土曜新潟 ＢＳＮ賞の展望

　※ヴァンヤールの「宮田式バイオリズム」の訂正をしました。

　相変わらず昼間は毎日暑いですけど、夜に聞こえてくる虫の音がだんだん大きくなってきて、季節は秋に向かっているのかなという感じはします。気象衛星の画像を見ると、中国の北京や東北部あたりに晴れているところが見えますが、たぶんここら辺まで「秋」が来ているんでしょう。あともう少しなんですけどねぇ。

　さて、今日は土曜新潟のＢＳＮ（新潟放送）賞を検討してみます。ダート1800のハンデ戦。ここ2年は二桁人気の馬が3着に入って、けっこうな好配当となっています。先週のように穴馬を逃がさず引っかけて、何とか日曜につなげられるといいのですが。

ＢＳＮ賞【2023年8月26日新潟11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

ＢＳＮ賞の過去10年データ、好走馬一覧（2023年8月26日新潟11R） | 競馬ラボ (keibalab.jp)

　さて、では過去10年のデータからレース傾向を探ってみようと思います。まず、ハンデ戦ですので3着以内馬の斤量から見てみます。

　1）斤量分布

　・５７㌔　　　　　　3頭

　・５６．５㌔　　　　1頭

　・５６㌔　　　　　　6頭

　・５５㌔　　　　　　8頭　

　・５４㌔　　　　　　5頭

　・５３㌔　　　　　　3頭

　・５２㌔　　　　　　3頭

　・５１㌔　　　　　　1頭

　中位ハンデ馬が優勢で、他のハンデ戦に比べれば、軽量の馬たちが苦戦気味です。狙いは斤量54～56㌔の馬たちでしょう。今回は出走13頭中9頭がこの範囲の斤量ですから、馬名は挙げません。

 

　つづいて、性齢です。

　2）性齢分布

　・3歳＝3頭　　・4歳＝9頭　　・5歳＝12頭　　・6歳＝6頭　　・8歳＝1頭

　〇牝馬　2頭　　〇騸馬　3頭

　5歳馬が最も多く全体の40％。続いて4歳が30％、6歳が20％、3歳が10％です。5歳馬が若干有利というくらいでしょう。むしろ、ダートのopレースとしては3歳馬の頑張りが目に付きます（今回3歳馬はいませんが）。

 

　つづいて、主な馬の良馬場の持ち時計（今年と去年）の比較です。良馬場5回の平均勝ち時計は1分50秒86、上がりの平均は37.04秒です。新潟のダートであることを考えても、他場で1分52秒台は出していないと苦しい感じがします（〇数字は人気順、□数字は着順です）。

　3）持ち時計

・牡5　57ヴァンヤール　　　　22/11/06阪神　ＧⅢ・みやこＳ　　　56　⑭6⃣　1分51秒9　36.9　

・牡4　55オディロン　　　　　23/07/16中京　Ｌ・名鉄杯　　　　　57　⑦4⃣　1分52秒6　37.4

・牡5　56ガンダルフ　　　　　22/12/04中山　３勝・市川Ｓ　　　　56　②2⃣　1分51秒4　37.6

・牡7　58ゲンパチルシファー　22/04/10中山　ＯＰ・卯月Ｓ　　　　56　③4⃣　1分52秒3　37.8

・牡5　55サンマルレジェンド　23/05/13京都　３勝・上賀茂Ｓ　　　58　⑥2⃣　1分52秒5　38.5　

・牡7　57スマッシングハーツ　23/01/22中京　ＧⅢ・東海Ｓ　　　　57　⑥5⃣　1分52秒3　36.7　

・牡7　58ブルベアイリーデ　　22/06/12中京　ＯＰ・三宮Ｓ　　　　57　④7⃣　1分51秒8　37.9

・牡4　56ヘラルドバローズ　　22/06/05中京　１勝クラス　　　　　54　①1⃣　1分52秒7　37.3

 

　前走のステップも見ておきましょう。条件変更されたレースが多いのであてにはなりませんが（ジュライＳはありません）、多いものは以下のとおりです。　

　4）臨戦過程

　・ジュライＳ　　　　　　4頭

　・名鉄杯　　　　　　　　3頭

　・アハルテケＳ、欅Ｓ、スレイプニルＳ、プロキオンＳ、阿蘇Ｓ、白川郷Ｓ、レパードＳ

　　以上　　　　　　　　　各2頭

 

　5）血統

　血統はそれほど強く出ている感じはしません。ぱっと見、父系のキングカメハメハが目に付く程度ですが、今回のメンバーで該当するのは1頭だけです。あと、念のため、ドゥラメンテ（父キンカメ）産駒とトゥザグローリー（同）産駒も挙げておきます。

　・ガンダルフ　：父キングカメハメハ　

　・アイコンテーラー：父ドゥラメンテ

　・ゲンパチルシファー：父トゥザグローリー

　・フォーヴィズム：父ドゥラメンテ

 

　最後は、宮田式バイオリズムが◎の馬です。

　6）宮田式バイオリズム　◎

　・アイコンテーラー　　　　4・1・3・11

　・ヴァンヤール　　　　　　5・5・2・7　　←◎でなく〇の間違いでした（追記）

　・サンマルレジェンド　　　9・2・0・4

　

　時計的には、ガンダルフとヴァンヤールがよく、斤量差と血統でガンダルフを推したいところですが、バイオリズムを考えると、ヴァンヤールですねぇ。去年4着ですし。でも斤量は3㌔増しですか。迷いますが、斤量57㌔でもぎりぎり3着以内に粘れると踏んで、今日のところはヴァンヤールを1番手とし、ガンダルフは2番手としておきます。たぶんどちらも人気になるでしょうけど。あと、初ダートのアイコンテーラーがどんな走りを見せるか。このメンバーなら斤量的にあっさりということもあり得ると思えますので、一応の警戒はしておこうと思っています。

　ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。暑い毎日ですが、何とか無事に一日過ごせますように。