Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

日曜中京の狙い

2023-02-02 | 予想

 2月に入った途端に南風が強くなって昨日は昼間は暖かな一日となりました。まだ立春前なので、この強風を「春一番」とは言わないそうですが、あちこちで梅も咲いているし、春の足音が聞こえてきたような感じがします。とはいえ、今日は冬の天気に逆戻り。雪国は融雪や雪崩が気になりますね。

 さて、昨日、日曜の中京11Rきさらぎ賞を検討した結果、馬券的な勝負レースは別にした方が、と書いたので、今日はその続きです。他のレースを見渡すと、ひとつ前の10R令月ステークスがオープンのダート1200ハンデ戦です。ハンデキャッパーの眼を信頼して、負担重量の重い順に出走馬を見ていくと、まずは、ハンデ戦でなければメンバー中最有力と思われる7歳ジャスティンが60㌔を背負わされています。これをどう見るかが最初のポイントでしょう。先日の日曜のシルクロードSは、ダートではなく芝1200のハンデ戦でしたが、トップハンデの59㌔を背負ったウィンマーベルが直線で伸びあぐねた映像を見てしまったので、これよりさらに1㌔増となると、惨敗の危険性すらあると思います。実力馬だといっても、これではなかなか軸に据える気にはなれません。

 次に重いのは58㌔の2頭ですが、6歳アイオライトは距離実績、8歳ヒロシゲゴールドは近走の成績がそれぞれあまりパッとしません(ヒロシゲGは重馬場のときは怖い気もしますが)。57㌔組の2頭、6歳サイクロトロンは、前走の中山opジャニュアリーSではアティードの0.2秒差の2着。冬場の方がいいタイプで、良馬場なら十分狙いは立ちます。同じ57㌔では7歳芦毛ケイアイターコイズもいます。こちらは、前走、先日の根岸Sで3着に粘ったバトルクライが勝ったすばるSで0.4秒差の4着で力は評価できますが、主に1400で実績を上げてきた馬だけに、距離が短くなってどうか、というところです。

 あとは、opで3着以内に入った実績のある牝馬6歳53㌔のサダムスキャットや5歳55㌔のミスズグランドオーなどが候補でしょうか。軽ハンデ51㌔の4歳芦毛ケルンコンサートも気にはなりますが、さすがにまだ2勝馬の身ですから、いくら7キロ減の51キロでも、2階級昇格でopは厳しいと考えるのが妥当かと思います。しかし、マークは必要です。

 ということで、日曜中京10Rについては、今の段階では、芦毛に惹かれてケイアイターコイズを当座の中心と見ていますが、中位人気が予想される馬たちが今ひとつなので、下位人気馬の突っ込みがなければ、ハンデ戦とはいえ、ここも上位人気の馬たちで決着するのでは、という見立てです。それでも、11Rのきさらぎ賞よりは紛れる可能性があるというところでしょうか。

 馬券的妙味で言えば、ひとつ前の9R瀬戸S1900ダートの方がおもしろいかも知れません。ここは原級1800ダートで3戦連続3着のメイショウユズルハと、そのユズルハが1番人気で12着に敗れた同じ中京1900ダート戦で、3着したランスオブアースらに、昇級初戦の3頭らが挑む構図だと思います。次位人気が予想されるルーチェットや、今回人気を落としていると思われるアズユーフィールコパノリッチマンなどが人気馬たちに一泡吹かせてくれないかと期待しています。

 明日は今週のメインレースに出走する馬たちの調教や追い切りの様子を、記事や動画で調べて見たいと思います。今日もお読みいただきありがとうございました。今週末もがんばりましょう。

 


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