Quelque chose?

医療と向き合いながら、毎日少しずつ何かを。

「ブルース・ブラザーズ」

2020-04-18 | 本・映画・テレビ
自粛だし大雨だし、何かちょっと笑える映画を観たいなあと思い、

まずは「サボテン・ブラザーズThe three amigos」を探してみたけれどAmazonでもNetflixでも配信がないようで(アメリカかどこかのAmazonにはあるみたいではあったが)、

なんとなく思い立って「ブルース・ブラザーズ」を観ることに。
いや別に「ブラザーズ」繋がりではなくて、たまたまコメディを検索していたところ、今だけAmazonプライムで無料みたいだったからである。

ちゃんと観たことなかったなあ、これ。





1980年、古き良き時代…というのだろうか? 大らかで大雑把で、発展していく大国の余裕がアメリカにあった頃か。
ジョン・ベルーシとダン・エイクロイドが主演。黒スーツに黒の帽子、黒のサングラスのいでたち。あと、彼らを狙う謎の女はキャリー・フィッシャーだったのだな!

物語は、兄ジェイクが刑務所から仮出所し、迎えにきた弟エルウッドと、育った孤児院に向かうところから始まる。そこで二人を育てたシスターから、孤児院の危機を聞かされ…

あとはドタバタである。
よくもこんなに…と思うくらいのカーチェイスでモールを暴走したりシカゴの街が大混乱になったり、銃撃あり爆破あり、今だったらテロを想起させられる場面だらけ(!)なのだが、

誰も死なない(死んでる場面がない)のと、愛すべき黒ずくめの主役二人の歌やダンス、ノリのいいブルース、
そして「密」になってお互いに関わり合い、笑い合う登場人物たちのおかげで、
911以前の、まだテロの脅威が今日ほど高くはなかった時代に戻ったような気分になって、笑って見ていられるのかと思う。