年のこのレースで4着と確かに雨馬場に強いことは証明済みですが、すでに8歳。一方、4歳のウォーターナビレラは、桜花賞2着とはいえ、以降は4回続けて二桁着順です。26日のレース後のブログで書いたとおり、「素直」に選べば、オモテ人気のトゥラヴェスーラだったのかも知れませんが、何というのか「色気」が出て、ウラ人気のウォーターナビレラの「復活」の方に期待をかけてしまったわけです。
結果、11Rの決着は、ご承知のとおり、1着ファストフォース、2着ナムラクレア、3着トゥラヴェスーラで、
〇11R 1・1・7 ⑫・②・⑬ 三連複81,180円 三連単668,280円
となりました。つかみかけていた馬券がスルリと抜けた感じですね。7枠にはトウシンマカオ⑤も入っていたので、勝ったファストフォースはウラウラの人気ということになります。それにしてもこの不良の雨馬場で、抜け出してからよく頑張り通したものだと思います。前走シルクロードS2着からのGⅠ本番1着ということで、「前走2着」という(私が勝手に呼んでいる)最近の「GⅠのトレンド」が今年も続くことになるかもと(フェブラリーSを勝ったレモンポップは前走1着でしたが)、少しだけ気に留めておこうと思いました。
さて、週中を過ぎて土日の重賞に出走する馬たちの追い切り情報が続々と上がっていますので、明日は、これらを集約してみます。今日もお読みいただきありがとうございました。週末に向けて今日もがんばりましょう。
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