(イクイノックスとルメール騎手。昨年のドバイシーマCの勝利後)
イクイノックスとウシュバテソーロ 日本馬賞金ランキングでリスグラシューを抜いて11位と12位に | 競馬ニュース - netkeiba.com
今日は昨日に続いて、日本時間で日曜未明のドバイワールドカップデーのレース・ドバイシーマCを検討してみます。去年、イクイノックスが勝って世界「No.1ホース」と称されるようになったレースです。そのイクイノックスはすでに引退してしまって、まだ一年前のことなのに遠いむかしのような感じがしてきます。
さて、レース検討と言っても、昨日と同じく血統を見て考えるくらいが関の山です。下にコロナ明け3年分の上位3馬の血統データをまとめておきますが、その前も含めた過去10年については、以下の方のブログなどをご覧ください。
ドバイシーマクラシック2024血統データ表 | 深く考えない競馬 (fukakukeiba.com)
*SS=サンデーサイレンス系 MP=ミスタープロスペクター系 ND=ノーザンダンサー系 N=ナスルーラ系
<2023年>
1⃣イクイノックス(JPN):父キタサンブラック(SS)/母父キングヘイロー(ND)
2⃣ウエストオーバー(GBR):父フランケル(ND)/母父リアファン(Robert系)
3⃣ザグレイ(FRA):父ザラック(MP)/母父スリックリー(ND)
<2022年>
1⃣シャフリヤール(JPN):父ディープインパクト(SS)/母父エッセンスオブドバイ(N)
2⃣ユビアー(GBR):父ドバウィ(MP)/母父モンズーン(他)
3⃣オーソリティ(JPN):父オルフェーヴル(SS)/母父シンボリクリスエス(Robert系)
<2021年>
1⃣ミシュリフ(GBR):父メイクビリーヴ(MP)/母父レイヴンズパス(MP)
2⃣クロノジェネシス(JPN):父バゴ(N)/母父クロフネ(ND)
3⃣ラヴズオンリーユー(JPN):父ディープインパクト(SS)/母父ストームキャット(ND)
血統的には、去年のイクイノックスが典型的ですが、母系にノーザンダンサーの血脈がある馬が強い印象です。かりに母系になくても、父方の母系入っているとか、概してこの血脈に無縁な馬が上位に来るのは見込めないと言ってもいいくらいです。もっとも5、6代遡ってもNDの血と全く無縁な馬というのは、探す方が大変ですが……。
今回の出走メンバーで父系・母系にノーザンダンサーの血脈をもつ馬をピックアップしてみると、以下のとおりです。ちなみに、昨日と同様、○数字は、3月18日時点のブックメーカー(William Hill)による予想オッズ順だそうです。
【ドバイシーマクラシック2024オッズ】各ブックメーカーの前売りオッズ一覧 三冠牝馬リバティアイランドが1番人気 | 競馬まとめ - netkeiba
②オーギュストロダン(GBR) :父ディープインパクト(SS)/母父Galileo(ND)
④エミリーアップジョン(GBR) :父Sea The Stars(ND)/母父Barathea(ND)
⑤ジャスティンパレス(JPN) :父ディープインパクト(SS)/母父Royal Anthem(ND)
⑦ジュンコ(FRA) :父Intello(ND)/母父Dynaformer(Robert系)
⑨スピリットダンサー(GBR) :父Frankel(ND)/母父Oasis Dream(ND)
⑩ポイントロンズデール(GBR) :父Australia(ND)/母父Acclamation(ND)
日本の牝馬2頭リバティアイランドとスターズオンアースに期待したいところですが、血統的にはやや苦しいのかもしれません(両馬の父ドゥラメンテがNDのクロス5×5ですからNDの血脈がゼロではありません)。シャフリヤールも2年前の勝ち馬だけに血統だけで軽視できませんが、日本馬の中でこのレースに最も適合的なのは、ジャスティンパレスではないかと思います。この馬と、英ダービー馬のオーギュストロダンの対決と見るのが妥当でしょう。その次がエミリーアップジョンで、リバティアイランドは4番手と見ています。
ということで、今日もまた「当てずっぽう」の予想ですが、
◎オーギュストロダン ○ジャスティンパレス ▲エミリーアップジョン △リバティアイランド
という具合にまとめてみます。
レースは日本時間で3月31日(日)の深夜なので、これも前売りを買ってから布団に入って朗報を待ちたいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。明日は金曜なので、土日の重賞に出走する馬の追い切り情報を集めてみたいと思います。週末に向けて今日もがんばりましょう。
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