今朝は暖かいです。暖冬に慣れてるせいか「最強寒波」などと言われると身構えてしまいますが、週中から寒くなるのは確かなようで、土日は例年どおりの冬場のレースに戻りそうです。
今日は京都の重賞レース、シルクロードSを検討してみます。GⅠ高松宮記念まではまだ間がありますが、ここで好走すると、本番でも上位に来ている傾向は看過できません(去年は1・2着馬が本番で2・1着でした!)。今年も本番で上位を狙えそうな馬が参戦しているので楽しみです。競馬ラボの出馬表には、まだ斤量が反映されていませんが、一応下に載せておきます。
シルクロードS【2024年1月28日京都11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)
シルクロードステークスの過去10年データ、好走馬一覧(2024年1月28日京都11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)
京都競馬場での施行は4年ぶりで、中京開催の3年と傾向が変わってくると思いますので、中京の近3年とそれ以前の京都開催の過去7年の3着以内馬のデータを併記してみます。
1)斤量(ハンデ) ※( )内は今回の該当馬。左頭数が中京の過去3年。右頭数が京都のその前7年。
中京 京都
・58㌔ 1頭
・57.5㌔ 2頭 1頭
・57㌔ 1頭 4頭(オタルエバー サンライズオネスト ホープフルサイン)
・56.5㌔ 1頭 1頭
・56㌔ 3頭 3頭(カイザーメランジェ ディヴィナシオン テイエムスパーダ メイショウソラフネ)
・55.5㌔ 1頭
・55㌔ 1頭 6頭(カルネアサーダ カワキタレブリー サトノラムセス サンライズロナウド
ショウナンハクラク)
・54㌔ 1頭 1頭
・53㌔ 3頭(ドグマ)
2)前走(ステップ)※( )内は今回の該当馬、〇数字は人気順
〇淀短距離S 6頭(メイショウソラフネ⑥2着 カルネアサーダ④4着 サトノラムセス⑮4着
ショウナンハクラク⑤7着 カワキタレブリー⑭10着)
〇京阪杯 1頭 4頭(ルガル①2着 トゥラヴェスーラ⑫4着)
〇スプリンターズS 2頭 1頭(テイエムスパーダ⑩14着)
〇尾張S 2頭(※別条件で施行)
〇タンザイナイトS 2頭 (ホープフルサイン⑨2着)
ちなみに、前走との間隔を見ると、突出して多いのは中2週です。今回該当するのは、前走カーバンクルS組と新春S組です。
3)性齢 ※頭数は延べ数
〇4歳 4頭/6頭 〇5歳 1頭/6頭 〇6歳 3頭/6頭 〇7歳以上 1頭/3頭
/◇牝馬 3頭/7頭 ◇騸馬 0頭/0頭
4)血統
中京開催の近3年はサンデー系が優勢でしたが、その前の京都開催はミスタープロスペクター系の方が強かった印象です。この一年でも、京都の芝1200で一番成績がよいのはミスプロ系のロードカナロア産駒(キングカメハメハの子)ですので、この血脈で拾っておくのがよいと思います。
〇父ミスタープロスペクター系(ロードカナロア ドゥラメンテなど)
・エターナルタイム:父ロードカナロア/母父ハーツクライ(サンデー系)
・オタルエバー:父リオンディーズ/母父Redoute's Choice(ノーザンダンサー系)
・カイザーメランジェ:父サクラオリオン/母父サクラプレジデント(サンデー系)
・サトノラムセス:父ルーラーシップ/母父ディープインパクト(サンデー系)
・ホープフルサイン:父モンテロッソ/母父グラスワンダー(ロベルト系)
・ルガル:父ドゥラメンテ/母父New Approach(ノーザンダンサー系)
5)JRAホームページのデータ分析
JRAのホームページのデータ分析で強調されている点は以下のとおりです。
(データ分析:シルクロードステークス 今週の注目レース JRA)
①前走も京都芝1200の馬に注目
②前走掲示板(5着以内)
③ここ5年で4勝の4歳馬が活躍
④優勝馬は牡馬56㌔以上、牝馬55㌔以上
①~④をすべて満たすのはルガルだけです。③を除けば、トゥラヴェスーラ、カルネアサーダ、メイショウソラフネらも浮上してきます。
6)宮田式バイオリズム
最後に、宮田式バイオリズムが◎の馬を見ておきます。
・ショウナンハクラク 4・0・2・13
・ジューンオレンジ 4・1・1・5
・リバーラ 2・0・1・4
6)結 論
データ的に最もふさわしいのはルガルです。前走京阪杯ではトウシンマカオに競り負けましたが、明け4歳の伸びしろを考えれば、斤量増のハンデを補って好勝負可能と思えます。ただ、ここはハンデ戦でもあるので、JRAの分析とは見解が異なりますが、軽量馬にも目星を付けておきたいところです。マイル路線から転戦してくるエターナルタイムは、活躍傾向の牝馬で54㌔は、何やら無気味さが漂います。前走富士Sは②人気7着に敗れましたが、勝ったナミュールは次走マイルCS勝ちで、他もGⅠ戦に出走するメンバー相手でしたから、実力の程は確かでしょう。ルメール騎乗なので人気になるかもしれませんが、ルガルを逆転するとすれば、この馬かなという感じがします。それから、実績馬のアグリはここを叩いてからだと思うので、今回は一枚割引きかなと思います。あと、穴っぽいところでは、サンライズオネストの復活とカワキタレブリーの「一発芸」があるか、というところです。いずれにしても、人気上位2頭とあと一頭は人気薄というヒモ荒れパターンを期待しています。
今週は小倉の土日のメインがともに1200なので、「ビッグアーサー(サクラバクシンオー系)狙い」が通用するかどうか、検討してみようと思います。本日もお読みいただきありがとうございました。今晩あたりから寒くなりそうです。暖かくしてお過ごしください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます