Quelque chose?

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ミュージカル「ペテン師と詐欺師」

2019-09-15 | バレエ・ダンス・ミュージカルなど
久しぶりに東銀座駅で下りて、新橋演舞場に行ってきた。

福田雄一演出、石丸幹二&山田孝之のミュージカル、「ペテン師と詐欺師」を鑑賞。

スタッフとキャストを聞いて、これは絶対面白いだろうと思ってチケットを買っておいたのである。
結果、
とても楽しかったです。


演舞場には早めに着いて、まずは限定ランチを予約。そんなにすぐに売り切れるようなことはないらしかったが、並んで予約することになるので希望される方は早めに演舞場に着いた方が安心。



12時、いよいよ開幕。

石丸さんの、声量が豊かでダンディな詐欺師ぶりはもちろん安定だけど、山田孝之さんのアメリカン詐欺師もかなりハマっている。
と言うか声も出ているし熱演だ。実は今まで山田さんと言うと勇者ヨシヒコとかウシジマくんとかジョージアとか(…)でしか知らなかったのであるが(すみません)、実は「フル・モンティ」にも出ていたのですね。ミュージカルなどの舞台でもかなり”切れるl人だなと印象が変わった。

女優陣も素晴らしい。「大金持ちの未亡人ミュリエル」の保坂知寿さんは艶やかな声と演技で、舞台と現実をつなげる役回り。「石油王の娘ジョリーン」の大和田美帆さんもノリノリ。”ソープクイーン”クリスティ一ンは宮澤エマさん。音程の取りにくい曲ではちょっと頑張れ!?と思われるところもあったが、後半のどんでん返しでは圧巻の表情だった。

岸さんも素敵だったし、何より主役を囲んで歌って踊るみなさんが、とても楽しんでさまざまな役どころを演じているのが伝わってきて、舞台の雰囲気を作り上げていた。

ランチは、内容を考えると正直値段的には高い気がしないでもなかったけれど、短い休憩時間に、座席から食堂に行けばもうすべてセットされていて、会計も事前に済んでいるので時間を有効に使えるし、幕の内弁当に比べたらやはりリビエラ感(?)がある。ホントか。
ちなみに、ワインセットにしたら小瓶がついてきた。




一幕も二幕もところどころで会場から笑いが。
総じて、楽しいミュージカルでした。
おすすめ。