今度の日曜の重賞レースとして、昨日は東京のダートGⅢユニコーンSの予想(展望)を取り上げましたが、個人的な期待・注目度は、阪神のGⅢマーメイドSの方が上です。理由を端的に言えば、ご承知のとおり、毎年 “荒れる” レースだからです。ハンデ戦ですから荒れることがあっても不思議ではないのですが、このハンデ重賞は、GⅠを走るような実力馬たちを相手に、まだ3勝クラスに上がったばかりの馬が、まるで魔法にかかったかのようにスイスイと抜け出して勝ってしまうのです。まさに穴党のみなさん、お待ちどうさまでした、といってよいレースです。
マーメイドステークス【2023年6月18日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
マーメイドステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2023年6月18日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
まず、ハンデ戦ですので、過去10年のレース結果を参考に、上位3着以内の馬たちの斤量を見てみましょう。
・56㌔ 2頭
・55㌔ 6頭
・54㌔ 6頭
・53㌔ 8頭
・52㌔ 0頭
・51㌔ 5頭
・50㌔ 3頭
続いて、同じく過去10年の3着以内馬たちの前走をクラス別に見てみます。
・GⅠ 2頭(ヴィクトリアM)
・GⅡ 3頭(京都記念、阪神牝馬S)
・GⅢ 4頭(中山牝馬S、福島牝馬S)
・他OP 7頭(都大路、大阪城Sなど) ※OP以上 計16頭
・3勝C 11頭(オパールS=現在施行なし? など)
・2勝C 3頭
馬齢別では、4歳馬が11頭、5歳馬が16頭ですが、最近5年間は4歳=7頭、5歳=7頭で拮抗しています。
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を確認しておきます。
・ウインマイティ 4・1・2・12(※今回1着で、5=(1+2+12)/3 など、等式成立。以下略)
・ゴールドエクリプス 3・1・0・3
・シンシアウィッシュ 3・3・1・6
・ストーリア 3・4・1・3
・ビッグリボン 4・1・2・2
・ランスオブアース 3・1・4・18
普通に実力差を考えれば、昨年勝ったウインマイティの連覇もありうる組み合わせですが、さすがにトップハンデの56㌔ですから、ここは狙いを下げざるを得ず、ストーリアかビッグリボンあたりを、ハンデの傾向からして主軸に据えるのが適当だと思います。軽ハンデ馬の中では、まだ2勝クラスを勝ち上がったばかりのシンシアウイッシュがおもしろい感じです。ただ、すでに競馬ラボなどでも話題になっていて、意外に人気をかぶりそうな気もするので、ここは別の一頭として、ランスオブアースを挙げてみたいと思います。前走、ダートから芝に復帰して、3勝クラスのシドニートロフィーを4着とがんばり、芝でも十分やれる馬であることを証明しました。ハンデ51㌔なら好勝負が見込めそうです。あと、バイオリズムに名前はありませんが、同じレースで2番人気に推されて7着だったヒヅルジョウも、雨で多少馬場が重くなれば、父ハービンジャーだけに怖い一頭だと思います。
春の京都開催は総じてメインレースがあまり波乱にはなりませんでしたが、阪神開催になるや、6/4(日)、10(土)と三連単10万超の馬券が続きました。11(日)のメインは①③④人気で堅く収まりましたが、18(日)はどうなりますか。是非大波乱の馬券を獲りたいところですが。
本日もお読みいただきありがとうございました。梅雨空が続きますが、今日も一日がんばりましょう。
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