あまり偉そうに書けるほどのこともないのですが、昨日の阪神12R・京阪杯で人気薄のキルロードが2着に入って、穴馬券を演出した件の補足です。
キルロードは10番人気の馬だったのですが、この日の阪神では11Rまでで三連複が万馬券になったレースは1Rと4Rと8Rの3件ありました。
・1R:6番人気・3番人気・9番人気で決まり、三連複の配当は21,230円。
・4R:12番人気・1番人気・9番人気で決まり、同配当は56,140円。
・8R:1番人気・16番人気・7番人気で決まり、同配当は169,070円。
それぞれの最低人気に着目すると、順に9番人気・12番人気・16番人気です。もう少し、綺麗に目が出ている方が説明に都合がよいのですが、今回は1Rの9番人気をあえて無視すれば、12番人気と16番人気の偶数人気が並んでいます。こういうケースでは、次の三連複万馬券は、経験上、偶数人気の馬が演出するケースがわりとあります。つまり、目星を付けて狙いたい穴馬は、8番人気・10番人気・12番人気・14番人気・16番人気の馬たちです。とはいえ、資金に余裕がないのに5頭を機械的に買うわけにもいかないので、それぞれを吟味することになりますが、これまた不思議なことに、12番人気→16番人気と来たので、次は、8番人気か10番人気、14番人気当たりが狙い目です。実際、京阪杯で穴を開けたキルロードは、締め切り直前に偶然そうなったのですが、10番人気の馬でした。私は、これを「わたり」と呼んでいます。
何をバカなことを言ってるというのは普通の反応で、そう思われる方は別にそれでいいのですが、これがはまるとけっこう大きな配当になります。これは宮田比呂志さんの本を読んでから、自分で一覧表を作ってレース結果を記入し、集めた膨大なデータをめくっていて気がついたもので、レースで試してみたら、これが意外に当たるのです。ですから、何で?と理由を訊かれても、統計上そうなってますとしか言いようがないのですが……。
もちろんそんなにいつもこれが当てはまるわけではありません。現にこの日の阪神の1Rの三連複万馬券は9番人気の馬が演出したわけですから、当てはまらないじゃないか、都合のいいことを言うな、と言われればそれまでなのですが、敵(神?)さんも、そんなに単純に手の内を見せてくれるわけではないと思うので、これは「目くらまし」の一種と思っています。いずれにしても、予想の上ではかなりのアシストになること受け合いですので、もし興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか、という話です。
もっとも、前回指摘したとおり、人気は刻々と変化しますから、10番人気だと思って買ったら、レース後に11番人気になっていたということはよくあります。それで外れるのではなく、かえって当たることもあるから、嬉しいけれど困りますが。そういうときは、ご勘弁ください。
では、今週末のレースでもよい配当を。
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