昨晩テレビでWBCの強化試合を見ていたのですが、大谷選手の2打席連続ホームランはすごかったですねぇ。まともに芯に当たったわけでもないのに、スタンドまで運ばれたんでは、ピッチャーは投げるところがありませんね。野球ファンでなくても、大谷選手を一目見たいと思う気持ちもわかります。これもテレビですが、先月、WBC開幕を前に、日本のプロ野球選手の「総選挙」のような番組をやっていて、第1位が大谷選手、第2位がイチロー選手という結果にやや違和感をもちましたが、昨日これは自分がまちがっていたかもと率直に思いました。競馬界にも、ディープインパクト、オルフェーヴルに続く、スター選手ならぬスターホースが現れないかなあと思います。
さて、昨日の阪神フィリーズレヴューに続いて、今日は中山アネモネSを見てみます。1・2着馬には桜花賞出走権が与えられるopリステッド競走です。フィリーズRはGⅢですし、出走権も3着までですので、レースの格としてはフィリーズRの方が上ですが、距離は本番よりも短い1400。かたやアネモネは桜花賞と同じマイル。どちらで出走権を獲りにいくか。有力な関東馬にとっては、阪神の馬場を経験しておきたい気持ちはあるにしても、遠征で馬体減りを覚悟するのもリスクはリスクでしょうし、メンバーを見ながら、どちらが有利か、考えるところかと思います。
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今の話はフィリーズRとアネモネSの両方に出走登録しているスピードオブライト陣営のことを想像したものです。昨日のフィリーズRの検討では、筆頭に挙げた同馬ですが、総合的に考えるとフィリーズRではなくアネモネSを選ぶだろうなあという感じです。もし、そうなら、このレースで単勝1番人気の有力候補でしょう(重賞で2回続けて3着と言っても、まだ1勝馬というのが引っかかりますが)。その他、人気になりそうな関東馬は、阪神JF9着のミスヨコハマ、春菜賞を勝ったトーセンローリエ、エルフィンS4着のクイーンオブソウル、あたりでしょうか。出走権を狙ってあえて東上する関西馬がいれば、それも怖いと思いますが、このレース、過去10年で3着までに入った人気順を見ると、1~3番人気の馬が18/30=6割ですから、そこそこ連絡みはしそうです(とはいえ、盤石とまでは言えません)。
・1番人気=5回 ・2番人気=6回 ・3番人気=7回 ・ 4番人気=2回 ・ 5番人気=1回
・6番人気=4回 ・7番人気=2回 ・8番人気=1回 ・11番人気=1回 ・14番人気=1回
去年のレースなどは8・3・11番人気で決着していますから、上に挙げた馬のどれかが連に絡むとしても、相手は中下位人気の馬たちも考えておいた方がいい気がします。中では、前走フェアリーSで2番人気に推されながら10着に敗れたディナトセレーネは、今回人気を下げてくるでしょうから、逆に狙い目ですし、初めて芝を走るリバートゥルーも、前走ダート1400で見せた上がり脚が芝でも通用するなら、これは脅威だと思います。偶然にも、レッドファルクス産駒のこの2頭を、人気にならないことを期待して、穴候補として挙げておきたいと思います。
明日は土曜のレースを検討してみます。中山・阪神ともにメインがハンデ戦で、これはおもしろそうです。今日もお読みいただきありがとうございました。
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