今日は土曜東京メインのキャピタルSを検討してみます。去年は(意外に)堅く収まりましたが、過去10年では①人気が馬券になったレースが4/10、②人気は5/10で、あまりあてにならず、二桁人気もよく連に絡んでいますので、何やら不穏な空気が漂います。外国人騎手も騎乗することですし(たぶん?)、これはJC前日に一稼ぎするチャンスでしょう。過去10年の3着以内馬の傾向を見ながら、主軸馬の目星をつけてみようと思います。
1)前走(ステップ) ※( )内は今回該当する馬で、〇数字は単勝人気順
〇富士S 8頭(ロジリオン⑨3着 レッドモンレーヴ③9着
ゴンバデカーブース⑤10着 エアロロノア⑬13着)
〇ポートアイランドS 5頭(アスクコンナモンダ③1着)
〇スワンS 3頭(マテンロウオリオン⑰7着)
〇紅葉S 2頭(ウォーターリヒト①1着)
※紅葉Sは今年よりキングカメハメハ杯に名称変更
ちなみに、間隔で言えば、中3・4週(上の富士S組、スワンS組、キンカメ杯組のほかではグレイイングリーン、ラケマーダ)、中7週(同ポートIS組のほかでは、トロヴァトーレ)が多く、半年以上ぶりの久々の馬もわりと馬券に絡む印象です。
2)性齢 ※頭数は延べ数
〇3歳 6頭 〇4歳 12頭 〇5歳 4頭
〇6歳 7頭 〇7歳 1頭
/〇牝馬 2頭 〇騸馬 0頭
4歳馬中心です。3歳勢は2018年タワーオブロンドンの②人気2着以来、ここ5年は昨年の4着が最高で、やや劣勢という感じです。今年はロジリオンやゴンバデカーブースなど、3歳の実力馬が参戦しますが、どうなるでしょうか。
3)血統
流行廃りがあってやや難解です。ここ3年は父ディープインパクト系が来ています。あまり強調できる程ではありませんが、数も多くないので、一応この血統で該当馬を拾ってみます。
※サンデー系= 、ノーザンダンサー系= 、ミスプロ系= 、
ナスルーラ系= 、ロベルト系=
・グラスミヤラビ :父サトノアラジン(ディープインパクト)/母父ジャングルポケット(トニービン)
・グレイイングリーン:父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Closing Argument(Man o'War系)
・ドナベティ :父リアルスティール(ディープインパクト)/母父Malibu Moon(A.P.Indy)
・ドーブネ :父ディープインパクト(サンデーサイレンス)/母父Footstepsinthasand(Storm Bird系)
4)JRAホームページのデータ分析
Gレースではないため、分析はありません。
5)宮田式バイオリズム◎
・ゴンバデカーブース 2・0・0・3
・スコールユニバンス 4・7・2・22
・トロヴァトーレ 4・1・0・2
・メイショウチタン 5・4・3・27
6)結 論
近年劣勢の3歳馬ですが、今回のメンバーならば互角と見て、前走富士S組からゴンバデカーブースを中心視します。同じく3歳のロジリオンには2連敗で、前走も先着を許しましたが、上がり脚では負けていませんでしたし、坂を上がってからの伸びがイマイチだったのは、久々で馬体が16㌔増えていたせいもあるでしょう。叩いた今回は違ってくると思います。相手は、同じ3歳ならロジリオンよりもトロヴァトーレの勢いを評価しようかと思います。その他では、実績馬からレッドモンレーヴ、アスクコンナモンダ、サンライズロナウドに、昨年の勝ち馬で今年も57㌔で出られるドーブネも外せません。それから、前走クイーンSで①人気10着だったウンブライルも今回は巻き返しがあって当然です。あと、マテンロウオリオンやグレイイングリーンもいますが、そこまで手が回るか。伏兵ならばメイショウチタンも加えなければならないでしょう。
ということで、
◎ゴンバデカーブース 〇トロヴァトーレ ▲レッドモンレーヴ △ウンブライル……
でまとめてみます。レッドモンレーヴとウンブライルが人気を落とすようなら好馬券になりそうです。JC前日に軍資金が確保できるとよいのですが。
明日はJCの調教具合を見てみます。本日もお読みいただきありがとうございました。週末まであと一息ですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます