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一昨日ドバイで落馬負傷したルメールさん、元気そうですが、骨折に加えて肺に穴まで開いているということで、桜花賞も皐月賞も騎乗できないようです。ここはじっくり治療して休んでもらうしかありませんが、チェルヴィニアとレガレイラの陣営には困ったことになりました。馬券作戦にも影響必至です。
ルメール騎手は骨折に加えて肺に穴 UAEには2週間滞在と主催者発表 - サンスポZBAT! (sanspo.com)
今日は5月のNHKマイルCのトライアル戦、中山のニュージーランドトロフィーを検討します。ここで勝たない方が本番で好走できるという妙なレースで、近年は①人気よりも②人気の方が強い傾向ですので、馬券的には少し波乱の余地がありそうです。
ニュージーランドT【2024年4月6日中山11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
ニュージーランドトロフィー(NHKマイルカップトライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2024年4月6日中山11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
1)持ち時計
過去10年の良馬場での勝ち時計の平均は、全体時計で1分33秒6、上がり脚の平均が34.37秒です。去年は稍重でしたが、良馬場の一昨年はマテンロウオリオンが1分33秒5の34.1、その前はバスラットレオンが1分33秒1の34.6ですから、良馬場で1分33秒台前半、上がり34秒台の持ち時計が必要です。今回の出走メンバーの持ち時計上位を並べてみます(〇数字は人気順)。なお、ルージュスエルテとボンドガールは桜花賞と両睨みです。また、エイムフォーエースはJRAのHPの登録馬には名前がありませんので、出走しないと思われます。
以下は、過去10年のレースで3着以内に入った馬たちの傾向です。
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
ちなみに、レース間隔で一番多いのは、中2週、ついで中3~5週で、間隔をあけて臨む馬よりも間隔が短い馬の方が好走する傾向です。今回中2週で該当するのは、前走ファルコンSの2頭とドリーミングアップ、ユキノロイヤルです。
3)血統
これはかなり難解です。流行廃りもありますし、中山マイルの傾向をそのまま適用するのも雑な感じがします。個人的な好みでは父サンデー系×母ノーザンダンサー系(デビッドテソーロ、ブライトマン、ルージュスエルテ)ですが、さしたる根拠もないので、ここは省略します。
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されているポイントは以下のとおりです。
エコロブルームとボンドガールを除く重賞経験馬たちがのきなみ②に引っかかって消えてしまいます。あと、③の「他距離組」が意外に走るとすれば、ブライトマンは要警戒かも知れません。
5)結 論
ボンドガールとルージュスエルテが桜花賞に出られるかどうかで予想が大きく変わってきそうですが、実績的に人気になりそうなのはキャプテンシーでしょう。鞍上予定のデムーロも最近勘が冴えてますんで、主軸候補としては最も無難です。前走のように内枠で楽に逃げられるかどうか、展開がカギだと思います。それから、去年もそうですが、1勝クラスを勝ち上がった馬が好走する傾向があるので、人気次第なところはありますが、個人的にはユキノロイヤルをねらってみたい感じがします。同じ1勝クラス勝ちのスパークリシャールよりも前走時計がいいし、東京よりも中山の方が得意なので、おそらく人気にならないここはねらい目だと思います。あとは、ボンドとルージュが出て来れば外せませんし、エコロブルームもシンザン記念2着ですから有力な一頭です。穴というか、逆転まであるのは朝日杯FS6着が光るサトミノキラリだと思いますが、鞍上が武だけに……。
ということで、ボンドガールとルージュスエルテが桜花賞に出走できるという前提で、以下のようにまとめておこうと思います。
◎キャプテンシー 〇ユキノロイヤル ▲サトミノキラリ
明日は土曜の阪神牝馬Sを見てみます。本日もお読みいただきありがとうございました。年度の最初で落ち着きませんが、今日も穏やかな一日でありますように。
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