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レース展望と回顧、馬券術について

6/20(木) パラダイスSの展望

2024-06-20 | 分析
 今日は日曜のグランプリ宝塚記念の「裏番組」というか、直前の東京11RパラダイスSを検討してみます。何気に去年のレース予想を確認したら、これもまた(前日の天保山Sに続き)「大的中」していて、今年もやる気が出ますねぇ。
 
 今年のポイントは3歳勢の参戦、特にNHKマイルで3着のロジリオンの末脚が古馬勢に通用するかどうかでしょう。先週の米子Sでは3歳のノーブルロジャーが①人気で4着でした。去年の3歳に比べると、今年の3歳の方がやれるのではと思いますが、ロジリオンはどうでしょうか。早速、過去10年のデータを項目ごとに見てみます。
 
 
1)斤量(ハンデ)  ※( )内は今回の該当馬 
 ・57㌔     3
 56.5㌔   1頭
 ・56㌔     7グレイイングリーン ディヴィナシオン
 55㌔     3頭
 ・54㌔     9頭エナジーグラン ドロップオブライト ロジリオン 
 ・53㌔     3頭  
 ・52㌔     4頭
 
2)前走(ステップ) ※( )内は今回の該当馬、〇数字は前走の単勝人気順
 〇京王杯SC   4リュミエールノワル④5着 メイショウチタン⑨8着
                グランデマーレ⑪9着)
 〇安土城S    4グレイイングリーン④2着 シングザットソング①3着
                アサヒ⑪5着 ドロップオブライト②6着
                ボルザコフスキー⑦7着 スコールユニバンス⑯12着
                エナジーグラン⑫13着 ゴールデンシロップ⑬14着)
 〇谷川岳S    4アルーリングウェイ⑫5着
 〇阪急杯     3頭*該当なし
 〇ヴィクトリアM 2頭*該当なし
 〇米子S     2頭フリームファクシ⑥10着
 〇フリーウェイS 2頭*該当なし
 
 前走との間隔(ローテーション)では、中5週が最多、次いで中3週で、半数以上が中3~6週に収まります。ちなみに、①は京王杯SC組、②は安土城S組のほか、オーキッドロマンス(葵S)サトノペルセウス(渡月橋S)が該当します。
 
3)性齢 ※頭数は延べ数
 〇3歳   1頭  〇4歳 2頭  〇5歳 17頭  〇6歳 6頭  〇7歳 4頭
/〇牝馬  11頭  〇騸馬  2頭  
 
 去年の1着馬はビューティフルデイ、3着は今年のGⅠヴィクトリアマイルを制したテンハッピーローズでしたが、5歳牝馬には要注意です。今年は5頭登録しています。
 
4)血統
 これは難解です。時節柄、道悪になれば、母系のノーザンダンサーの底力が頼りになりそうですが、今年は梅雨入りが遅れていて、土曜は天気が持ちそうなので、良馬場でレースができそうです。ミスプロ系のパワーとスピードも魅力ですが、直近の東京芝1400の成績を見ると、ディープインパクト系の伸び脚を評価するのがいいようです。
 ※サンデー系=  、ノーザンダンサー系=  ミスプロ系=  
  ナスルーラ系=  、ロベルト系=  
 
 ・オーキッドロマンス  :ロジャーバローズ/母父スニッツェル(Danzig)
 ・グラスミヤラビ    サトノアラジン/母父ジャングルポケット(トニービン)
 ・グレイイングリーン  :ディープインパクト/母父Crosing Argument(Man o' War)
 ・コムストックロード  :シルバーステート/母父Diesis(Native Dancer)
 ・サトノペルセウス   ディープインパクト/母父Dubai Destination(Kingmambo)
 ・ドロップオブライト  :トーセンラー/母父フレンチデピュティ(Vice Regent)
 ・ボルザコフスキー   :キズナ/母父Orpen(Danzig)
 
5)JRAホームページのデータ分析
 Gレースではないため、JRAのホームページにデータ分析はありません。
 
6)宮田式バイオリズム 
 ・オーキッドロマンス   2・2・2・3 
 ・ディヴィナシオン    4・8・4・35
 ・ボルザコフスキー    5・4・3・13
 ・ロジリオン       2・2・1・2
 
7)結 論  
 ハンデ54㌔ならば3歳のロジリオンが古馬のあいだに入っても通用しそうな感じがしますが、もしそうであれば、ロジリオンより1㌔軽いオーキッドロマンスもロジリオンと好勝負を演じてきた馬だけに、こちらにも要注意だと思います。前走の葵S10着は初の1200で、先行して息を入れる間もないまま潰れてしまった感じですから、前走が尾を引いていなければ巻き返し可能でしょう。まず、3歳のこの2頭を評価した上で、中心視するのは、グレイイングリーンです。1400は同馬にとって最も能力を発揮できる距離です。他馬が57㌔を背負わされる中、斤量56㌔で走れるのは有利と見ます。相手は、上の3歳2頭のほか、牝馬の5歳ドロップオブライトと4歳シングザットソング、天保山Sにも登録があるボルザコフスキー、京王杯SC組からリュミエールノワルメイショウチタングランデマーレまででしょうか。ハンデ戦ですから、軽ハンデ馬が連に絡んでヒモ荒れになることを期待します。
 ということで、今日の段階では、
 グレイイングリーン 〇ロジリオン ▲オーキッドロマンス △グランデマーレ 
でまとめておきます。昨日に続いて、こちらも難解です。
 
 本日もお読みいただきありがとうございました。明日は宝塚記念の追い切り情報を集めてみます。梅雨入り前の貴重な晴日となりそうです。今日も一日がんばりましょう。

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