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レース展望と回顧、馬券術について

日曜札幌 キーンランドCの展望

2023-08-22 | 予想

 

 競馬と関係ないですけど、例の原発の処理水は本当に今月中に福島沖に放出するつもりなんですかね? 溜まってる以上、何とかしないといけないのはわかりますが、いくら「安全」って言ったって、同じものを東京湾には流せない(流さない)わけでしょう。福島の漁師さんが言ってましたけど、「万一何か出たら、終わりだ」って。そしたら、また隠すんですかね?

処理水 早ければ24日放出開始で最終調整 岸田首相【詳しく】 | NHK | 福島第一原発 処理水

 出だしからこのニュースでテンションが下がってしまいましたが、今日は日曜日の札幌キーンランドカップを検討してみます。まだGⅠスプリンターSは先の話ですが、格好の叩き台と見て、GⅠ馬候補の先鋭たちが多数参戦してきました。予想を三場開催の札幌まで手を広げると、あたふたと余裕がなくて嫌なのですが、先週土日の馬券成績がわりと好調だったので、調子づいて今回も意欲的に狙っていこうかと思っています。

キーンランドカップ【2023年8月27日札幌11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

キーンランドカップの過去10年データ、好走馬一覧(2023年8月27日札幌11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 人気薄が突っ込んでくることがなくもないですが、過去のデータを眺めると、だいたい人気上位の馬で決まっている感じがします。ただ、この前の札幌記念のように、実力馬の仕上がり具合が遅れていたりすると、よもやの伏兵に足元(脚元)をすくわれることもあるでしょう。まずは、いつものように過去10年のレース傾向を押さえておこうと思います。

 最初は性齢です。3着以内に入った延べ30頭の性齢は以下のとおりです。

 ・3歳=5頭  ・4歳=10頭  ・5歳=10頭  ・6歳=2頭  ・7歳=1頭  ・8歳以上=2頭

 〇牝馬 18頭   〇騸馬 2頭 

 3~5歳馬が全体の8割以上ですので、高齢の馬たちにはちょと苦しいレースのようです。GⅠ馬ナランフレグは7歳で、斤量も58㌔あるので、人気を下げそうな今回は狙い目なのですが、どんなもんかなという感じです。他方、3着以内の6割が牝馬というデータは、4歳のナムラクレアをはじめ、牝馬たちには好都合です。

 つづいて臨戦過程です。3着以内馬の前走は多い順に以下のとおりとなります。( )は今回の該当馬、〇数字は着順です。

 ・UHB     7頭 (シナモンスティック① サトノアイ③ レッドベルオーブ⑤ マイネルジェロディ⑥

               コムストックロード⑦ ロードマックス⑨ タイセイアベニール⑫)

 ・函館SS    7頭 (キミワクイーン① ジュビリーヘッド② トウシンマカオ③ ブトンドール⑤

               ヴァトレニ⑦ レイハリア⑬)

 ・アイビスSD  3頭 (※該当馬なし)

 

 JRAのHPのデータ分析には、こんな記事もあります。

前走1番人気もしくは1着馬に注目

2017年以降の優勝馬は、前走で1番人気に支持されていたか、1着になっていた。前走で1番人気に応えられなかった馬の巻き返しや、前走で勝っていた馬の勢いには注目だ。

データ分析:キーンランドカップ 今週の注目レース JRA

 これに該当するのは、

 ・キミワクイーン(函館SS①)

 ・シナモンスティック(UHB賞①)

 ・シュバルツカイザー(しらかばS①)

 ・ゾンニッヒ(青函S①)

 ・トウシンマカオ(函館SS 1人気③)  などです。

 

 洋芝適性も重要ですので、札幌(と函館)で戦績の良い馬も拾っておきます。好相性の馬が多いので主要馬のみです。

 ・ヴァトレニ        4・0・1・1 (2022年キーンランドC③ 

 ・シュバルツカイザー    3・1・0・1 (2023年しらかばS①)

 ・キミワクイーン      2・0・0・0 (2023年函館SS①)

 ・カイザーメランジェ    2・0・1・5 (2019年函館SS① 今年3走は4着以下)

 ・ブトンドール       2・0・0・1 (2022函館2歳S①)

 ・ジュビリーヘッド     1・4・0・1 (2023年函館SS②)

 ・タイセイアベニール    1・4・1・7 (2022函館SS③ 以後2戦は二桁着順)

 ・イーサンパンサー     1・3・0・3 (2019年1勝クラス1着 近走は3敗とも二桁着順)

 ・ナムラクレア       1・0・0・0 (2022函館SS①)

 ・シナモンスティック    1・0・0・0 (2023年UHB賞①)

 ・ゾンニッヒ        1・0・0・0 (2023年青函S①)

 ・サトノアイ        1・0・1・2 (2023年UHB賞③)

 ・ウインマーベル      0・1・3・1 2022年キーンランドC②

 ・トウシンマカオ      0・0・1・1 (2023函館SS③)

 最後に宮田式バイオリズムがの馬を確認しておきます。

 ・キミワクイーン      5・2・0・4

 ・コムストックロード    2・3・1・14

 ・シュバルツカイザー    5・2・0・8

 ・ナランフレグ       6・5・4・20

 ・ブトンドール       2・1・0・4

 ・レイハリア        4・1・0・12

 ・ロードマックス      3・1・0・15

 データ的に条件が複数合致するのはキミワクイーンです。前走の函館SSは中位の後ろから進み直線で豪快な末脚を炸裂させました。同世代にナランフレグナムラクレアの誤りでした)やトウシンマカオ、ウインマーベルなどの実績馬がいますが、これらと互しても十分好勝負が見込めると思います。その他、実績馬が強いとは思いますが、穴馬として、レイハリアとシュバルツカイザーあたりには印をつけておこうかと思っています。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。今日も朝から暑いですが、にわか雨はあるかも知れませんので、外仕事は要注意です。急な土砂降りで濡れませんように。


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