突発で用事が出来たりして、何となく腰が落ち着かないまま、正月の中山競馬が終わってしまい、今週からはもう東京開催に移行します。いよいよ今年最初のGⅠレース、フェブラリーSが近づいて来た感じです。この間、馬券成績が今ひとつだったので、心機一転して、大きな馬券が獲れるようにがんばりたいところです。今日は、そのフェブラリーSの前哨戦、根岸Sを検討してみます。例年に比べてややメンバーが手薄な印象はありますが、4連勝中の上がり馬が含まれていますので、どんな走りを見せてくれるか、注目です。
根岸ステークス【2024年1月28日東京11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
根岸ステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月28日東京11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
では、以下に過去10年の3着以内馬の傾向を見ていきます。
1)前走(ステップ)※( )内は今回該当する馬、〇数字は人気順です
〇武蔵野S 7頭 (タガノビューティ⑥2着 ヘリオス⑩10着)
〇チャンピオンズC 6頭 (※該当なし)
〇カペラS 5頭 (ベルダーイメル③6着)
〇ギャラクシーS 2頭 (アイオライト③5着)
〇すばるS 2頭 (※該当なし)
〇師走S 2頭 (※該当なし)
〇ファイナルS 2頭 (※該当なし)
ちなみに、前走との間隔で一番多いのは中7週、次が中10週です。今回のメンバーで該当するのは、中7週がアイオライト、中10週がタガノビューティーとヘリオスです。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 4頭 〇5歳 8頭 〇6歳 10頭 〇7歳 2頭 〇8歳 6頭
/◇牝馬 1頭 ◇騸馬 4頭
ダートらしく高齢馬が活躍する傾向で、明け4歳はやや劣勢です。過去10年に4歳で3着以内に入った馬は、去年3着のバトルクライ、2019年1着コパノキッキング、2018年2着サンライズノヴァ、2016年1着モーニンの4頭ですから、今回4連勝で臨むサンライズフレームがこれらの馬のレベルにあるかどうか、よく吟味する必要があります。
3)血統
流行廃りがありますが、少し前ならミスプロ系、全体的にはノーザンダンサー系が目を引きます。ここ2年ならば、サンデー系のオルフェーヴル産駒(ステイゴールドの血脈)でしょうか。ここでは、父オルフェーヴル × 母父ノーザンダンサー系の馬だけ挙げておきます。
・オセアダイナスティ:父オルフェーヴル/母父メジロライアン(ノーザンダンサー曾孫)
・ヘリオス:父オルフェーヴル/母父フレンチデピュティ(ノーザンダンサー曾孫)
・ベルダーイメル:父オルフェーヴル/母父スニッツェル(ノーザンダンサー玄孫)
4)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
①武蔵野S組が有力
②上がり脚の速い馬が優勢
③外国産馬の好走率が高い
④3連勝以上、2連勝を含む5連続連対の実績馬は要注目
①②④で条件に合うのは、タガノビューティーとベルダーイメルです。
5)宮田式バイオリズム
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を挙げておきます。
・アルファマム 6・1・1・7
・アームズレイン 5・0・1・5
・オセアダイナスティ 4・0・1・12
・ジャスパーゴールド 4・2・3・20
・ボイラーハウス 4・2・5・16
6)結 論
連勝中のサンライズフレームは、前走スタートで出遅れての一気差しですから、実力的にGⅡ戦でも十分通用しそうですが、ここは高齢馬が活躍しているデータもありますし、格から言って、前走武蔵野S組から中心馬を選ぶ方が、妥当というか「安全策」のような気もします。となると、同レース2着のタガノビューティーが最右翼、続いて、6着のベルダーイメルと10着のヘリオスとなりますが、やや「出がらし感」というか、昔の名前で出ている印象もあるので、希望的には新進の馬に出て来てもらいたい感じです。期待しているのは、5歳牝馬のアルファマムです。後ろから差し脚を決めるパターンが多いので、成績が極端ですが、前走霜月Sの上がり脚34.7秒は、上に挙げた4頭と御しても、全然ひけをとらないと思いますので、上のデータから導き出したというよりも、個人的な期待感の方が前に出てしまいますが、今日の段階ではこの馬を主軸の一番手としておきます。あと、距離がもてばでアームズレイン、地方で実績を積んできたシャマルあたりの好走にも注意しておこうと思います。
明日は京都のシルクロードSを検討をしてみようと思います。GⅠ高松宮記念と縁があるレースですので、こちらも楽しみです。本日もお読みいただきありがとうございました。朝から風が強いですが、今日も一日無事に終わりますように。
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